うさぎの風邪に使う目薬のさし方~うさぎの飼育日記⑦~

久々にうさぎの飼育日記を更新です!

こんにちは、管理人のうさぎぱんです。つい先日に我が家のはーくんが頬にヒゲの埋没毛?のような症状になっていたので、動物病院へ行った話を書きました。

実はまた動物病院へ行く用事ができたので、その時のことをご紹介します。

うさぎのくしゃみと涙に注意!

我が家のはーくんは、10歳を過ぎた高齢うさぎちゃん。とはいえ、これといって年をとったなあと実感するような行動はありませんでした。

心なしか動作がゆっくりになった気もしないでもないですが、もとからおっとりした性格なので、年齢によるものなのか判断しにくい程度。

そんなはーくん、9歳を過ぎたあたりから時々涙を流すようになりました。

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当時も心配になって動物病院へ連れて行ったのですが、「高齢になると涙が出ることも珍しくないよ」と言われ、念のため抗生物質を処方されただけに終わりました。

出された薬を与えても、涙は治まらず、相変わらず出ています。インターネットで調べると、高齢うさぎちゃんが同じような症状になっているという書き込みを発見。

そのため、「こういうものなのか」と思って気が付いた時にこまめに拭いてあげるようにしていました。

涙が出ている時、たまにくしゃみをしていることも気になったので獣医さんに聞いてみたのですが、「時々なら大丈夫。何度も繰り返すようなら大変だけど」と言われただけに終わりました。

本当に大丈夫なのか?でも実際、元気だしな…としばらく様子を見ることにしました。とくに重症化することもなく、でも相変わらず涙は流すこともある、というまま10歳に。

そして今回、明け方にくしゃみを連発していたので、さすがにこれは大丈夫ではないのでは?と。急いで獣医さんへ。前回の埋没毛の時にも診察に行った動物病院へ行きました。

診断結果は、『うさぎの風邪』と言われました。スナッフルとも言います。

ただ、症状が比較的に軽い上、他に重篤な点も見つからないことから、薬で様子を見ることに。

スナッフルという単語は、うさぎ飼いの方なら聞いたこともあると思います。かかると命に関わることもあると言う細菌による病気(つまり風邪)なので、正直、薬だけで様子を見ても良いものか…獣医さんの診断とはいえ、心配です。

みなさんも、うさぎちゃんの涙やくしゃみには注意してあげてください。

「うちは涙だけだから、高齢のせいかな」という自己判断は危険です。念のため一度獣医さんに診てもらってください。もしかしたら飼い主さんが気付いていないだけで、我が家の子のように明け方や夜中にくしゃみをしているかもしれませんよ!

※うさぎの風邪(スナッフル)についてはこちらの記事にまとめています。⇒⇒
⇒⇒『くしゃみや鼻水を出すうさぎの病気~パスツレラ菌が原因のスナッフルとは~

うさぎの目薬をさす方法

ちなみに、獣医さんで処方されたのは目薬でした。同じく涙が出てくるという症状で受診した飼い主さんが、やはり目薬を処方されていたというブログ記事を見つけたので、珍しいことではないようです。

朝晩の2回目薬をさします。うちの子は爪切りが大嫌いでよく暴れるので、目薬させるかな?と不安でしたが、やってみると案外簡単にさせてくれました。

ちなみに、処方された目薬がこれ。

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これをうさぎちゃんに点眼します。まつ毛が邪魔しないように指で少し抑えて、いざ点眼。

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とくにビクッとなることもなく、されるがままに目薬をさされてくれます。暴れる子は膝の間に座らせて、腿でうさぎの体を抑えるようにして点眼すると良いそうですよ。

目薬のさし方については、こちらの動画が分かりやすいです。先に目や目の周囲を洗浄してから目薬をさしています。

動画で使用されている目の洗浄アイテムも調べてみました!パッケージの画像や容器の形から、この商品が使用されていることが分かりました。

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天然素材のみで作られ、除菌の他に涙焼け(涙で皮膚が荒れること)に使えるとのことで、まさにうちの子のような症状が出ている子にはぴったりですね。

獣医さんからも、涙焼けの対処法はこまめに拭いて綺麗にしてあげるしかない、と言われました。こういったアイテムでこびりついた涙を柔らかくして拭き取ってあげると、毛が抜けることなく綺麗にしてあげられます。

今回感じたうさぎの診察方法への不安

今回も前回と同じ動物病院へ行ったのですが、これまでいくつかの病院に通って思ったのは、「やっぱりうさぎ専門の動物病院に行かせてあげたい」ということ。

犬や猫のついで(ちょっと言い方は悪いですが)にうさぎや他の動物も見れますよ、という動物病院だと、本当に正しい処置をしてくれているのか不安になります。

2回目の診察となった今回ですが、以前同様、サッと見るだけで診断されていたので、「え、もう終わり?」と思ってしまいました。説明も以前とは違ってあっさりしていたので、早く終わらせたいのかな?と感じてしまいました。

やっぱり診察料金が犬や猫と違って安価になりやすいので、あまり時間をかけたくないのかも知れません。それまで通っていた病院なども比較的あっさりした診察だったので、こういった総合病院的な施設の特徴のようです。

その点、うさぎや小動物専門の病院なら、知識も技術もしっかりした獣医さんがいるので、じっくり時間をかけてくれそうです。

もし短時間で診察が終わっても、「うさぎも診れる病院」と「うさぎ専門の病院」では安心感が違うのだろうな、と思いました。その分もちろん料金は高額となりそうですが、もう少ししっかり調べてみて、我が家の子も安心して通えるような病院を探そうと思います。

とはいえ、犬や猫メインでもしっかり診てもらえる病院はあります!我が家のチビが手術を受けた動物病院は犬や猫が中心でしたが、しっかりと診察して、手術も体の小さいチビの体力に配慮してくださいました。

ちなみにこちらの病院です。事情があって引っ越してしまったためもうお世話になれませんが、引っ越さずにいたら今でもずっとこの病院にお世話になっていたと思います。

うさぎ専門の動物病院は少ないですが、全国に点在しているようです。小動物の特別診療費(専門医療費)など、ちょっとした手数料のようなものが必要となるので、診察のみでも数千円は覚悟しておいた方が良いでしょう。

通院にも適用されるペット保険を活用すると、金銭的な不安もなく治療を受けさせてあげられます。うさぎ専門の動物病院もしくは小動物専門の動物病院が近くにある人は、ペット保険で普段から備えておくのも一つの手ではないでしょうか。

※ペット保険については、こちらの記事を参考にしてみてください。⇒⇒
⇒⇒『うさぎが加入できるペット保険は?~満11歳未満の高齢うさぎも入れるプリズムコールがおすすめ~』へ

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