40代で無職になったらどうすればいいか?無職からの脱出方法

時は2019年の4月。年号ももうじき変わります。世間的には景気が好調で多くの業界で人手不足にあえいでいるようです。と言いますか、かなり深刻な状況に陥っています。

しかし、そんな状況下であっても運悪く、職を失って現在「無職」となっておられる方も案外いらっしゃるかも分かりません。それも40代というバリバリ働ける時期に。

40代でもし無職になってしまったらどのようにやって脱出したらいいのでしょうか?私の体験も交えて考えてみたいと思います。

40代で無職、大いにあり得ます

私も一時的、短い期間でしたが無職状態になった時は何回かあります。

いずれも転職期間内となっているのですが、その期間が例え1ヶ月であったとしても生きた心地はしないものです。

40代ともなれば多くの方が家庭を持っていることでしょう。当然ながら妻や子供を養っていかなければなりません。それが大黒柱に果たされる最大の責任です。

それなのに理由はともあれ、プー太郎の身分になって家にずっといる始末。

最初のうちは同情的だった妻の目も段々、状況が変わってゆき「いつになったらちゃんと仕事に行ってくれるの?」といった感じで精神的に追い込まれていくでしょう。

まあ、そういうパターンになるのは致し方ありません。それが元で家庭内不和に陥らないように早く何とかするのが亭主の勤めですから。

現状の世の中、こちら側からアクションを起こさなかったら、まず間違いなく職からあぶれる事は考えにくいです。なのに無職になってしまうのは、様々な不満の積み重ねによって転職の道を選ばれた、と考えるのが筋でしょう。

ただ、業績悪化で会社が倒産するケースは後を絶ちません。そういった事態が40代に急にやって来た、とも考えられるでしょう。

40代での無職からの脱出方法

それでは運悪く40代にして無職になってしまった場合の脱出方法について考えてみます。

私の体験談を元にご紹介して参ります。

前職在籍中に転職活動を行って転職を決めておく

私がとった行動の中で最も多かったのがこの方法です。無職の不安から脱出するには予め、前職に在籍している間に密かに転職活動を行い次の転職先を決めておく方法です。

無職になって何が一番怖いか、と言ったら収入がなくなる事です。家庭を持ち一家の大黒柱になっている以上、例え1ヶ月でも無収入の期間を設けてはいけないのです。

よって、そう決めたからには在職中に誰にも気付かれずに転職活動を密かに行うのです。

ただ、仕事をやりながらの転職活動です。情報を調べたり応募したりするのは問題ありませんが、最も困るのが面接の時間を設けることです。

何せこちらはまだ前職の身分。勤務中に堂々と面接に行くわけにはいきません。その点に関しては私も結構、頭を使いました。

ただ救いは在籍していた会社の休みが土日ではなかった事です。平日の自分の休みの日に先方様と上手く調整して面接に赴けるようにしていました。それによって何とか面倒なことも起こらず、面接に全力投球できた、という訳です。

失業保険を受給する

失業保険を受給する。この方法も無職になった人が考える典型的な方法でしょう。

ただ、私はこれまで17回ほど転職をやってしまいましたが失業保険にあやかったのはたった1回きりです。

それは失業保険にあやかり過ぎると自分のそれまで納付してきた失業保険のストックを食いつぶす行為になる、という事に気づかされたからです。

もし、失業保険を満額もらい終わってから次の転職先で早期に退職する羽目になってしまったら、最悪という事です。

よってこういった憂いを経験したくないので私は極力、在籍中に転職を決めていたのです。

それと失業保険は会社都合の退職理由でないと即時に受給されません。自己都合だったら3か月間待機せねばならないのです。

それだったら早めに次の会社を探して決めておいた方が、よっぽど気が楽だったのです。失業保険に頼るのは人生、最悪のケースになるまで温存しておいた方がいいと思いますよ。

アルバイトで食いつなぐ

自己都合で退職してしまい、一応、次の転職先が決まったものの、出社までに1ヶ月も時間があった。そういった時には空いた時間にアルバイトを入れて無収入になるのを食い止めていました。

この方法も1度だけ行いました。なるべく単価が高いアルバイトをやろうと思って決めたのが深夜の時間帯に作業を行うアルバイトです。

1ヶ月やって、まあそれなりの収入は確保できました。

しかし、それでも正社員として同じ時間働くよりも実入りは少ないです。

それでつくづく思ったのです。アルバイトは割が合わないと。やはり40代の人間、正社員として働かないと人生を勿体なく過ごしてしまうな、と。

それに深夜の時間帯の仕事って、体調を崩します。私も酷い便秘になって困ったのを今でも覚えているのですよね。

いいリフレッシュのタイミングだと割り切る

最後に思いついた方法が「いいリフレッシュだと思って割り切って休養する」です。

人によってはそういった失業期間。何も無理して働かなくてもいいじゃないか。旅行に行くなりしてリフレッシュしたらいい」と言ってくれる人もいました。

しかし、それは転職回数が少ない人が言うセリフでしょう。私のように尋常ではない回数、やっていたらとてもリフレッシュ出来ません。

まあ、転職活動に専念するために2週間ほどぐらいだったらじっとしているかもしれませんね。アルバイトも決まったらすぐに働きに行けるものでもありませんからね。

ただ、リフレッシュが長過ぎると必ず妻の怖い視線が放たれます。ほどほどにやらないととんでもない事になってしまうでしょうね。

さいごに~無職からの脱出は気持ち次第ですよ

40代になって無職から脱出する方法について紹介させてもらいました。それらをもう一度まとめておきますと、

  • 前職在籍中に転職活動を行って転職を決めておく…最も私が多く取り入れた方法です。
    面接日さえ上手く設定できたら申し分ない方法ですよ。
  • 失業保険を受給する…1回きりです。結局、自分の失業保険のストックを減らしますから。
  • アルバイトで食いつなぐ…深夜の作業を選択したら体調管理に気をつけましょう。
  • いいリフレッシュのタイミングだと割り切る…ご自身の都合次第で取り入れてもいいと思いますよ。

今回は概略的に40代の時に無職からの脱出法がどうだったのかを並べてみました。

人生において仕事を最も精力的に行える40代の時に無職になるのは辛いものです。

しかし何が起こるか分からないものまた人生。最悪の事態を常に想定しておくのもダメージを最小限に留める妙案だと思いますよ。

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