一度目が覚めても、「まだ時間があるから大丈夫!」などと二度寝してしまうことってよくありますよね。気付いた時には、5分刻みのアラームにしていることもあるのではないでしょうか。これって、良いことなのでしょうか?それとも悪いことなのでしょうか?
二度寝が良くないとされている理由
ちなみに、一般的には二度寝は良くないことだと言われていますよね。「私たちの睡眠には、浅い眠りと深い眠りのサイクルがあって、5分余分に寝ただけではサイクルが始まりかけたところで起きるから。」
二度寝が良くないと言われている原因には、きっとこのこともあるのでしょう。いや、サイクルの始まりかけたところで起きるだけではなく、体内時計を乱す原因にもなることも挙げられます。
確かに、1時間半の睡眠サイクルがあるのに急に5分で起きるようなことをすれば、体内時計は乱れそうな感じがしますよね。実際に二度寝をして、スッキリすればもちろん良いのです。でも、もしかしたら「二度寝をしたら、かえって体がきつい。」なんて言う方もいるのではないでしょうか。
二度寝にはメリットがある場合も
ところで、二度寝には、悪いものばかりではなく良い二度寝もあるようですよ。良い二度寝にするためには、一度自然に起きることができた場合にはそれを無駄にしないことです。本当なら自然に起きれることが、私たちの体にとってもっとも良いのです。せっかく良い起き方をしたところで二度寝してしまうと、それを台無しにしてしまうことになります。
二度寝して起きた時には、疲労やストレスになる可能性も考えられます。
一方、目覚ましや騒音などで無理やり起こされた時には、二度寝は良いそうですよ。
実は、私たちが起床する時間には、「コルチゾール」と言うホルモンが多く分泌されるのです。このホルモンには、ストレスを軽減して気持ちを落ち着かせてくれるのです。コルチゾールは、アレルギーや膠原病の治療に利用されることもあるくらいに貴重なホルモンのようです。
二度寝をしない方法
とは言っても、できることなら二度寝をしなくても、満足な睡眠ができるのが一番ですよね。
そのための対策としては、毎日決まった時間に必ず起きるようにすることです。ただ、「毎日決まった時間に起きるのがきつい。」とか「毎日決まった時間に起きると、時には頭がボーッとしている。」なんて言うこともあるかも知れませんね。
こんな場合には、起きたらすぐにカーテンを開けて、外の光を部屋の中に取り入れましょう。「目覚ましがあることに安心して二度寝してしまう。」と言う方は、目覚ましを枕元から遠ざけておくと起きなければならない気持ちになれるでしょう。
この他には、やはり休日でも油断はしないことです。休日だとついつい「今日はいつまでも寝ていられる。」と長めに睡眠を取ってしまいませんか。この長めの睡眠を休日もコントロールして体内時計を整えることも、毎朝二度寝しなくても平気な体にするための秘訣です。
「絶対に二度寝は駄目!」とまではいきませんが、どうしてもと言う場合だけにしておくと良いかも知れませんね。
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