うさぎに多い病気と対策まとめ~病気のサインと予防方法~

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ここでは、うさぎの病気で多いものを中心にまとめました。

病気の多くは飼育環境や食べ物などを変えるだけで、ある程度は予防できるものです。うさぎの病気で多いものの症状や予防のために普段からできることを知っておきましょう!

病気や症状別にまとめた個別の対策記事がある場合は、ここから該当ページへ飛べるようにしています。

うさぎの病気と対策まとめ(このページ)を見る際の注意点

病気の症状や対策についてまとめている記事ですが、あくまで素人が専門書や獣医師さんの話をもとにまとめた情報です。なので、以下のような注意点を理解したうえで、目安程度に活用してください。

  • 病気には個体差がある
  • 違う病気でも似たような症状が出ることがある
  • うさぎの生体はまだ解明されていない部分が多い
  • 飼育環境や長年の飼育方法が原因な場合もある
  • あくまで対策(予防や症状軽減)であり、治療方法ではありません
  • 治療は必ず専門の獣医師へ
  • 症状が落ち着いても必ず動物病院を受診すること

うさぎに限らず、病気は個体差が大きく関係します。たとえばオスのAちゃんには効いた対策が、メスのBちゃんには効かなかった、ということもあるのです。

性別だけではなく、もともとの体質や年齢、普段の食べ物や水、部屋の温度など、ちょっとした違いが治療内容を変えることになります。

こちらでご紹介している病気は、うさぎの病気で多いもの・症状です。ここに載っていないからといって病気ではない、ということにはなりませんし、症状が違うからこの病気ではない、ともなりません。

あくまで予防や応急処置の活用として参考にしてください。少しでも様子がおかしかったら、早めに専門の獣医で診てもらいましょう。

対策したから大丈夫とは考えず、症状が軽減しても一度は必ず動物病院で診てもらってください!

うさぎの病気で多いものまとめ

うさぎの病気は『3大疾患』と呼ばれるもの、性別や飼育方法が発症率をあげるものなど、さまざまです。

ここでは3大疾患の他、性別や飼育環境(飼育方法)が原因となりやすい病気についてまとめました。

不正咬合~うさぎの3大疾患~

うさぎの頭部の異常の多くは、突き詰めると歯に原因があることが多いです。不正咬合(噛みあわせが悪い)状態は、とくにうさぎに発症しやすい症状です。

  • 食欲が落ちた
  • よだれや口からの出血がある
  • 食べ方が下手になった(落とす)
  • 泣いている(涙目になっている)

このような症状がある場合は、歯に異常があるかもしれません。

うさぎの不正咬合というと、前歯が伸びすぎたり斜めになっている様子を想像しませんか?実は、臼歯と呼ばれる奥歯部分も不正咬合が起こることのある部分です。

前歯の場合は、スキンシップをとっているうちに気付くことができますが、奥歯の場合は日常的にうさぎの様子をチェックしていなければ気付きにくいでしょう。

原因は、牧草など繊維質のものをあまり与えていなかったり、骨の成長に必要なカルシウムやリン、ビタミンDの少ない、バランスの悪い食事を与えていたり。

カルシウム過多な状態は尿結石のリスクがありますが、完全にカルシウムを断つのは十分な骨の成長につながりません。ペレットなどに配合される最低限のカルシウムは必要です。

他にもケージを噛むクセのある子など、普段の行動が原因になることもあります。顔をぶつけた際に根元にヒビが入ったり前歯が折れたことがきっかけになるケースもあるので、うさぎから目を離さないようにしましょう。

遺伝の場合もあるので、子うさぎを繁殖させる場合は歯に異常の多い血統に注意してください。

☆予防方法☆

予防は牧草とペレットをバランスよく与えることと、噛みグセの強い子はケージを噛ませないようにしつけること。

ケージを噛んでいる時に構うと、飼い主を呼ぶ際にケージを噛むようになります。ケージを噛んでいる時は無視するなど、うさぎがケージを噛んでもメリットを得られないようにしましょう。

ちなみに、伸びすぎた場合の不正咬合は動物病院で歯をカットしてもらうのですが、その際に麻酔を使用しない動物病院には要注意。麻酔なしで歯を切るのは事故が起きやすく、通常なら行いません。

不正咬合の対策については、以下のページでも詳しく解説中です。おすすめの飼育グッズと合わせてまとめました。
>>『うさぎの口内の異常(不正咬合など)~うさぎの病気対策①~』へ

胃腸うっ滞(毛球症)~うさぎの3大疾患~

最近では胃腸内に毛が溜まったことで起こるわけではないことが判明しており、毛球症よりも『うっ滞』の名前のほうが主流となってきました。つまりは、毛球症と呼ぶ症状もうっ滞の場合が多いのです。

お腹の中に入った毛は症状の原因ではなく、あくまで胃腸の機能が低下した(うっ滞が起こった)ことで影響されて溜まったものです。

  • 便が少ない・形が小さい
  • 毛でつながった便が出る
  • 食欲がない
  • 別の病気になっている

現れやすい症状は、このようなものです。分かりやすいのは、便の多さや形の違いなど、すぐに調べられる内容です。

ストレスがかかっていたり、別の病気で治療中だったり、と、うさぎにとってストレスを抱える環境となっている場合は、胃腸の機能が低下してうっ滞を起こしやすくなります。

うっ滞を起こす段階になると、かなり危険な状態ともいえます。一刻も早く動物病院で診てもらってください。

☆予防方法☆

予防方法は、うさぎの飼育環境や条件をこまめに変えたりせず、ストレスを溜めない生活をさせてあげること。腸の運動を促す繊維質の多い牧草を食べさせることも大切です。

うっ滞は、ネザーランドのように体の小さなうさぎは特に注意してください。我が家のうさぎ(体が子うさぎ並みの大きさしかない子)も、うっ滞(毛球症)による手術を受けたことがあります。

うっ滞(毛球症)の手術体験はこちらをご覧ください。
>>『うさぎの毛球症手術の話 ~治療の体験談その後の予防について~』へ

うっ滞(毛球症)について詳しく知りたい方は、以下のページもぜひチェックしてみてくださいね。
>>『うさぎの食欲不振の原因まとめ~毛球症や熱中症など~』の毛球症の項目へ

細菌性皮膚炎~うさぎの3大疾患~

細菌感染による皮膚の炎症です。多いのは足の裏で、肥満やソアホック(足裏の毛が薄く炎症した状態)などで足の裏の状態が良くないと細菌感染しやすくなります。

  • 足裏の毛が薄くなる
  • 足裏の皮膚が硬く赤くなる(炎症・角化症)
  • 膿が溜まる
  • 化膿してただれる(びらん)
  • 炎症が骨にまで達する(細菌感染)

足裏の細菌性皮膚炎は、このような段階でどんどん進行していきます。硬い床剤を使用している場合はソアホックになりやすいため、細菌性皮膚炎に発展しないよう注意が必要です。

☆予防方法☆

予防には、柔らかいわらマットを敷いたり、樹脂シートを敷いたりするなど、硬い床以外のスペースを作って足を休ませられるようにしてあげてください。

また、ずっとケージ内にいることも原因のひとつになります。外に連れ出すうさんぽの必要はありませんが、部屋の中を毎日ある程度は運動できるよう、部屋んぽ(室内の散歩)時間を設けてあげましょう。

すでに症状が見つかった場合も、足を休ませられる場所を作ったり、細菌感染しないように注意してください。トイレ掃除をこまめにするなど、ケージ内の衛生状態を保つことで細菌感染を減らします。

>>『こちらのカンファペットは、うさぎに安全な成分で消臭と殺菌をまとめてできます。

こういう消毒スプレーで床材を拭き取り掃除してあげるのもおすすめ。

ちなみに、管理人が一般的なケージ情報をまとめたページでは、床材の種類についても表記しています。ケージの買い替えなどで床材からケージ選びをしたい方は、参考にしてみてください。

ソアホック予防にもつながる、床材の素材についても書いたケージまとめページはこちらです。
>>『おすすめのうさぎ用ケージ情報まとめ』へ

メスうさぎに多い病気

メスうさぎに多い病気は、生殖器疾患です。3~4歳あたりには子宮や卵巣あたりに何らかの症状をかかえている子は多く、6歳以上になると6割以上のうさぎが生殖器に腫瘍性の病気を発症します。

うさぎの避妊手術は、長く健康に生きることを望むなら、メスの場合は早めに受けさせてあげてはいかがでしょうか。

  • 陰部からの分泌物がある
  • 血尿がある

これらの症状がある場合は、すぐに動物病院へ。子宮内膜炎など、女の子のうさぎは生殖器疾患にかかりやすく、予防方法は避妊手術くらいしかありません。

☆予防方法☆

とくに理由がないのであれば、女の子のうさぎちゃんを飼っている方は、早めの避妊手術を考えてみてください。

オスうさぎに多い病気

女の子ほどではありませんが、男の子も生殖器疾患には要注意。症状を起こす原因は細菌感染ですが、きっかけはケージ内すのこ・牧草などで陰部を傷つけたことによります。

飼育環境を清潔に保つのはもちろん、牧草など陰部を傷つけるものがケージ内の床にないように、こまめに片付けてあげましょう。

  • 食欲がなくなる
  • 精巣の大きさが左右で異なる
  • 体重の減少や発熱がある

おもな症状は、これらです。女の子の避妊手術同様、やはり予防は去勢手術が最適ですが、女の子ほど発症率は高くないので、去勢手術を受けさせないまま飼っている飼い主さんも多いです。(うちも手術してません)

☆予防方法☆

去勢手術は、うさぎにとって精巣炎や精巣腫瘍など生殖器疾患を予防するだけではなく、問題行動のリスク軽減にもつながります。

尿を撒き散らすなどの縄張り主張が減ったり、多頭飼いの場合、他のうさぎに対する攻撃性が減ったりします。

飼育環境が原因になりやすい病気

うさぎは細菌感染症のリスクが高いため、飼育環境には注意してあげなくてはなりません。というのも、多くのペットショップ出身うさぎは、すでにパスツレラ菌という細菌に感染している可能性があるためです。

パスツレラ菌は感染しただけでは問題ありませんが、ストレスなどで体力低下していると、発症してしまいます。

人間の風邪のような症状なので軽視されがちですが、放置すると斜頚(頭が傾いた状態)など重症化します。

☆予防方法☆

パスツレラ菌は、パスツレラ感染症・スナッフル・肺炎など細菌感染症のほとんどの原因にもなる細菌です。発症しないよう、ストレスが溜まったり免疫力や体力が低下しない生活にしてあげましょう。

犬や猫、鳥など他のペットと同じ部屋で飼ったり、暑すぎる部屋や寒すぎる部屋は避けます。とくに犬猫の場合、パスツレラ菌を保菌しているため、うさぎに近づけるのは危険です。

また、ケージやトイレが清潔でなかったり周囲がうるさい場所にケージをおいていたり、ストレスがかかるような飼育環境も発症のリスクを高めます。

トイレを清潔にすることは寄生虫予防にもなるため、最低でも2日に1回は掃除するのが目安です。(理想は毎日です)

パスツレラ菌による病気については、以下のページで詳細を解説しています。あわせてご覧ください。
>>『くしゃみや鼻水を出すうさぎの病気~パスツレラ菌が原因のスナッフルとは~』へ

食生活(エサ)が原因となりやすい病気

うさぎのエサの基本は牧草とペレットですが、ペレットだけを与えている初心者さんも少なくないようです。たしかにペレットのほうが好んで食べてくれるし、掃除も手軽なんですよね。

しかし、正しくない食生活は病気の原因にもなります。

牧草を与えないと、歯根膿漏など歯の病気や、胃腸うっ滞など内臓の病気のリスクが高まり、最悪の場合亡くなってしまうことに。

また、歯が伸び続けるため基本的には虫歯と縁遠いうさぎですが、甘いおかしを与えてばかりいると虫歯にかかる可能性も出てきます。

繊維質を食べる時にうさぎは奥歯ですり潰して食べ、適度な力が働きます。もしペレットだけで飼うと、奥歯ですり潰す機会が減り、歯の先だけではなく根の部分にも異常が起こりやすくなります。

根元方面へ歯が伸び、眼球などを内側から圧迫して別の症状まで引き起こすこともあるため、繊維質を食べることによる歯への適度な刺激は重要です。

ペットショップで売られているビスケットタイプのおやつなども危険です。小麦粉やでんぷんが使われているものは、お腹の中で異常発酵して胃腸の働きを弱めます。

サクサクッとあまり歯を使わずに食べられるので、歯の病気の原因になることも。

おやつ自体、そんなに必要ではありませんが、どうしても与えたい場合は自然素材のドライフルーツ(小動物用)や生牧草などがおすすめです。

☆予防方法☆

正しい食生活を送らせてあげることが、最大の予防になります。食べてる姿が可愛いから、与えるとと喜ぶからといってお菓子やペレットばかり与えるのは止めましょう。

うさぎに与えても良いおやつの例として、以下のページでは果物をご紹介しています。どんな果物を与えて良いのか気になる方は、こちらもチェックしてみてください。
>>『うさぎ飼育日記④うさぎの平均寿命は10歳前後!~健康的なおやつになる果物~』へ

【番外】うさぎに多い怪我・骨折

病気ではありませんが、同じく注意してほしいのがうさぎの骨折や怪我です。

とくに骨折は知らないうちに起こっていることもあるので、以下のような状況では注意してください。

  • 抱っこの失敗
  • 高いところから落ちる
  • カーペットに足を引っ掛ける
  • ケージの出入りで失敗する
  • 動物病院で暴れる

抱っこのときに暴れるからといって、無理に押さえつけようとすると骨折してしまいます。うさぎが逃げようと力を込めた時に、うっかり掴んでしまった足。それだけでも脱臼や骨折の原因となるのです。

猫のようにしなやかな着地が可能なわけでもないので、高いところからの落下にも気をつけてあげましょう。抱っこは座った状態で、低い位置で行うと安全です。

多頭飼いでケージを2段重ねにしている場合は、うさぎが飛び出さないよう注意してあげてください。

飼い主さんがあまり気付かないのが、指先の骨折や脱臼です。カーペットやトイレの金網などに足の爪が引っかかり、指の骨が折れたり外れたりします。爪がすっぽり抜けてしまうことも。

うさぎの滑り止めとしてカーペットは必要ですが、素材選びに注意してください。タオルのように先端が輪っかになっているカーペット(ホームセンターで良く見るタイプ)は、うさぎの爪が引っかかりやすいです。

部屋の中を自由に遊ばせる時、ケージの出入りを自由にできるようにしている場合は、入り口で足を引っ掛けたりお腹を打ったりする危険があるので対策が必要です。

段差をなくしたり、いっそケージから出す時はケージの扉を閉めておく手もあり。

ただし、入り口が閉まっていることに気付かず頭をぶつけてしまう子もいるので、『入り口が閉まっている』ことが簡単に分かるような工夫も必要です。(あえて物を置いて塞いでおくなど)

抱っこに慣れていない子や、下手な動物病院に連れて行くと、うさぎが診療時に暴れ骨折する危険があります。事故予防には、うさぎの扱いを熟知した、うさぎをきちんと診れる動物病院へ連れて行きましょう。

また、普段からうさぎ専門店で爪切りサービスを依頼するなど、他人に抱っこされる環境に慣れさせておくのも効果的です。

うさぎの骨折や怪我は、完全に回復することは難しいものです。後遺症が残る可能性が高く、以前のような生活を送れなかったり、亡くなってしまうこともあります。

普段からできる対策はしておき、事故でうさぎが怪我や骨折に遭わないようにしてあげましょう。

うさぎの病気で人にうつる可能性のあるもの

うさぎの病気の中には、人にうつる可能性のあるものも存在します。『人獣共通感染症』というものですね。

細菌感染が多く、たとえば以下のような症状や菌が原因となりやすいです。

  • 野兎病
  • トキソプラズマ
  • パスツレラ菌
  • サルモネラ菌
  • 皮膚糸状菌症(真菌。つまりカビ)

細菌の他は、カビや寄生虫によるものもあります。

誤解しないでほしいのは、「うさぎが病原菌の塊だから危険というわけではない」ことです!

正直に言うと、これらの病気は犬猫が感染源となることも珍しくないですし、うさぎ以外の小動物が感染源の場合もあります。

野兎病はあたかもうさぎが原因かのような名称ですが、要はダニに噛まれたことで感染する病気で、野生で生きる野兎やげっ歯類がダニによって感染させられていることが多いというだけです。

同じように外を遊びまわる飼いうさぎや、外飼いされている犬猫がダニに噛まれて感染することだってあるのです。

トキソプラズマは寄生虫ですが、これも鳥類やほぼすべての哺乳類に寄生するもので、うさぎに限定したものではありません。むしろ猫からの感染や豚肉からの感染のほうが報告されています。

パスツレラ菌はペットショップにいる時点で既に感染しているうさぎも多い一方で、すべての子が発症するわけではなく、体質や飼育環境によって予防できます。

ちなみに、パスツレラ菌は犬は75%ほどが、猫はほぼ100%の割合で保菌しています。

なんだか全体的に犬猫をやり玉にあげたような書き方になってしまいましたが、そんなことはありませんよ!ただ、うさぎだけを極端に危険視しないでほしいのです。

うさぎだけが原因ではないし、犬猫や鳥、他のペットも感染源になることはあるのです。

これらは普段からの対策で予防できるものばかりなので、正しい知識でしっかり対策して、感染を防ぎましょう。

対策は簡単です。ペットに感染させないことと、感染した動物と人間が触れ合わないこと。

  • 野生動物に不用意に近づかない・ペットを近づけさせない。
  • ケージや室内は常に清潔に。糞尿を何日も放置しない。
  • 異種動物と接触させない
  • よそのペットと触れ合わせるときは慎重に
  • 飼い主も体調管理をしっかりして免疫力低下を防ぐ。

具体的にいうと、こんな感じですね。

ほとんどの細菌やカビは、清潔にしていればまず感染することはありません。ペット用の消毒スプレーも活用しましょう。

外で散歩させるときは、ダニ避け対策をしっかりと。ペット用のダニ避けスプレーやグッズを使うと安心です。

異種動物には注意!とくに、うさぎを猫と一緒に飼っている方は、猫がうさぎに触ったり、お互いのおもちゃに触れたりしないようにしてください。

猫は口の中にパスツレラ菌を保菌しています。舐めたおもちゃはもちろん、顔を洗う時になめた前足や爪にもパスツレラ菌が付着しています。

実際、国内でパスツレラ菌がペットから感染したという方は、猫に引っ掻かれたり噛まれたりしたことがきっかけです。

詳細は以下の小動物獣医療関係者向け情報サイトを参照のこと。グロテスクな写真があるので注意してください!

うさぎの病気まとめ~必ずうさぎに詳しい病院で診てもらおう~

うさぎの病気は、飼育環境やエサを見直すだけでも、かなりの病気を予防することができます。中には遺伝による病気もありますが、飼育方法を工夫すれば発症や重症化を防ぐことは不可能ではありません。

  • うさぎに安全な飼育環境を作る
  • うさぎに適切なエサを与える
  • 衛生面を整える

病気予防で大切なのは、結局のところこの3つの基本です。

人間だって、劣悪な環境(うるさかったり不審者が多いところ)ではストレスが溜まりますし、悪いものを食べれば病気になります。衛生面が悪ければ、ちょっとした風邪でも命取りになります。

うさぎも同じです。予防できるところはしっかり飼い主さんが予防してあげましょう。

そしてもし病気になってしまったら、すぐに動物病院へ行くこと。

うさぎは「体調悪そうだな」と飼い主に気付かれる頃には、すでに一刻を争う状態です。様子見してみよう、と思わず、すぐに動物病院で専門医に診てもらってください。

もちろん、その時はきちんとうさぎを診察・治療できる獣医師に診せましょう。診療科目に「うさぎ」と書かれていても、実際は全く診察できない獣医もいます。

評判の良い動物病院を、あらかじめ調べておく必要があります。事前に、健康なときに健康診断で病院の雰囲気を探っておくのがおすすめです。

うさぎを診てくれる病院情報をまとめたページを作っています。病院選びで迷っている方は、こちらも参考にしてみてください。(随時更新中です)

以下のバナー(画像)から病院情報ページに飛べます。

うさぎが通院できる動物病院

>>『うさぎの治療が可能な動物病院まとめ』ページへ

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