一生懸命にダイエットに励んでいる中、途中で甘くて美味しいデザートに手を出してしまえば、それこそ今までのダイエットを無駄にしてしまいそうですよね。だからこそ、欲しいながらも、必死でデザートに対する欲に耐えている方も多いのではないでしょうか。
ところが、ある情報によると、「デザートは食べても良いが、朝食に食べればダイエットの邪魔にならない。」と言うことだそうです。この説に対して、「朝にデザートのような糖分を摂取すると、胃に負担がかかるのではないか?」と心配する方もいるかも知れませんね。
それにしても、なぜ朝にデザートを食べることがダイエットの邪魔にならないのでしょうか。
ちなみに、朝食にデザートを食べると言うのは、あくまでもカロリー制限の範囲内のことなので、決してデザートを欲しいままに食べても良いと言う訳ではありません。これはイスラエルの研究所で行われた研究で、肥満の方を対象に次の2つのグループに分けて実験を行いました。低糖質かつ低カロリーの朝食を食べるグループと、高タンパク質で高炭水化物かつデザートを含む朝食を食べるグループです。
いずれのグループにおいても、実験では1日の摂取カロリーは男性が1600kcal、女性が1400kcalで行われました。このカロリー制限の影響で、初めの3ヶ月程はいずれのグループでも10kg以上の減量が確認できたようです。
ところが、16週間以上してからは、低糖質かつ低カロリーの朝食を食べるグループで約1.5kg程のリバウンドが見られたようです。逆に、高タンパク質で高炭水化物かつデザートを含む朝食を食べるグループでは、さらに5kg以上の減量が確認できたようです。
「朝からデザートなんて、いかにもダイエットに良くなさそう。」と思うのでしょうが、食事制限を完璧にこなそうと思う方が大変なのかも知れませんね。
食事制限を完璧にこなそうと思えば思うほど、カロリーを超える食品は我慢しなければならないのです。我慢をして欲求が満たされないことが重なると、ちょっとした甘えでデザートを口にした瞬間コントロールが効かなくなってしまいそうですよね。
でも、朝食の後に大好きなデザートを食べれば、一気に心が満たされそうですよね。
その後の食事においても、「今朝ちゃんとデザートを食べたから。」と言って頑張りやすくなるのではないでしょうか。ダイエットによるストレスを避けるためには、やはり活動する前にデザートを食べることですね。
朝であれば、夜寝る前とは違って昼間の活動中にカロリーを消費しやすいのもありますよね。とは言っても、朝デザートを食べて昼も夜も普通の食事をしていては、決してダイエットにはならないので注意しましょう。
体型にもよるのですが、実験のように男性なら1日1600kcal、女性が1日1400kcalを目安に考えてみましょう。昼と夜はちゃんとカロリー制限して、朝は前日の昼と夜の食事制限を頑張ったご褒美としてデザートを食べるくらいの気持ちでいるのが良いかも知れませんね。
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