IPOで個人投資家に有利と評判のマネックス証券を検証【完全公平抽選方式】

マネックス証券は中規模の証券会社ではありますが、革新的で様々な個人投資家に有利なシステムを取り入れていることで有名な証券会社です。

例えば、米国株式投資や国内株式投資の手数料水準、投資信託の積立方式などなど、、、そして、それはIPOの抽選システムにも言えます。

特にマネックス証券のIPO抽選システムは個人投資家に大変有利になっているので、IPOの当選を狙うのなら、マネックス証券は是非押さえておきたい証券会社となります。

この記事では、そんなマネックス証券について、じっくりと解説していきます。

是非、貴方のIPO投資に役立てて下さい。

マネックス証券とは?

マネックス証券は、マネックスというハイカラな名前からも分かるように、日本の証券会社の中では新興の証券会社です。

始まりは1999年で、当時ゴールドマンサックスのゼネラルパートナーだった松本大とソニーがネット専業の証券会社として共同設立しました。

現在では珍しくもありませんが、ネット専業の証券会社は、当時としては革新的なことでした。

その後、日興シティホールグループの日興ビーンズ証券やオリックス証券、ソニーバンク証券といった名だたる証券会社と吸収合併を繰り返して、今日マネックス証券として存在しています。

企業理念として『徹底したコスト管理』『ネットワーク時代を先取りした新しい金融インフラの構築』『顧客を真の主役としたビジネスモデルの構築』の3つを掲げており、その理念を表すように低価格な手数料体型を構築、また、米国株投資の先駆けとして、IPOへの積極的な参加と共に個人投資家目線に立った抽選システムによる公平抽選を行なっています。

大手証券会社とは一味違った味のある証券会社だと言えます。

マネックス証券のIPO ルール 完全公平抽選方式

マネックス証券のIPOルールは、マネックス証券のIPO引き受け株数のほぼ100%全てを、応募者1人1口として完全公平抽選を行い配分します。

このIPOルールは、他の証券会社と比較して、個人投資家にとって大変有利な抽選方式です。

何故なら多くの証券会社は、まず始めに引き受け株数の大半である約90%を自社の大口顧客に配分して、その後に残りの10%前後を完全抽選にする場合が多いので、必然的に個人投資家に回ってくるIPOの当たり本数は少なくなります。

それに対して、マネックス証券では、ほぼ100%全てを公平抽選に回しているので、同じように幹事団に入っていても他の多くの証券会社よりもマネックス証券の方が個人投資家に配分される株数は多くなり当選確率は高くなります。

しかも、マネックス証券では、1人1口性を取っていて資金の過多に関わらず公平に抽選が行われるので、これも個人投資家にとって有利です。

参考:IPO完全抽選証券会社を一覧で紹介【資金力関係なく当選できるおすすめ口座】

マネックス証券のIPO 実績

2015年

2月
ファーストブラザーズ
ファーストロジック
ALBELT
シリコンスタジオ

3月
ショーケースティービー
ヒューマンウェブ
エスエルディー
イード
ファーストコーポレーション
Aiming
日本動物高度医療センター
sMedio

4月
Hamme
シーアールイー
レントラック
リンクバル
Gunosy
ジグソー
デザインワン・ジャパン
テラスカイ

6月
スマートバリュー
マーケットエンタープライズ
中村超硬
メニコン

7月
富士山マガジンサービス
平山
アイリッジ

8月
PCIホールディングス
パルマ
メタップス
アクアライン

9月
ベステラ
STUDIOUS
ピクスタ

10月
AppBank
グリーンペプタイド
パートナーエージェント
バルニバーニ

11月
かんぽ生命保険
日本郵政
ゆうちょ銀行
ロゼッタ
ベルシステム24ホールディングス

12月
ラクス
ランドコンピュータ
ツバキ・ナカシマ
ミズホメディー
オープンドア
ピジョン
ソネット・メディア・ネットワーク

2016年

2月
はてな

3月
バリューゴルフ
プラス
LITALICO
富山第一銀行
ユー・エム・シー・エレクトロニクス
アカツキ
グローバルグループ
アグレ都市計画
アイドママーケティングコミュニケーション
チエル
ウィルプラスホールディングス
ベネフィットジャパン
エボラブルアジア
PR TIMES

4月
エディア

6月
ホープ
ジェイリース
バーチャレクト・コンサルティング
キャリア
ソラスト
コメダホールディングス

7月
セラク
LINE
インソース

9月
串カツ田中
デジタルアイデンティティ
ノムラシステムコーポレーション
チェンジ

10月
キャピタルアセットプランニング
KHネオケム
マーキュリアインベストメント
ユーザーベース
九州旅客鉄道
アインモバイル

11月
バロックジャパンリミテッド
WASEハウス
スタジオアタオ
エルテス

12月
イントラスト
キャリアインデックス
シンシア
日本モーゲージサービス
セグエグループ
イノベーション
フォーライフ

ここで紹介したようにマネックス証券は、毎年沢山のIPOを取り扱っています。

ここ数年マネックス証券が主幹事だったことはありませんが、マネックス証券のIPOの配布は、ほぼ100%完全公平抽選システムですので、当選確率は他の証券会社と比べても高いと言えます。

マネックス証券のメリット

マネックス証券のメリットは前述したIPOの抽選ルールだけではありません。

国内外株取引手数料が割安であり、投資信託の自動積立システムも無料で活用できます。

また、投資信託のラインナップの充実にも力を入れていて有望な投資信託をラインナップに加えるスピードはネット証券の中でもトップクラスです。そして、お問い合わせ窓口の対応も良いと評判です。

コスト面・サポート面の両面で優れているのでIPOに活用しながら、メインの株取引を行う証券会社として活用するのも良いでしょう。

マネックス証券のデメリット

マネックス証券のデメリットと言うと、それは、これだ!と言える何かが無いことです。

例えば、米国株投資はマネックス証券がネット証券ではパイオニアです。

昔は米国株投資を行うのなら、マネックス証券に口座を開設してから始めるのがセオリーでした。

しかし、現在ではSBI証券や楽天証券といった他のネット証券の方が割安な手数料体型や様々なサービスを提供しています。

その為、他のネット証券と比べると必ずしもマネックス証券が『これはダントツでマネックス証券が1番良い!』と言える所は無くなってしまいました。

マネックス証券はネット証券として高いレベルを維持しているのですが、他のネット証券の方が有利なシステムや条件を用意しているので埋没してしまっているのが現実です。

まぁ、新しいサービスを出しても、そのサービスを丸パクリして、更に安く出してくるSBI証券がいる限りは、マネックス証券に限らず、ネット証券の世界で中小のネット証券が突出してシェアを拡大させるのは難しいので仕方が無いと思います。

まとめ

マネックス証券は個人投資家にとって有利なIPO抽選システムを採用しているので、IPOの当選を狙うのなら、是非開設しておきたい証券会社です。

もし、マネックス証券をIPOにだけ活用するのなら30万円ほど、マネックス証券の口座に入れておいてIPOの時に応募するという方法がオススメです。

また、マネックス証券はIPO以外でも優れた手数料体型を整えている上に、サポート面でも充実しています。

長年株取引を行なっている方でも、マネックス証券を愛用してメイン口座としている方が沢山いることにも頷けます。

口座開設は無料ですので、とりあえず開設して、まずは使ってみることをオススメします。

口座開設は以下よりどうぞ。
⇒完全抽選方式のマネックス証券