ビットコインはいくらから始められる?少額で投資する方法

キャッシュレス時代の進展を睨み、新しい投資先として注目を集めているビットコイン。社会現象ともいえる急騰ぶりに、これから投資を考えている方もおられるでしょう。初めてビットコインを購入する方にとって気になるのが、いくらから買うことができるかです。そこで今回は、ビットコインの購入方法と、最低購入金額について解説します。

トライアルなら10分の1投資がおすすめ

ビットコインは30万円台に乗せたあと、強弱感が対立し2017年6月19日18時11分現在の価格で294,000円を付けています(bitFlyerの数値)。

ビットコインの通常の取引単位は1BTCで、上記の終値での購入なら約30万円の資金が必要になります。

30万円という金額は、株式投資では日常的に投資している金額で、それほど高額とはいえません。

ただ、ビットコインは値動きが激しく、30万円が60万円になる夢がある半面、15万円に半減するリスクもあります。

その場合、株式なら万が一値下がりしても、保有していれば配当や株主優待などによる収益がありますが、ビットコインにはそれらのインカムゲインは何もありません。

そこでリスクを少なくしたい方におすすめなのが、100分の1単位で購入できる少額投資。国内最大手取引所であるbitFlyer(ビットフライヤー)の場合、最低0.01BTCから投資できますので、購入金額はわずか3,000円程度。

しかし、この投資額では倍になったとしても3,000円ほどの利益でしかなく、わざわざビットコインを買う意味がない気がします。そう考えると、もっともバランスが良いのが10分の1投資です。

0.1BTCの投資額は30,000円ほどで、定位株を1単元買うのと同じ感覚。値下がりリスクをそれほど気にせずに投資でき、倍になれば30,000円とある程度まとまった利益を得ることができます。

初心者がトライアルとして投資するなら、10分の1単位から始めてみてはいかがでしょうか。

安定志向の方におすすめの、ビットコイン積み立て投資

値動きの大きさが魅力でもあるビットコインですが、それは同時に急落に遭うリスクが大きいデメリットにもなります。
その急落リスクを緩和する方法として、ビットコインの積み立て投資があります。

積み立て投資の良い点は、購入コストを平均化できること。毎月の積立額を同じに設定すれば、相場が高い時は少なく購入し、反対に安い時は多く購入することができます。これがドルコスト平均法を応用した投資手法です。

Zaifeの例では、月1万円の積み立ての場合、手数料250円が加算され、毎月27日に指定の銀行口座から10,250円が引き落とされます。平均24万円で買い付けたとすると、約2年で1BTCに達することができます。この間の手数料が合計6,000円掛かりますが、高値掴みの危険が無い分だけ、安心して投資できるのがメリットです。

少ないリスクで、ある程度の利益を得たいという安定志向の方は、積み立てでビットコイン投資デビューするのも良いのでは?

購入はパソコン、スマホで簡単にできる

では、bitFlyerを例に取り、購入方法をご紹介しましょう。必要なものは、パソコンまたはスマホ、メールアドレス、購入資金の3点。

まず、bitFlyerの公式サイトにアクセスし、取引アカウントを登録します(無料)。

ログインしたあとの手順は以下のようになります。

1 ビットコイン販売所のボタンをクリック。

2 円デポジット(購入資金)の入出金ボタンをクリックし、指定銀行(三井住友銀行、住信SBIネット銀行)に入金します。

3 購入数量を入力。単位は+1、+0.1、+0.01の3種類です。単位を入力したら、「コインを買う」をクリック。

4 注文確認画面になるので、「注文実行」をクリック。これで注文完了です。

アカウントの登録に多少手間が掛かりますが、一度登録すれば、あとは簡単に売買が可能になるので、ほぼ株式のネット取引と同じ感覚と考えて良いでしょう。

なお、ビットコイン取引所は株式市場のように取引時間の区切りは無く、24時間売買が可能です。

小売り大手がビットコイン決済導入でさらにヒートアップか?

2017年4月7日から、家電量販店大手のビックカメラが一部店舗でビットコインによる決済を開始。いよいよ小売りの大手企業が実際の導入を始めたことで、今後ますますビットコインの人気がヒートアップしそうです。

これからますます需要が増えることによって値上がりが見込めるビットコイン。これからも目が離せない相場展開が続きそうです。

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