自動売買のシストレのためにVPSクラウドを使ってみる
2016/11/18
FXになんでサーバーの話?と思われる方も多いかと思いますが、シストレの自動売買を本格的に行うにあたってはサーバーを手配することも必要になってくるのです。
当サイトでも紹介していますが、自動売買を可能にするシストレには二つの流れがあります。ひとつは各業者が提供するプラットフォームにあらかじめバンドルして業者のサーバーに設定して利用するもので、もう一つはMT4を使ってEAを自分のPCもしくはサーバーにインストールして使うものです。
前者のほうは、特別何もサーバーは必要ないのですが、後者のほうは、MT4をインストールしているデバイスの電源を落としてしまったりネットとの接続を切ってしまったりしますと、まったく機能しなくなってしまうので、自分で24時間接続できるサーバーを必要とするのです。
へえ、そうなの?と思われた方は十分に注意が必要です。自宅のPCにMT4 をダウンロードしてインストールしてEAによる自動売買をしていますと、何かの拍子に電源が切れただけでもノーコントロールになりますし、ネットの接続が切れても同様の惨事に見舞われることになるのです。これを防ぐために用意するのがVPSというわけです。
VPSは専用サーバーと共用サーバーの中間的存在で、管理者権限が付与されていますので、ソフトウエアを自由に載せることができるのが魅力となっています。
最近ではMT4用に特化したサーバーのレンタルもはじまっています。そのうちのひとつであるお名前.comはWindowsデスクトップですから、余分な設定はまったくいらず、実に簡単ですから、MT4のインストールだけのために使うのであればお勧めとなります。
そのほかにも使えるネットが同様のサービスを提供していますが、ほぼ月額は2000円から3000円といったところで、シストレで稼げるお金との見合いということになってくるのではないでしょうか?まあこれならあらゆるデバイスでアクセスしても、ある種のシンクライアント状態ですから、安心といえば相当安心な取引になります。