今回もゴールデンウィークネタで、テーマは「GW中の重要イベントについて」です。
当然ですが、ゴールデンウィークにしろ新天皇即位による特別休日(?)にしろ、外国の方にとっては特に関係がなく、為替相場も平常営業ですので指標やイベントが10連休中に目白押しとなっています。
また、ドル円相場に関しては国内勢が不在という事で、イベントや指標をきっかけに何かと狙われそうな状況です。
ですので、本記事がトレード戦略を立てる一助になればと思います。では、早速見ていきましょう。
Contents
1.4月29日(月) アメリカの個人消費支出
10連休最初の2日は土日なので、29日月曜日から海外のイベントがあります。
29日の注目はアメリカの個人消費支出ですね。21:30からです。
先月はこれが良くてドル買いがしばらく入っていましたが、今月はどうなるでしょうか。正直ここから大きく動くイメージはあまり無いのですが、結果がよければ米ドルの利上げ期待が進む可能性がありそうです。
2.4月30日(火) EUの四半期GDPの速報値
4月30日はEUの四半期GDPの速報値が出ます。
こちらもあまり動くイメージは無いのですが、サプライズがあればという感じですかね。発表時にユーロドルが何処にいるのか分かりませんが、そちらも注視しておきたいですね。
後はメキシコも同様に四半期GDPの速報値が出ます。
メキシカントレーダーの方はご注意を。
3.5月1日(水) ADP雇用統計 ISM FOMC
この日が一つの山場となっております。アメリカの重要イベントが目白押しで、米ドルdayと言えるでしょう。
まずは21:15分のADP雇用統計ですね。民間企業が発表するプチ雇用統計みたいなやつで私は存在意義をよく分かっていないのですが、多少は律儀に動いてくれます。これがまず一つ。
で、次に23時にISMですね。最近は雇用統計よりも大きく動く印象があります。動き方がかなり激しいので私はパスです。
で、最後に大本命のFOMCがあります。
市場の注目は利上げに関するアナウンスですが(流石にサプライズ利上げは無いと思っています)最近はアメリカ経済指標が好調という事で、市場が勝手に利上げを期待しているようなフシがあります。
まあ、私は素人なのでパウエル先生達が何を言い出すのかは予想出来ませんが、ここから急激に流れが変わったり、仕掛けが入る可能性は少なからずあると言えるでしょう。特にドル円のポジションを持たれている方は要注意です。FOMCがGW中の最重要イベントとなる可能性は非常に高いです。
4.5月2日(木) 独仏PMI BOE金利発表
大注目は独仏PMIです。
ここ最近、ユーロドルを奈落の底に落とし続けている悪魔の指標ですね。前日のFOMCに対抗を張れる超重要指標です。
とはいえ、結果も値動きの仕方も私レベルでは分かるはずもないので、家にいても観戦に終始しそうです。
それとBOEの金利発表等ですね。ポンドは先程のPMIと割と連動して動きますが、これもあるのでポンドを触っている方はご注意を。
5.5月3日(金) 雇用統計 ISM総合
ADPがあったという事は・・・そうです、本チャンの雇用統計ですね。
21:30から、月に一度のお祭りが始まります。
もっとも、現在は雇用統計が動かなくなってから久しく、最近に至っては初動だけそれっぽい動きをするだけの妙なイベントと化していますので、基本的にはパスでいいのでは無いでしょうか。
次が重要指標です。
ISMの総合ですね。恐らく雇用統計よりもこちらが重視されるのでは無いでしょうか。雇用統計と方向が一緒であれば、2つ合わせてで大きく動く可能性もあるでしょう。
6.5月6日(月)
10連休最終日ですが特に無し・・・だと思います(笑)気になる方は確認して下さい。
まとめ
- GW中のイベントはとりあえず本命FOMC、対抗独仏PMI、大穴雇用統計と言った感じではないでしょうか。ISMにも要注意ですね。
- イベントに関わらず、円がらみの通貨ペアはお得意の早朝ストップ狩りがある可能性もあるのでお気をつけ下さい。
- とりあえずFOMCの時は外出しないようにします(笑)
大体こんな感じですね。勿論、他の細かい指標等もありますので、トレードをする方は各自ご確認いただければと思います。繰り返しになりますが、GW中は何かと仕掛けを狙われそうですので、暴落によるスプレッド拡大の可能性も考えておきたい所です。
個人的には、熱い雇用統計を見てみたい気がします。私がFXを始めて物心ついた時には、もう動かないイベントになっていましたので・・・
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