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アメリカ 各国の情勢 米大統領選挙

トランプ政権は円安が続くのか?円高の可能性について

トランプショックはどこに消えた?FX円高投資法!トランプ円安に反旗を翻す

皆さん、FXで儲かっていますか? そしてこのブログを始めとして、トランプが大統領になったら円高に動くと、予想した大手経済サイトなどは、全て失敗した事となります。

これほど開票予想もそうですが、その後の株・為替相場も予想失敗に終わった大統領選挙も珍しい事でしょう。

しかし冷静に判断してみると、得票数ではクリントンが勝っています。そして、僅差で負けた州も実際は多く勝敗は時の運だったのでしょう。

それなのにフジテレビを観ていると、木村太郎が得意気に語っていると、イラッとします。勝負事は絶対などありません。それは投資もFXも、大統領選挙も同じです。唯の偶然が重なったの結果に対して、それを実力や分析力と自画自賛すると、それは転落の始まりとなります。

これは今までの自分のFXに対する姿勢に対しても、同様の事が言えます。何年もトレードして真面に勝っていないのに、分析力だけはあると悦に浸っていたのでしょう。これは中途半端なベテラントレーダーによくある傾向です。大きな反省点と言えます。

endaka1(記載元:GMOクリック証券)

上記のチャートを見れば分かりますが、いったいトランプショックや大手経済サイトや経済新聞の円高予想はいったいどこに消えた、というぐらい見事な円安株高となっています。特に米ドル/円などは、稀に見る見事な勢いを感じさせる円安となっています。

これは、円高に予想した私としては申し訳ないあまり、抜け毛が一層増えるという髪の最安値も更新しています。スキャル専門でもある私でもこのザマなので、長期投資のショート建ての人は胃が痛くなる日々ですね!

トランプ政権で円高には動かないのか!

しかし、このまま11月、12月そして来年も円安で動くかと言われると、それも難しくないですか?

今回の大統領選挙で感じたのは、予想が困難になる事と、どちらに動いてもそのトレンドが長期間継続するのは難しい世界になりつつあるという事です。

トレンドがどちらに動くと、大半の人が損をしている状態となります。これは株以上にFXは90%が負けていると言われているので、余計にそうでしょう。

そして、現在円安だからと喜んでロング新規建てした人を刈るためにも、その後に一時的にしろ円高に大きく動いても不思議ではありません。要するに、過度な期待や油断は厳禁という事です。FXブームも去り、今では大半の人がFXが甘くないと気付いています。

そんな中でも果敢に挑戦して、大金を得ようと夢見るならチャートの流れだけを信じて、自分の予想は捨てるべきなのかも知れません。

円高で建てている人の気掛かりは、日々膨らむ損失やスワップポイントでしょう。

特に大半の人は円組となる通貨を建てていると思うので、その枚数が多ければそれほど損失が嵩みます。

そうなると、仕事も手につかなくなるストレスでしょう。生意気な事を言いますが、それなら一旦負けを認めて損切するべきす。相場の流れを呪うのではなく、自分の手法と損切の遅さを悔いるべきなのです。

円安も円高も紙一重です。というのも、ほとんどの人はそれは自分が建てた位置で判断して、そこから都合よく円安・円高と決めます。それは間違っていませんが、正しくもないですよね。これはニュースや経済サイトなどの報道の仕方も間違っています。

日々のニュースの一つとして、精々前日と比較して円安なのか円高なのか決定します。時には週単位や月単位でじっくりとトレンドを観察するのも良いでしょう。これは流れを掴む意味と、自身を落ち着かせる効果があります。

それでも頑なに円高ポジションを保有するなら!

私はベテランの底辺FXトレーダーです。どうして、負けても大きな損失を出さないで済んでいるのかと言ったら、それは損切だけは素早いからです。

もちろん、時には遅くなり損失が嵩む事がありますが、それでも大半のトレーダーに比べたら早いでしょう。

これは、自分がバカで運がなく、トレードが下手だと自覚しているからです。自分を知ると、躊躇なく損切が出来る様になります。なぜなら、自分のトレードが今回も間違っていると、予想して(気付いて)トレードしているからです。

ほぼ負ける、勝てばラッキーというスタンスで挑めば、知らずに損切も出来るようになります。

ちょっと話を戻して、円高のポジションを放棄できない。またはこれから円高に進むと予想するなら、まずナンピンを頭の片隅に入れるべきです。

これは悪魔のトレードだと個人的に思いますが、大量の資金や最低枚数でポジションを取って勝負するなら、とても勝率が高くなるでしょう。何より最終的に勝つ可能性がぐっと高いので、自尊心を傷付けずに相場から無事、投資金プラスαを得られます。

でも、逆張り的な意味もあるので、さらなる損失が膨らむ可能性も考慮して下さい。そうなると、保険的な意味でオプションや株などは順張りで建てて、FXとの損失を相殺するのも一つの手ですが、これも最悪でどちらも損失が膨らむ可能性もあるので、かなり危険な手となります。

最終的には、投資の損失を仕事の残業やバイト、さらに大事なコレクションを売却するなど、本末転倒な結果で埋め合わせする事もあり得てしまいます。

例え話は色々とありますが、高速道路を走っていてその流れに逆行するように、逆走で走る事はまず普通のドライバーならしないです。そんな事をしたら、忽ち交通事故となるからです。逆張りもナンピンも、それはトレンドに逆らう事です。

高速道路は素直に走れるのに、なぜトレードでは逆走するのか、考えたらそれがどれだけ危険か分かりますよね。

現状では円安トレンドが加速しています。これが反転するか、それとも続くのかは誰にも分かりませんが、円高信仰者とっては危険なサインが毎日出て、気が休まらないでしょう。

最後に

円高投資法と言いながら、ちょっと注意的な内容となっています。これが現在円高トレンドなら、ワクワクするような投資法を書けるのですが、やはり現行の流れに反対するというのは難しいです。

なぜなら、こうしている最中も円高ポジションを保有しているFXトレーダーは、損失が膨らんでいるからです。そんな時は頭が損失で一杯で、効果的な内容とは意味をなさないものでしょう。

それでもなんとか11月を乗り切る事が出来れば、12月や来年からはまたトレンドが変わる事も期待できます。まずアメリカの利上げ、さらに都合よく解釈するとしっぺ返しを喰らいますが、現状では2017年は世界経済的には悲観の一年とされています。

多くの経済紙やサイトでは悲観論が多く、そこにトランプが少しでも政策で失敗をすれば、それ見たことかと一気に円高株安に動く可能性が根強くあるからです。