栄養サプリメントの正しい飲み方は?【薬との併用の危険性について】

栄養サプリメントと言うと、必ずと言って良いほど薬と同じようなものとして勘違いしている方がいます。

でも、栄養サプリメントはあくまでも健康補助食品で、薬は治療を目的としたものですよね。

つまり、栄養サプリメントは健康をサポートする目的で作られているので、薬とは違うものなのです。中には、「栄養サプリメントは薬と一緒に飲むと効果があるの?」なんて思い込んでいる方も、少なくないのではないでしょうか。

もちろん、何らかの病気の治療を受けていて薬の服用が必要な場合には、薬の服用もを最優先することが大切です。栄養サプリメントは薬の服用とはタイミングをずらして飲むことをお勧めします。

例えば、食後に服用する薬が多いのですが、このような場合には食前や食中などのタイミングで栄養サプリメントを飲むのが良いでしょう。

そして、食前に服用する薬の場合には、栄養サプリメントを食中か食後にするのが良いでしょう。

とは言っても、あくまでも目安なので、念のため医師に確認して指示通りにするのが無難です。もしかしたら薬と一緒に服用してはいけない栄養サプリメントもあるかも知れないので、これに関しても医師に確認を取っておきましょう。栄養サプリメントにはせっかくの薬の効果を消してしまうものも存在するようです。

さらに、薬の中にも栄養サプリメントのビタミンを破壊したり、栄養サプリメントと併用することで副作用を起こしてしまうものもあります。薬と栄養サプリメントの併用には、くれぐれも注意した方が良さそうですね。

それから、栄養サプリメントが薬とは異なることとして、はっきりと「この時間にどれだけの量を服用する。」などと言う決めごとが無いことも挙げられますよね。

とは言っても、せっかく栄養サプリメントを飲むのですから、このことに安心してあまりにマイペースに飲みすぎるのもお勧めしません。薬を服用していない限りは、胃の働きが活性化していて栄養の吸収率の高い食後に服用するのがベストです。

また、特に水溶性の栄養分は、時間とともに尿として体外に排出されやすい傾向にあります。つまり、1度の大量の成分を摂取したところで、あまり大きな効果は実感できません。それよりも、何回かに分けてこまめに栄養を摂取した方が、安定した効果を実感しやすいものです。1日に3回の食後に分けて摂取できるものであれば、そうした方が良いです。

この他には、栄養サプリメントを毎日摂取することによる害を心配する方はいませんか。先にも述べたように水溶性の栄養分ほど、摂りすぎた分は尿として体外に排出されます。体内に蓄積しやすい脂溶性の栄養分に関しても、ビタミンA以外であればそこまで大きな害はありません。ビタミンAを毎日摂取するにしても、肌が黄色くなる程度の症状でそこまで大した症状はありません。いずれにしてもせっかく摂取した栄養は体外に排出させることなく、できるだけ無駄にしないようにしたいものですね。

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