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FXの税金

FXの税金について【FXの確定申告の注意点】

2016/12/25

FXで利益が出た場合には必ず翌年に税金を支払うことが求められます。このFXの税金は申告分離課税を呼ばれるもので、FXの税金については、確定申告で利用者自らが正確に申告する必要があります。

2012年1月以前までは店頭FX業者での利益と証券所FXでの利益は税率が違っており、わかりにくかったのですが、それ以降は税率が一本化され一律に同一条件で課税されることになりました。具体的なFXの利益については次の3つのポイントをチェックすることが重要です。

まず、FXの税金は年間の複数の会社の取引の総合損益を申告することです。FXの損益は年間で合計することになりますので、その間に1社の業者と取引するにしても数社の業者と取引するにしてもそのトータルの損益が年間損益となります。

また、FXの損益は他の決められた金融商品との損益通算が可能となったのも大きなポイントです。これも2012年の税制改正から履行されるようになっていますが、FXでは店頭も証券所も損益通算が可能になりましたし、CFD,バイナリーオプション、商品先物、日経225先物、TOPIX先物などいわゆる商品先物に係わる雑所得に該当する商品の損益とも通算できるのです。

但し株式投資との損益通算は出来ませんので注意が必要です。

3つ目はFXで損失がでている場合には3年間繰越控除が得られるようになったことです。

損益通算をしても損失がでている場合、あるいはFXだけで損失を出してしまっていて、他に損益通算ができない状況では、その損失額を確定申告時に申告することで向こう3年間に渡って繰り越し控除が可能となったのです。したがって翌年以降に利益がでた場合でも、そこで損益通算を行うことができるのはかなりの朗報です。

これで、利益が出た部分について20%(現状は復興特別税2.1%が加算)の分離課税を支払うことになるのです。有難いのは、給与所得者の場合、所得と合算される総合課税ではなく、あくまで定率の分離課税であるということで、以前よりは支払安くなっているということができます。

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