海外のFX業者が利用しているMT4とはどんなソフトウエア?
2014/06/22
MT4は海外のFX業者が広範に利用して一気に人気に火がついたトレーディングソフトウエアで正式名称はメタトレーダーといい、そのバージョン4のモデルを約してMT4と呼んでいます。
海外のFX業者は国内の業者とは異なり、顧客サービスに対して自社で独自のトレーディングソフトのツールを開発することはほとんどなく、汎用性の高いシェアウエアを利用することで業務コストを抑えることに力を入れているため、このソフトが登場して以来かなり広範に利用が進むこととなり、すでに世界的には8割以上のFX業者がこのMT4ソフトを利用しているといわれています。
このMT4の魅力は大きく分けて二つあります。
その一つが高機能チャートソフトを内蔵しているということです。国内の業者では一部しか使えないテクニカルソフトを広範囲で自在に設定することが出来ますので、有名なテクニカルソフトが殆どすべて利用できる状況であり、しかもトレーダーの意向や感性に合わせてカスタマイジングも可能になっているところが大きな人気を呼んでいます。
そしてもう一つの特徴が、今話題のシステムトレードによる自動売買システムを利用できることです。MT4では、既に世界中でMTユーザーが独自の自動売買戦略・EAを開発し利用することができるため、国内も簡単にこうしたEAを入手できことからMT4を利用したシストレがブームになりつつあります。
戦略設定はEAをインストールすればすぐにスタートできますし、バックテストを利用すれば個人レベルでも簡単に戦略の有用性を検証できるようになっているところも大きな魅力となっています。こうしたことから国内のFX業者でもこのトレーディングソフトで取引できるように導入する会社が登場してきています。
2014年3月現在で国内のFX公式認定業者としてMT4の利用ができるのは、FXトレードファイナンシャル、オアンダジャパン、アルパリジャパン、FOREX.comジャパン証券, YJFXの5社となっており、今後随時増えていくことが予想されています。国内でもMT4を使ったシストレが大きな流れになりそうな状況となっているのです。
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