40代転職で無職になったときに備えるために今から始める節約術

40代という年代は男にとってまさに働き盛りです。

そんな一番、脂ののった時期に不幸にして失業し無職状態に陥った…。

「自分はよもやそのような事はまずありえない!」と断言できる方は相当な自信家さんなのでしょう。しかし、世の中、明日はどうなるか誰にも分かりません。今勤めている会社が急に倒産の憂き目にあったり自身の転職活動によって一時的にも無職に陥る可能性はあるからです。

そこでこのような事態を想定していかにして無職状態になった時にでも慌てずに過ごす事が出来るのか。すなわち転ばぬ先の杖、「節約術」というものについて考えて行きたいと思います。

■無職状態に備えるための2つの方法 「貯金」と「使わない」

失業にしろ転職にしろ、無収入状態を作ってしまうわけにはいきません。何はともあれ「生活」を最優先させなければならないからです。

そこでいざという時のために「節約」というものを考えて行きたいと思います。いかにして「節約」を意識した生活を送るか。全部で2個、ご紹介していきましょう。

●貯金する

無職状態に備えるための方法の1つ目は「貯金」です。

そう、節約するということは即ち、いざという時のためのお金を貯める行動に他ならならいのです。

ただ、頭では分かっていてもいざ貯金を始めようと思ってもなかなか思うように出来ないものが「貯金」でもあるのです。

そこで貯金を効率的に行える方法について更に掘り下げていってみたいと思います。

・500円玉貯金を行う

まずは毎月、もらうお小遣いを貯める作戦です。

毎月、もらうお小遣いを全部、使い切ってしまうのではなく少額でもいいからコツコツ、貯めていくのです。

ただ、お小遣いはあなたが仕事を離れて自分のために使えるなけなしのお金です。貯めたいのは山々でもいざとなったら抑制が効かなくなるでしょう。

そこで何らかの手段を思いついて少しでも貯金に回す癖を持って行きたいものです。

例えば500円玉貯金。手元に500円玉があったら間髪いれず貯金箱に入れましょう。これを習慣づけていくのです。

例え少ない額であっても5年、10年と続ければ結構な金額になります。塵も積もれば山となる、でこういった地味な作戦が後々で大きな喜びに変わるのです。

・お小遣いの3割を預金口座に入金する

貯金を行う手立てとして次に挙げられるのが「預金口座に入金する」です。

毎月、決まった日にATMに赴いてお小遣いの3割にあたる金額を入金していきましょう。

人間というものは習慣の生き物です。何か一つでも自分にとってはまった行動様式を認めたらずっと続けてしまう不思議な癖があります。これを利用するのです。

毎月、毎月行っていると途中で辞めたりできなくなるのですよね。本当に不思議なものです。

ただ、お小遣いの3割という金額は、預金に回すには結構きついかも分かりません。そこでご自身のお小遣いの額をよく研究して毎月、いくらまでなら何とか手をつけずにいられるか。それを探りましょう。

お小遣いの半分を貯金に回してしまったら、結局自分の首を絞めるだけになってしまいますからね。

■使わない、つまりケチケチに徹する

節約術の2つ目は「使わない。つまりケチケチに徹する」です。

聞いた印象は非常に後味の悪いものですが、節約上手になるためには無駄なところにお金をかけられないのは当然。

ケチに徹するのは仕方なき生き方なのです。

・ケチケチ行動の心得

無収入状態に備える、あるいはなってしまった時に取る節約術、それは「使わない」つまり「ケチケチ行動」です。

参考ながら私のお小遣いは50歳になって毎月1万円ポッキリでした。さすがにこの金額では3割を貯金に回すことは出来なかったです。その代わりこの1万円をいかにして1か月間、もたせるか。これについて熟考しました。

そこでまず、余分な交通費は使わない。例え10円でも安い区間があるのならそっちを利用する。あとは歩く。そう、公共交通機関にかかる費用もバカにならないからです。

嗜好品関係も極力、使いません。私はタバコはやらないので助かりました。あとは友人との飲み会です。それまで月2回ペースだったのを月1に。あるいは2ヶ月に1回という感じに訂正しました。

しかしこれにはかなり勇気がいりました。男40代。飲みに行きたいものです。それなのに月1回、あるいは2ヶ月に1回にするなど。男の沽券にもかかわりそうな惨めな決断だったのです。

しかし、こうでもやらないとお金というものは節約できません。自分の好きなものに「断」を加えてこそ節約が出来るのです。

キツイ決断でしたが無職の時に、あるいは失業保険が下りない時期に時間があるから、と言って飲みに行きまくっていたら、たちどころに夫婦関係がまずくなり最悪の事態を招くことにもなりかねませんからね。

■まとめ~節約とは「貯める」と「使わない」の2つのみ!

今回は私の経験も踏まえつつ、40代になってから無職に備えるための「節約」について考えて参りました。

それをもう一度、振り返りますと、

・貯金…貯める癖をつけない事には節約は始まりません

・使わない…つまり「ケチ」に徹するのです。

という事になっていました。

ちなみに私の時の参考例の追加を申しておきます。実は私のお小遣い。40代の後半から1万円ではなく7千円だったのです。きっちり3割分を差し引かれていたのです。

7千円で1カ月を乗り切るのは相当、覚悟がいります。とにかく無駄なものや不必要なものは買えません。こうなるとやはり「ケチケチ」に徹しないとやっていけませんでしたね。

まあ、しかし50代になってから役員運転手の仕事に定着してから状況は段々、よくなってきました。人間、人生のどこかで我慢を強いられる時期がある、と思えば何とか乗り切られるものと思います。

事実、私がそうでしたからね。

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