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通貨ペア

通貨ペアを多く設定しているFX業者を利用すればリスクヘッジに活用可能

2014/06/22

FX業者が設定する通貨ペアは少ないところですと8通貨から10通貨ですが、海外系の証券会社などですと実に70種類以上もの通貨ペアを利用することができるところも存在します。この通貨ペアは色々調べてみますと、同じような動意があるものと、まったく逆に動くものとが存在していることがわかります。こうした通貨ペア同士の関係というのは相関係数を使ってチェックすることにより正の相関と負の相関があることがわかります。

たとえば、クロス円は総じてドル円と近い相関関係にあり、ドル円の動きをトレースしやすくなることがわかります。一方ドルストレートで見舞うと、ドル円ともっとも負の相関の関係にあるのがボンドドルであり、次にオージードルも異なる動きをすることがわかっています。

こうした正の相関か負の相関かを理解しておきますと、特定の通貨ペアでポジションを作ったときに逆にヘッジとしてもうひとつ持つことでリスク管理に利用していくことなどもできるようになるのです。

逆に正の相関のある通貨ペアを並行して利用していきますと、どの通貨ペアも同じようなリスクに見舞われることになるため、利益がでるタイミングも含み損を抱えるタイミングも同じようになってしまう可能性が高まることがわかります。レバレッジを利用した証拠金取引では、高いレバレッジを利用して単独の通貨ペアだけのポジションを持てばそれだけ大きな利益を確保できる可能性がありますが、その反面、逆に進んだ場合には同様に大きな含み損を抱えることになってしまいます。

したがって、一定の期間での利益と損失の管理ということで考えますと、リスク分散として動きの異なる相関性の低い通貨ペアも同時に保有してみるといった方法もリスクヘッジ上有効な手段ということができるのです。そのためにも通貨ペア同士の相関性をあらかじめチェックしておきますと、通貨ペアもさらにレベルの使い選択をしてくことができるようになるのです。

 
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