急激な抜け毛への対策〜脱毛症に悩み丸坊主にした方と出会って〜

急激な抜け毛に直面した方に向けて、対策方法を書かせていただきます。

というのも、先日、ある女友達からLINEがありました。

学生時代からの付き合いで、自分がAGAを克服したことを全部知っている子です。

女友達
あのさ、私の知り合いの男の人で、最近ものすごく抜け毛が増えちゃった子がいるねん。35歳なんやけど。
管理人
えー、これまではハゲてなかったん?
女友達
うん。2ヶ月ぶりくらいに会ったら、ちょっと驚くぐらい、気の毒なレベルで・・・泣

話聞いたら、原因不明で、思い当たるフシは何もないみたい。むしろ昔よりストレスも減ってるはずなのに・・って。

管理人
2ヶ月って急激やな。それは、精神的にもキツいやろうな。。
女友達
うん。その人営業の仕事やから、毎日いろんな人に会いに行って、すごく辛いと思う。結局今は、丸坊主にしてるみたいやけど・・・

ちょっと相談乗ってあげてくれへん?私も同席するから。

管理人
いやちょっと待って。おそらく、それはAGAじゃないわ。

それに会うのは僕じゃなくて、とにかく早く医者やな。

サイトを運営している関係上、薄毛や抜け毛に関する質問はよくいただくのですが、今回は内容が重ためでした。

抜け毛が急激に増える人がいることは知っていますが、実際に身近で悩んでいる方は初めてです。

急激な抜け毛に直面している方は、ショックや動揺等が大きいと思いますので、参考になる部分だけ読んでいただければ幸いです。

では「急激な抜け毛、異常な抜け毛にはどう対処すべきか」について書きます。

抜け毛にはタイプがあります。

まず、抜け毛にはタイプがあります。

大きく分けると「進行する抜け毛」と「一時的な抜け毛」の2つです。

抜け毛のタイプ分け

①進行する抜け毛
・加齢による抜け毛・薄毛
・AGA(男性型脱毛症)

②一時的な抜け毛
・ストレス過剰による抜け毛
・血流障害による抜け毛
・病気が背景にある抜け毛(甲状腺の異常、鉄欠乏症等)
・薬物の影響による抜け毛(抗がん剤、インターフェロン等)
・頭皮トラブルによる抜け毛(皮膚炎等)
・円形脱毛症

「進行する抜け毛」には、「加齢による抜け毛」と「AGA(男性型脱毛症)」があります。加齢によるものは、自然な現象で誰にでも起こるものです。

また、AGAなら治療は簡単です。

AGAの発病の仕組みは解明されていますので、進行を抑える薬(フィナステリドorデュタステリド)や発毛を促進する薬(ミノキシジル)により治療が可能となっています。

自分も典型的なAGAでしたが、発毛専門クリニック「Dクリニック」に通院して治しました。

2010年9月18日撮影 23歳
脇坂クリニック初診時生え際写真2019年9月27日撮影   32歳

管理人
男性の髪の悩みの大半はAGAです。

自分のようにAGAなら治せるのです。ですが・・・

「AGA」じゃない方が厄介

問題は、抜け毛の原因が「AGA」ではない場合です。

あまりに急激な抜け毛はまず「AGA」ではありません。AGAは、毎日少しずつ髪の量が減っていくものなので数ヶ月で見違えるほど減るものではありません。

AGAではないとすると、ストレスによるもの、血流障害や頭皮のトラブル、薬や病気が原因のもの、円形脱毛症などがありますが、これらは、髪が抜けた原因に応じた対処法をしなければ改善しません。

そこで難しいのは、原因の特定です。

冒頭で紹介した方も、自分自身で「思い当たるフシがない」と言っています。本人にも全くわからないのです。また「ストレスではない」と本人は言っているようですが、実際にはどうかわかりません。

管理人
歯の銀歯を取り除いたことで改善した方もいます。

金属アレルギーからくる皮膚炎が原因の脱毛だったのです。

このように、急激な抜け毛の場合「抜け毛が増えた原因」を特定することこそが重要なのです。

とにかく早めに医者に相談すべし

なんとかしなきゃ!!と思って、自己流で対策することはオススメできません。

自分で勝手に原因を予想することもオススメできません。

確かに、医者に相談したからといって、原因がわからない可能性もあります。しかし、主治医の指示のもと対策するのと、自己流でやみくもに対策するのでは、精神的な不安やストレスに確実に差が出るはずです。

髪が急激に抜けると、それ自体が猛烈なストレスになります。

悪循環に陥ります。仕事なんて行きたくなくなるでしょうし、仕事の結果にも影響を及ぼしかねません。

とりあえず何か試してみるより、「とにかくまず医者に相談してみる」ことが重要です。

医者への相談はどこに行くべきか

お医者さんに相談すると言っても、どこに行けばいいのでしょうか?

  • 皮膚科
  • 精神科
  • 心療内科
  • 発毛専門クリニック
  • 大学病院

選択肢はこのくらいあると思いますが、家の近くにあるからという理由で選ぶのはよくないです。

皮膚科、精神科、心療内科はオススメできません。

まず、皮膚科、精神科、心療内科はオススメできません。

皮膚科は髪ではなく皮膚の専門です。抜け毛の原因が皮膚炎等なら対応できますが、原因によっては対応できないことが多いです。

また、精神科や心療内科に髪を生やす効果の高い治療方法ありません。精神的なストレスを和らげる方法で脱毛の症状を和らげようとするのみです。

オススメは発毛専門クリニック「Dクリニック」に相談

まず最初に行くべきは「発毛専門クリニック」です。

自分が通っているDクリニックでは、円形脱毛症をはじめAGA以外の脱毛も専門としているためオススメです。

Dクリニックにいる医師は皮膚科医です。ですが、「頭髪治療専門の皮膚科医」ですので、「髪」と「皮膚」両方の観点から総合的な治療ができます。

また、女性の薄毛も専門分野としており「抜け毛の原因の特定」と「原因に応じた処方」をテーマにしているクリニックです。

「無料カウンセリング制度」がありますので、まずは早めに相談に行くことをオススメします。

管理人
自分はAGAなので保険適用外ですが、AGAではない場合「自己免疫疾患等」と診断されれば保険適用で治療が可能です。

そういった内容も含めて、まずは話を聞きに行くことをオススメします。

全部の毛が抜け落ちるような状態だったら

無責任なことを言いたくないので、追記します。

脱毛があまりに進んでしまっている状態だと、発毛専門クリニックに相談にいっても、おそらく大学病院を紹介されることになると思います。

例えば円形脱毛症も、最初は1つの円から始まりますが、徐々にその円が増え、繋がり、ついには頭皮全体の髪が抜け落ちるということがあります。

これを全頭型と言いますが、さらに悪化すると汎発型といい、髪の毛だけではなく、ひげやすね毛、陰毛など、体の全ての体毛が抜け落ちてしまいます。

語弊を恐れずに言うと「こうなってからでは遅い」のです。

最近では「治療せず、ウィッグの着用を推奨する」という考えすら広がっています。
>>朝日新聞「円形脱毛症は治療しなくてもいい 学会が指針改定」

症状が進行すると、それほどに治療が難しいのです。

だからこそ早めに。今はまだ抜け毛が始まったばかりであっても「ひとまず様子をみる」のではなく、悪化する前に適切な対処をすることが重要です。

とにかく重要なことは、症状が悪化する前に医者に相談することなのです。

まとめ〜急激な抜け毛に悩む方へ〜

普段なら、ハゲくらい治せよ!とか、こういう対策をするべし!ということを書いています。

しかし、原因不明の急激な抜け毛となると、自分も体験したことがありません。もし自分が。。。と考えると、想像できる範囲でも恐ろしいものです。

無責任なことは書けませんでした。

長くなりましたが、結局は「とにかくまず医者に相談してください」としか言えません。

もちろん、シャンプーを弱酸性のアミノ酸系に替える等、できることはあるでしょうが、全て総合してお医者さんが指示してくれるはずです。

今後ともAGA対策を中心として、サイトを運営して行きますが、急激に抜け毛が増えたときにはこの記事を参考に、まずは発毛専門クリニック「Dクリニック」に相談に行ってください。

対応は抜群ですし、通院への勧誘等も一切ありません。ご安心ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。