私のメインンの投資信託「eMaxis slim8資産バランス」がなぜおすすめなのか書いてみる。

私はブログでもお伝えしているようにIPO投資に力を入れていますが、実はメインの投資手段として三菱UFJ国際投信が運用しているeMaxis slim8資産バランスという投資信託を積み立てています。

毎回狙ったIPOが当選してくれれば投資信託を積み上げる必要も無いのですが、なかなかIPOに当選しない現実を真摯に受け止めて積立を継続しています。

今回は、私のメインの投資商品であるeMaxis slim8資産バランスの事と私の投資方針をご紹介していきます。

Sponser Link


eMaxis slim8資産バランスの概要

この投資信託は三菱UFJ国際投信が設定している投資信託シリーズeMaxisのバランスファンドの1つで、予め設定された8資産に均等投資します。

分散する8資産は

  • 国内株式
  • 先進国株式
  • 新興国株式
  • 国内債券
  • 先進国債券
  • 新興国債券
  • 国内REIT
  • 先進国REIT

この投資信託1つで8000以上の銘柄に分散投資されます。これだけ細かく分散するので個別株リスクやからは無縁の商品です。

また、比率を守った均等分散が自動で行われるので高くなった資産を売却して安くなった資産を買い増していくリバランスが自動で行われるのも大きなメリットです。

しかも、投資信託を保有している間は継続して支払うことになる元々の信託報酬(29年12月現在 税抜0.21%)が低い上に、同様のコンセプトの投資信託がeMaxis slim8資産バランスの信託報酬を下回った場合は値下げをして対抗すると明言しており実際に値下げを行なっています。

商品コンセプト・安価な信託報酬が認められ潤沢に資金が集まってます。

自分が保有しているので贔屓めになってしまうかもしれませんが、客観的に見ても現在の日本でeMaxis slim8資産バランスは8資産に均等投資する投資信託の中で最も優れた商品だと断言できます。

何故eMaxis slim8資産バランスをメイン投資商品にしたのか?

私がeMaxis slim8資産バランスをメインの投資手段としたのは、1つの商品で幅広い資産に分散投資されていて自動でメンテナンスも行われるので、目の覚めるようなリターンは得られませんが、その代わり世界経済の上昇を受けて放っておくだけで緩やかに資産が自己増殖していく投資信託だと考えたからです。

大勝ちはしないが大負けすることもない。

失敗できない将来の資産を築くには最適の投資信託です。

また、信託報酬は確実にリターンを削っていくので安いに越したことはありません。

今までの投資信託は基本的に信託報酬の値下げが行われず、周りの投資信託が信託報酬を下げれば、信託報酬だけ時代に合わせて下げて名前だけ変えて新たな商品として販売を始めるという保有者をナメている物ばかりでした。近年は金融庁の指導もあって状況は多少改善しましたが、同様のコンセプトの商品の信託報酬に対抗して値下げすると明言しているのは三菱UFJのeMaxis slimシリーズのみです。

実際に値下げも行われていることから、これなら長期間資産を預けても時代遅れな投資信託になる可能性は低いだろうと思いました。

  • 幅広い資産に均等分散で緩やかな資産増殖が期待できる
  • 対抗値下げが期待できる信託報酬

この2つが私がeMaxis slim8資産バランスを投資のメイン商品に決めた決めてでした。

保有者だから分かるeMaxis slim8資産バランスの欠点

ここまで良いことばかり書いてきましたが、eMaxis slim8資産バランスにも欠点はあります。

保有者だから分かる欠点を素直にお伝えします。

欠点1.目の覚めるようなリターンは不可能

これはメリットでもありデメリットでもあるのですが、このeMaxis slim8資産バランスで驚くようなリターンは不可能です。

債券にも投資していますし幅広い資産に投資していることは、調子の良い資産にも調子の悪い資産にも均等に投資する形になるので、最終的に得られるリターンは全資産の平均値になります。

私は年率3〜4%くらいで増えていってくれるだろうと期待して投資しています。

つまり資産の平均リターンを狙う投資信託なので、絶好調な資産と比較すると、常に見劣りしてしまうということは間違いない事実で有り欠点と言えば欠点でしょう。

欠点2.リバランスのタイミングが早い気がする

これはあくまでも私の感覚によるものですがeMaxis slim8資産バランスはリバランスが短い間隔で行われているように感じます。

実は同じ8資産均等分散型のコンセプトを持つ投資信託同士でも、このリバランスのタイミングは投資信託によって微妙に異なります。私の経験としてなのですがリバランスのタイミングは、ある程度の間隔を開けて実行した方がリターンが高まる傾向にあります。

このリバランスのタイミングは人によって好き嫌いがあると思いますし、私の経験値では測れない場面で有利に働く可能性も否定できませんが、私の中では欠点になり得る特徴だと認識しています。

欠点3.似たような名前の投資信託が多過ぎる

三菱UFJ国際投信からはeMaxis slim8資産バランスと全く同じコンセプトで名前と信託報酬が異なる投資信託が複数存在します。

eMaxis 8資産均等バランス
eMaxis slim8資産バランス
eMaxis 8資産つみたて(つみたてNISA用投資信託として設定予定)

この中で信託報酬が他の同様の投資信託に対抗して値下げすることを明言しているのはeMaxis slim8資産バランスだけです。

他の投資信託には、そのような記載は一切ありません。

率直に言うと、特別な理由が無ければこの中でeMaxis slim8資産バランス以外は選んではいけません。

色々な事情あるのだとは思いますが、この様に同様商品コンセプトの投資信託を同じ様な名前で信託報酬を出すのは良いことだとは思えません。

私の積立投資方針を紹介

ここでは私のメイン資産となる積立投資の来年度の方針をご紹介します。

つみたてNISA口座⇒eMaxis slim8資産バランス

イデコ口座⇒ifree 8資産バランス

これを積立資産のベースに据えます。イデコ口座でifree8資産バランスを購入しているのは、私がイデコ口座を開設しているSBI証券で扱っている8資産均等投資しているバランスファンドはifree8資産バランスしかないのでこれを選んでいます。

できることならイデコ口座でもeMaxis slim8資産バランスを購入したいです。

そして、これとは別にIPO投資と暴落時に狙っている個別株やETFを機動的に追加購入していきます。

具体的には、個別株ではリース大手の総合副業企業オリックス(8591)と国内外に販売網を伸ばしている幼児用品大手のピジョン(7956)優待の王様マクドナルド(2702)の3銘柄は欲しいですね。

ETFでは日本以外の先進国に投資するMaxis 海外株式(1550)と日本株式の代表的指標TOPIXに投資する上場インデックスファンド TOPIX (1308)を購入していきます。

最後に

実は私は最近の相場上昇に乗じて個別株や投資信託の半分以上を段階的に売却してしまったので、現在は手持ちのキャッシュが厚くなっています。

ぼちぼち買いのタイミングが来てくれると嬉しいのですが、なかなか思うようにはいかないですね(笑)

余り深く考えずに投資指針を守って積立を継続しながら、暴落時には資金を投入できるように準備していきます。

年末という1年の振り返りには良い時期です。

貴方も今年の投資を振り返り来年の投資指針を考えてみてはどうでしょうか?

今から投資指針を定めておけば、きっと暴落時に役に立ちますよ。