楽天カードで投信の積み立てができるって本当?そのメリットは?

超低金利の現在、銀行の定期預金金利は低空飛行を続けたまま。金利上昇の見込みは当分ありません。高金利を望むなら外貨預金という手もありますが、円高局面のいま、為替変動リスクが不安です。そこでこの機会に、NISA 口座を利用して、投資信託の積み立てを始めてみるのも良いかも。楽天証券を利用した便利な積み立て方法をご紹介します。

楽天投信つみたて 
http://plaza.rakuten.co.jp/hiyorigoto/diary/201601170000/

投信積み立ては毎月1,000円から可能

「投信積み立て」とは、毎月指定された日に、指定した金額を金融機関口座から引き落とし、ファンドの買い付けを行なうサービス。その投資法にもっとも適しているのが、楽天証券です。

楽天証券は楽天グループの総合力を活かした、多彩なサービスが魅力です。

投資信託についてもさまざまな投資しやすい環境が用意されています。まず金額ですが、投資信託というと、何万というイメージがありますが、楽天証券なら毎月1,000円の少額を積み立てることが可能。1,000円以上であれば1円単位で設定できるので、投信積み立ての場合でも、年間目標額に合わせて細かく調整することができます。

支払方法も数種類から選択可能で、投資資金の引き落とし方法には次の4つがあります。

①楽天証券の口座から積み立てる

②楽天銀行から積み立てる

③その他の金融機関から積み立てる

④楽天カードから積み立てる

一番便利なのが④です。実は楽天証券では、楽天カードを使って投資信託を積み立てることができます。カード払いであれば口座の残高を気にする必要はありません。

楽天カード積み立ての流れは?

楽天カードでの積み立て手順は次のようになります。

①毎月11日の3営業日前までに、楽天カードでの投信積み立ての設定を行なう

②27日に楽天カード指定銀行口座から引き落とされる

③翌月12日に投信積み立てが自動的に行なわれる。

この方法を使えば、楽天証券口座の買い付け余力に影響がないため、株式の買い付けは楽天証券口座内で、投信の積み立ては楽天カードでという使い分けができ、戦略に幅が出ます。

ただし、楽天カードで積み立てた場合、その代金に対する楽天スーパーポイントの付与がない点は注意が必要です。

毎月の獲得ポイント範囲内に設定すれば、実質無料で資産形成も?

楽天カードの大きな魅力が商品の購入や、サービスの利用で付与される「楽天スーパーポイント」です。投信の積み立て代金には残念ながら使用することはできませんが、自分が月々獲得しているポイント数の範囲内で積立資金に応用することは可能です。

毎月の獲得ポイントについては、楽天e-NAVIにログインし、スーパーポイントページの月間ポイント獲得推移で確認することができます。画面には直近3か月の獲得ポイント数が表示されていますので、例えば1,500ポイント、1,250ポイント、1,300ポイントというレベルで推移していれば、ほぼ毎月1,000ポイントは確実に獲得できると考えて良いでしょう。

そこで、楽天カードで1,000円の投信積み立てを設定し、ポイントはお米やコーヒーなどの必需品の支払いに充てて消化します。

こうすれば期間限定ポイントも含めポイントを確実に消化できると同時に、投信で年間12,000円の資産を実質無料で形成できることになります。毎月1,000ポイント以上というと、かなりのヘビーユーザーに限定はされますが、楽天はアンケートやゲーム、商品クリックなどでポイント獲得の機会は大きいので、1,000ポイントはそれほど高いハードルではありません。

ポイントそのもので積み立てることはできなくても、このようなアレンジが可能なのが楽天証券の大きなメリットです。とどまるところを知らない楽天グループの事業拡大戦略ですが、投資家としては便利なサービスをとことん利用して、着実に資産を形成していきたいものです。

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