うさぎの目が飛び出る病気の原因~うさぎの飼育日記⑬~

こんにちは、管理人のうさぎぱんです。

先日お迎えしたことをお知らせした新しいうさぎ、さっちゃんですが、ちょっと気になることがありました。何となく左右の目の飛び出し具合が違うような気がしました。

そこで動物病院に行ってきたので、獣医師さんに聞いた『目が飛び出るような原因の病気で考えられるもの』についてご紹介します。うちの子も目の飛び出し具合がちょっと気になるかも?と思っている方、参考にしてみてください。

我が家のうさぎで気付いた目の異常

実は我が家のうさぎ、さっちゃんは左右で目の開き具合が元からちょっと異なっていました。左目はぱっちり開けていても、右目は眩しそう?眠そう?に細めていることも多かったのです。

しかも、抱っこしてもケージの中にいても横顔ばかり見せてくるので、あまり正面から左右の目を同時に見る機会がありませんでした。同時に見ることができた時も、眠いのだろうなと思っていただけでした。

それが、ある日ふと見てみると、左右の目をどちらもぱっちり開けていたのですが、何となく左右の目の大きさというか、飛び出し具合が違うような気がしたのです。

右目より左目の方がほんのかすかに飛び出ているように見えました。というか、飛び出ているんだと思います。左目だけ端の白目が少し見えていたので。

最初は気のせいだと思い、しばらく様子を見ることにしました。が、2日ほど経ってもやっぱり左右の目の飛び出し具合が違うように見えたため(しかも飛び出していない時間帯もありました)、獣医さんに見てもらうことにしました。

この時点で考えられたのは、歯の異常です。目が飛び出ている時は目の異常というよりも、その奥の歯に異常があるケースがよく挙げられるためです。

もし本当に歯の異常などがあって目が飛び出しているのなら、早めに処置をしてあげなくては、命の危険も出てきます。さっそく、うさぎの診療で有名な動物病院へ行ってきました。

はーくんの事故についてご存知の方。はーくんが事故に遭った動物病院とは別の所なのでご安心を!

うさぎの診療に強い動物病院に行ってきました~信頼できる病院の特徴とは~

夏なので風通しの良い藤素材のキャリーバッグを使用しました。やっぱり布製より重いですが、天井部分が網目模様になっていて中の様子が分かりやすく、便利でした。キャリーを覗き込むと愛兎と目が合うのはお互いに安心します。

藤素材のキャリーバッグは重めですが、車で動物病院に行くなどあまり重さが気にならない人にはおすすめです。風通しが良く、見た目も可愛いです。夏にはぴったりです。

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↑ちょっとデザインが違いますが、こんな感じのキャリーです。

今回行ったのは、家からバスかタクシーを使わないと行けない(駅からちょっと遠い)所にある病院です。はーくんの手術でお世話になった神戸の病院出身の獣医さんが開業されたという病院で、そのためうさぎの診療に強いです。

これまでの経験から、個人的に、うさぎの診療が本当の意味でできる動物病院の特徴は次のようなものだと思っています。

うさぎを本当に診療できる動物病院の特徴
  • 診察時に床で診る
  • 院内にうさぎに関する記述がある
  • 書籍コーナーがある場合、うさぎ関連の書籍も多い
  • 小動物専用の機械・設備がある
  • ハムスターなど他の小動物の患者も多い
  • 院長や副院長がうさぎの診療に積極的

動物病院の中には、「診療対象、犬・猫・うさぎ・ハムスターなど」と書いているところもあります。が、実際に行ってみると獣医はそれほどうさぎの診療に積極的でなかったり、詳しくないことも珍しくありません。

事実、はーくんが事故に遭わせられた獣医は「診療対象、犬・猫・うさぎ、ハムスターなどの小動物」担当だとホームページに記載されていましたが、事故には遭わせるしその後の対処も悪いしで、うさぎの診療ができているとは言えませんでした。

この獣医のように、研修先の動物病院で小動物を診たことがあるから大丈夫だと安易に考えて「うさぎの診察もできる」と言っている獣医もいます。何故そんなことをするかと言うと、多少なりとお金になるからです。

犬猫は診察代も高く、定期的に予防接種を受けなくてはならないため、それなりに高い収入となります。が、一方で予防接種の時期以外は来院数が減るデメリットもあります。それを補うために予防接種の季節とは無関係な小動物の診察をしている病院もあるのです。

そういった動物病院の見分け方で最も簡単なのは、うさぎに対する接し方です。うさぎは診療代が安くなりがちなため、診察にあまり時間を割いてもらえません。大した説明もせずサッと診察を終えるような病院は、あまり信頼しない方が良いです。

「多少は収入になるけど、うさぎは儲からないから」と短時間で数だけこなそうと考えている可能性があります。

また、診察の際に診察台の上で診るような獣医も信頼できません。うさぎはちょっとしたことで暴れたり、飛び出したりします。しかも骨が細くて骨折しやすいため、万が一のために床の上など低い場所で診察するのが当たり前となっています。

つまり、診察台の上でそのままうさぎを診察するような獣医は、その危険性を軽く考えているか知らないという証拠。床の上に下ろしたり、膝の上に乗せたりして診察しない獣医は、うさぎに詳しくないと考えてください。

大きめの動物病院の場合は、院内の様子や院長・副院長の診療科目もチェックしてみてください。私が今回行った動物病院は院長がうさぎ診療に強く、積極的に取り組んでおり、院内設備も小動物用のCTスキャンなどが導入されていました。

院内説明のパンフレットなどにも「診療割合は犬○%、猫○%、うさぎ○%」など、うさぎに関する記述がいくつもありました。待合室も犬専用と猫やうさぎ小動物専用に分かれていたりと配慮がところどころに感じました。

小さい動物病院では設備面はどうしても難しいので、診察時の様子で判断してみてください。ホームページがある場合は、院長の経歴を見てみるのもおすすめです。勤務していた病院を調べてみて、うさぎに強い動物病院だったら多少は信用できます。

私が今回行ってきた動物病院は院長の勤務していた病院、設備、獣医さんの診察内容もすべて信頼できるところでした。難点は駅から遠い点ですがバス停の位置を覚えてきたので、次回からはスムーズに通えそうです。

うさぎの目が飛び出るような病気や原因とは

我が家のうさぎ、さっちゃんを診察してくれた女性の獣医さんによると、うさぎの目が飛び出るような原因は大まかに5つ考えられるそうです。

  • 歯の異常
  • 心臓や付近にある血管の異常
  • 脳の異常
  • 眼球付近の異常
  • エンセファリトゾーン症によるもの

この5つを解説してもらいました。

歯の異常

まず、これは私も疑ったのですが、歯の異常によるもの。歯が変な生え方をしていると、口の中でカールしたり口内に刺さったり、内側(体内)に伸びたりすることがあります。

歯がこのような並び方をすると、内側から周辺が圧迫されるため、頬や顎が異常にふくらんだり眼球が飛び出したり、目と鼻をつなぐ管(鼻涙管)が詰まって涙があふれたりします。

自宅で前歯を見たり頬の上から顎を触って確認してみたところ、我が家のさっちゃんは問題ないように感じました。動物病院で診察してもらった結果も、やはり歯に異常はないとのことでした。

そもそも、まだ生まれて3ヶ月しか経っていない子うさぎは歯の異常はあまり考えられないそうです。あるとしたら、生まれつきのものくらい。そして生まれつきの異常であれば、エサは食べられないのですぐ分かります。

☆牧草をよく食べるかどうかがポイント。毎日きちんと食べているか観察しましょう。

心臓やその周辺の血管の異常

これも生まれつきの場合が多いものです。心臓付近に太い血管が通っており、そこに異常があると圧迫されて眼球が飛び出ることがあるそうです。

触診でチェックされますが、とくに問題はないとのことでした。心臓やその周辺の太い血管に異常がある場合は、特徴として両目が飛び出ることが多く、片目がなんとなく飛び出ているように見えるさっちゃんは当てはまりませんでした。

☆両目が飛び出ていないか確認。うさぎ購入前に心臓や血管に関係する病気の有無を確認しよう。

脳の異常

脳に腫瘍ができるなど、何らかの異常が考えられるケースです。脳に異常ができた時の特徴は、顔面麻痺が起こることですが、その場合は目に見えて分かると言われました。

うさぎが脳に異常をかかえると、顔のバランスが崩れます。左右どちらか一方はそのままで、もう一方(麻痺が出た方)は全体的に垂れ下がり、正面から見ると左右の頬の高さが違います。

さっちゃんは両方ともしっかり持ち上がっているため、脳の異常は考えられないと判断されました。

☆正面から見て左右どちらかの頬が垂れ下がっていないかチェックしよう。

眼球付近の異常

たとえば、眼球が内側から圧迫されていた場合です。眼球の裏にできものがあってそれに押し出される形で目が飛び出ているというもの。

この場合は白目が充血していたりと、もっと特徴的な異常が見られるとのことでした。見たところ、さっちゃんは白目も綺麗で、飛び出し具合も「ん?左右の大きさが違う?」と感じる程度だったので、当てはまらないそうです。

眼球が圧迫される理由のひとつが歯の異常でもあるため、歯に異常がないかどうかも一緒に診てもらう必要があります。

☆眼球の飛び出し具合や白目の状態などもよく確認しよう。

エンセファリトゾーン症によるもの

エンセファリトゾーンという寄生虫が脳に炎症をもたらすことで起こる異常です。この感染症が起こると、他にも顔が斜めに傾いている(常に首をかしげているように見える)・まっすぐ歩けない・床をゴロゴロ転がるといった特徴が見られます。

似たような異常を起こすのにパスツレラ菌も存在します。どちらが原因かで対処法は変わってくるのですが、いずれも早く病院に連れて行かなければ障害が残ったり最悪の場合は死亡することがあります。

我が家のさっちゃんの場合は顔のバランスの異常もなく、まっすぐ歩けるため、エンセファリトゾーン症は無関係でした。が、発症していないだけで感染している子もいるので、気になる方は検査をしておくと安心できます。

エンセファリトゾーンの感染を調べる検査はどこでもできるわけではないため、事前に動物病院に問い合わせてください。また、感染しても発症しない子もいます。ストレスを与えない生活をしていれば発症リスクは減らせます。

☆首をかしげ続けていないか、まっすぐ歩けているかを確認。事前検査もおすすめです。

眼球の飛び出し具合が異なる原因まとめ

以上、5つの考えられる原因(歯の異常・心臓や付近にある血管の異常・脳の異常・眼球付近の異常・エンセファリトゾーン症によるもの)が当てはまらなかったため、さっちゃんの左右の目の違いは生まれつきである可能性が高いとのことでした。

また、うさぎによっては驚いたときに目を大きく見開くため、左右で目の大きさが違うように見えることもあるそうです。いずれにせよ、我が家のさっちゃんの場合は今のところ問題視する必要はないという結果でした。

今回、獣医さんがよく言っていたのは、とにかく牧草をたくさん食べているかどうかが大切だということ。歯に異常があれば牧草は食べられませんし、脳や心臓などに異常があっても、食事をたくさんとることは難しいです。

うさぎちゃんの目の大きさで悩んでいる飼い主さんは、ここでご紹介した特徴を確認しつつ、うさぎさんの食事についてもチェックしてみてください。また、目が飛び出しているときの写真もとっておくと診察してもらいやすいです。

ちなみに、我が家で与えている牧草は一番刈りのチモシー牧草です。アルファルファ牧草の方が栄養は多いのですが、その分カロリーなど必要ではないものも多いので、あまり与えません。

牧草の種類が多すぎて迷う、というときは、一番刈りのチモシーを選ぶようにしてみてください。高齢や妊娠中のうさぎちゃんの場合は、獣医さんと相談して三番刈りも混ぜると食べてくれることもあります。

個人的に↑のGEXさんやイースターさんなど、ペットショップでもよく使われている会社の商品がおすすめです。また、うさぎ専門店が近くにある人は、専門店オリジナルの牧草パックも使ってみてください。

牧草の特徴については、別の記事でも解説しています。そちらも参考にしてください。
→→『うさぎ用エサの選び方~最初の牧草は1番刈りがおすすめ~』へ

そして牧草など毎日の食事はもちろん、健康チェックも重要です。

我が家のさっちゃんの場合、左右の目の飛び出し具合がちょっと違うのは生まれつきという結論が出ましたが、中には本当に病気になっていて、その兆候だというケースもあります。少しでも異常を感じたらすぐに動物病院へ連れて行ってください。

とくに脳や寄生虫によるもの、血管や心臓の異常は一刻を争います。毎日うさぎさんの様子を見て、ちょっとした異変でも分かるようにしてあげてください。

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