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FX投資テクニック ストップロス

ストップロスの効果的な使い方【適切なロスカット幅とは】

2015/01/15

FXの取引では、とにもかくにも利益を上げることよりも証拠金を減らさないことが最大の市場勝ち残り戦略であるといわれますし、それが最も難しい戦略でもあるのです。そのためにはストップロスをうまく活用して無闇に証拠金を減らさないことが重要となります。

ストップロスの設定基準

ストップロスの設定の仕方は実に人それぞれの状況となりますが、一般的にはポジションから20pipsないし30pipsはなれたところにおいて、容赦なく損切りをしていくことが望ましいとされます。ただ通貨ペアによっては1日でもっと動くものもありますので、あまりストップロスを近くに置くと四六時中損切りになってしまうこともあるため調整が必要となります。

また逆にスキャルピングなどでは参入した途端に方向を間違ったと思った瞬間に10pipsも待たずに損切りをして逆方向に入りなおすといった臨機応変な対応が必要となり、その取引方法次第でストップロスの置き方は変わってくることになります。

通常はひとつのポジションで証拠金の5%以上の含み損が出る場合にはその時点で損切りをしていくことが証拠金を減らさない一つの手法ということができますが、多額の証拠金を入れている場合には、申し越し許容量を増やしていくのも戦術となります。

ストップロスは段階決済がおすすめ

ストップロスをした瞬間に為替が元に戻り、大きな機会損失をしてしまうことは多いと思います。もちろん、全て損切りすることで、さらに損失が膨らむのを防ぐことができるメリットはありますが、一気に損切りしてポジションがなくなってしまうと、冷静さを失い、またポジションをとってしまう、いわゆるポジポジ病になってしまうリスクがあります。

そこで、ストップロスも段階ごとに分割で設定しておくことがおすすめです。

最小通貨単位が10,000通貨のFX会社ではなかなか、分割でロスカットするのが難しいかと思いますので、ロスカット設定をするのであれば、最小通貨単位が小さいFX会社がおすすめです。

SBI FXトレードは1通貨単位から取引ができ、スプレッド幅も狭く、スワップも高い、優良FX会社ですのでおすすめです。トレーリングストップ注文もできるため、適切なストップロス設定をするのに適したFX会社です。

投資ルールを守り続けれるかが勝利のポイント

いずれにしても、こうしたストップロスの設定は自主ルールとして自らが決めた方針にしっかり従って運用していくことが極めて重要です。ほとんどの裁量取引は、本来ストップロスを履行すべきタイミングでも、判断が甘くなり損切りが遅くなることで必要以上に損失を膨らませることになってしまうものです。こうしたことをトレーダー自らの意思でしっかりと判断してルールどおりに履行していくことがとても重要なことになるのです。ある意味でFXは自分との戦いであるといっても過言ではないのです。

こうした自主ルールを厳密に守っていくことができる人だけが長く為替市場に残り続けることができることを改めて肝に銘じておく必要があります。

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