うさぎ用ケージの掃除方法

夏は特に衛生面に気をつけなくてはなりません。それは人間だけではなく、うさぎも同じことです。

トイレ掃除や床板の下にゴミが溜まったままでは、ハエウジ症など害虫が原因の病気にかかったり、ストレスで体調をくずしやすくなったりします。

今回は、実際にうさぎぱんが掃除している画像とともにうさぎ用ケージの掃除方法をご紹介します。

トイレ掃除以外大してしてないかも、という飼い主さんなど、掃除の際に見落とし部分がないかぜひ確認してみてください。

うさぎ用ケージの掃除方法~事前準備編(必要な道具など)~

うさぎのケージ掃除は、3段階に分けることができます。日頃のお手入れ、ちょっと手の込んだ掃除、そして大掃除です。

  • 日頃のお手入れ…トイレや床下の掃除がメイン
  • 手の込んだ掃除…ケージ本体も含んだ全体的な掃除
  • 大掃除…分解して隅々まで行う丸洗い

日頃のお手入れにあたるトイレや床下の掃除は、みなさんもう手馴れているのではないでしょうか。トイレの糞尿を片付けて、簡単に汚れを拭き取り、新しいペットシーツやトイレ用砂を敷いてセットする。床下も同じように掃除する、という内容です。

床板の上に落ちている食べ残しや抜け毛なども、この時に簡単に掃除してあげます。

もっと手の込んだ方法なら、分解して丸洗いする方法が一番。普段は手の届かないところまでしっかり洗えて、抜け毛や糞尿、食べかすも綺麗に洗い流してあげられます。

しかし、大掃除の難点が「時間がかかる」「場所をとる」「一人では分解が難しい」「マンションなどは狭くて無理」と、いくつも出てきます。さすがに毎週そんな大がかりな掃除をするのは、忙しい現代人には難しいですよね。

そこで今回は、分解まではしないけれど、普段のお手入れよりしっかり掃除できて、見落としがちな部分も綺麗にできる、普段より少しだけ手の込んだ掃除方法をご紹介します。

丸洗いには劣りますが、それでもポイントさえおさえておけば、十分な衛生レベルを保つことは可能です。道具も普段使用しているものと身近なものだけで済むので、挑戦してみてください。

<ケージの掃除に必要な道具>

  • 新聞紙
  • ティッシュ
  • キッチンペーパー
  • ゴミ回収用ビニール袋
  • 掃除用ゴム手袋(必要であれば)
  • うさぎ用除菌スプレー
  • 歯ブラシ

うさぎぱんが使用しているのは、これらのアイテムです。ゴミ回収用ビニール袋は、スーパーの買い物袋で十分です。少しだけ大き目のものと、コンビニでお弁当を買った時にもらえるくらいの大きさのもの、合計2枚あると便利です。

掃除用ゴム手袋は必要であれば用意する程度の認識で十分です。薄手の方が掃除しやすいので、薄手もしくは医療用や介護用のものがおすすめです。

うさぎ用除菌スプレーは、除菌だけではなく石けんや洗浄液代わりに使うこともあります。除菌と消臭も一緒にでき、時短につながります。非アルコールのものを使うのがポイントです。

ペットうさぎ用ならカンファペットチャーミスト』が金属部分にも使えて、ケージ用に最適ですよ。

参考:カンファペットの効果と評判の高さを徹底検証 ~うさぎなどペットに安心して使用できる理由~

歯ブラシは汚れを洗う場合に使用します。あまりこびりついた汚れがない場合は、用意する必要はありません。

ちなみに何故キッチンペーパーも必要かと言うと、水濡れに強く、除菌スプレーをたっぷし染み込ませた状態で汚れを拭き取るのに便利だからです。2~4個入りで百円くらいで買えるので、ティッシュの他にキッチンペーパーを掃除用に購入しておくことをおすすめします。

ケージの掃除方法~実践編~

今回は、「丸洗いはしないけれど、普段のトイレ掃除や床掃除だけでは綺麗にできない部分も掃除できる」を目安に作業していきます。

所要時間:1時間程度(床板の乾燥時間を除く)

1.掃除の準備

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まずはケージ内にいるうさぎさんを別の安全な場所へ移動させましょう。サークルがあるお宅はサークル内へ。ないお宅はキャリーへ。ただし、がっつり掃除するとなると1時間近くかかるため、可能であればキャリーよりはサークルの方をおすすめします。

移動させたら、いよいよ掃除へ。こちらが掃除前の状態です。換毛期ということもあって、隅には毛玉がからまった牧草があったり、糞が落ちていたりします。

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床板の穴から下を覗いてみると、落ちた牧草や糞が見えます。床下ももちろん掃除します。

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2.トイレやフードディッシュ(エサ皿)の移動

隅々まで掃除するために、ケージ内に置かれたトイレなどを移動させます。フードディッシュやおもちゃ、木製ハウスなどを全て取り除きます。

内装がなくなった状態。中には牧草の食べ残しとゴミしか残っていません。

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準備ができたら、ケージ前に新聞紙を敷きます。これで汚れが飛び出したり転がってきても床を汚さずに済みます。ごみ袋も広げて脇に用意しておきましょう。

3.床板の掃除

床板に乗った牧草や抜け毛を取り除きます。手でサッと取り除くのが一番早いです。糞がある時は、小さい方のゴミ袋を手袋代わりにすると綺麗にとれます。

抜け毛が多い場合は先に掃除機やコロコロで大部分をとってから作業すると効率良く除去できます。

ある程度とれたら、床板を外します。我が家は真ん中で別れた2枚タイプなので、左右それぞれ外すことができます。個人的に1枚板よりも真ん中部分の強度がある上、掃除の時に取り外しやすい点から、2枚タイプの方がおすすめです。

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ケージを選ぶ際は、こういったこまかな点もチェックしてみてください。うさぎにとっての快適性に加え、自分にとって掃除しやすそうだな、と思えるタイプを選びましょう。

うさぎぱんおすすめのケージの選び方は、こちらの記事で解説中です。買い替え時の参考にしてみてください。
→『うさぎを飼う時のケージの選び方は?~引き出しタイプがおすすめの理由~』へ

こちらが外した床板です。良く見ると抜け毛の他におしっこで汚れています。我が家のはーくんは高齢になってからトイレに上がるのが億劫らしく、気が向かない時はトイレ以外の場所で用を足しています。

そのため、床板の隅の方がこうして汚れることが多くなりました。

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高齢うさぎに限らず、トイレの場所が気に入らない子や面倒くさがりな子は、トイレ以外の場所で用を足すことがあります。掃除の際にはこのような場所も汚れていないかチェックしてみてください。

ケージごとの丸洗いが難しい家庭でも、床板のみの丸洗いなら簡単にできます。外した床板はお風呂場などで丸洗いしちゃいましょう。

おしっこがこびり付いている場合は、歯ブラシで擦って洗い流します。しつこい汚れは爪で擦るととれますが、爪ではやりたくないなあという時はアイスの棒など木製のもので擦りましょう。

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トイレのしつけがきちんとできていて、丸洗いするほど汚れていないけど?という時は、除菌スプレーを吹きかけてティッシュで拭いてあげるだけでも良いです。時間がない時も、こちらの方が早く乾くのでおすすめです。

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丸洗いした後やスプレーで掃除した後は、しっかり水気を拭き取りましょう。ここで活躍するのがキッチンペーパーです。破れにくいので隅まで拭けるうえ、多少の汚れもキッチンペーパーの凹凸で擦るととれることがあります。

吹き終わったら除菌スプレーを吹きかけて、またサッと水気だけとります。掃除後はカビの原因となるため、きちんと乾燥させてください。直射日光は床板の変形を引き起こします。日蔭の風通しが良い場所で乾燥させます。

夏の時期は扇風機が時短乾燥に役立ちます。

こちらが乾燥も終えた状態。床板をはめる前に、次は本体や床下のトレーの掃除です。

4.ケージ内部の掃除

床板を取り除いた後の隅を見てみると、抜け毛や牧草がこびり付いているのが分かります。

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スプレーで濡らしてからティッシュで拭き取ります。うさぎ用除菌スプレーを使うと安全に掃除できます。

こちらが掃除後の写真です。飛び散っていたおしっこや牧草の食べ残しも綺麗にとれました。これを四隅全部行います。手前から作業していると入り口部分を見落としがちなので、手前側も忘れないように掃除しましょう。

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柵の部分も抜け毛やおしっこが飛び散っているため、同じ要領で拭き取っていきます。

5.トレーや床下の掃除

次はいよいよ床下部分です。トレーを手前に引きだしてみると、糞尿や牧草、食べ残しが溜まっています。ですが、このトレーはひとまず置いておきます。

先にトレーがハマっていた床下部分を掃除しましょう。トレーである程度のゴミは集められますが、隙間からケージの底部分に落ちていることがあります。

糞尿がついた牧草が落ちていると害虫やカビの温床となります。しっかり取り除いて拭き掃除してあげましょう。

こちらが掃除前の状態。トレーからはみ出した牧草などが落ちています。

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拭き掃除後がこちら。綺麗になりました。掃除には床板やケージ内と同じく、ゴミを取り除いてから除菌スプレーとティッシュで拭き取り掃除です。

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最後はトレーの掃除です。我が家は牧草フィーダーを木製のものを使用していたら底部分だけかじられてしまい、穴が開いて使い物にならなくなりました。そのため床に牧草を直置きしているため、2~3日で結構トレーの中に溜まってしまいます。

掃除するときは小さい方のゴミ袋を手袋のように手にはめ、多きい方の袋に詰めていきます。抜け毛が多い時は毛が舞ったり、おしっこで湿気がある場合は暑さでカビが生え始めることもあります。気管支や鼻の粘膜などが弱い人は使い捨てマスクをしておくと安心です。

汚れがひどい場合はまるごと水洗いも良いですが、せっかくのトレー式なので手軽にそのまま中だけ洗ってしまうのも手です。コップ一杯分の水を入れて、汚れ部分を歯ブラシやキッチンペーパーで擦ります。ある程度汚れが取れたら水を拭き取って終わります。

ティッシュで吸い込むのも良いですし、もう使わないよ、という雑巾やタオル、古くなった服で拭き取ると経済的です。

掃除後がこちらです。しつこい尿石だけ残ってしまいましたが、汚れはほとんど洗えました。除菌スプレーをかける場合は、完全に乾燥させてから吹きかけましょう。水分が残らないよう、吹きかけた後はサッと拭き取る必要があります。

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綺麗になったら、トレーを元通りにはめて、床板も設置。トイレやフードディッシュなども元通りの位置に戻し、掃除完了です。

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ケージの掃除であると便利な物

お掃除で持っていると便利な物を、改めてまとめてみました。参考程度にしつつ、飼い主さんにとって一番やりやすい方法とアイテムを見つけていってください。

除菌スプレー

>>『除菌剤チャーミスト

消臭スプレー

>>『カンファペット

※カンファペット解説記事
夏のうさぎ用ケージのお掃除にカンファペットがおすすめ!実際に使ってみた感想

カンファペットの効果と評判の高さを徹底検証 ~ペットに安心して使用できる理由~

ペットのトイレシーツ(トイレシート)

>>『クリーンワン こまめだワン

→『うさぎ飼育日記②うさぎの飼育におすすめ!~ペット用トイレのシート編~

使い古した歯ブラシ

 

キッチンペーパー

基本はこの5つです。除菌スプレーと消臭剤は、どちらか1個で十分。消臭剤にも除菌成分が入っていますし、除菌スプレーで除菌すればある程度の消臭にもつながります。

ペットのトイレシーツは三角に折るとうさぎ用三角トイレにぴったりです。また、ケージ下部の引き出し内に敷いておくとさらにお掃除が簡単になるのでおすすめです。サイズはレギュラーサイズが使いやすいです。

歯ブラシは使い古したもので十分。キッチンペーパーはもったいないと思うかもしれませんが、ペット用ウェットティッシュを購入するより安く済みます。

ちなみに販売されているペット用ウェットティッシュの中には、うさぎの皮膚に危険なアルコールが含まれているものもあります。そういった安全面の意味も込めて、使いやすいキッチンペーパーはおすすめです。

各家で必需品はあると思いますが、「何を使えば良いか分からない」という方は、一度これらのお掃除グッズを試してみてください。

うさぎ用ケージの掃除方法まとめ

うさぎ用のケージの掃除は、今回の方法で1時間くらいでした。正直に言うと、サッと分解してまるごと洗いした方が早いですし、隅々まで綺麗になります。

ですが、毎回そんな大掃除をするのは難しいものですし、マンションなどは丸洗いするスペース的な問題があります。そこで、まるごと洗いは1ヶ月や2ヶ月に一回程度にし、それを補う形でこのような掃除方法を週1ペースで行います。

まるごと洗いにはかないませんが、ある程度の汚れを落とせるため、綺麗な状態を維持しやすくなります。こまめなトイレ掃除の他、床板やケージの四隅もこういった方法で掃除してあげてください。

<うさぎのケージ掃除を実践した結果>

所要時間:1時間くらい
洗ったもの:ケージの内部(床板、トレー、トレーの下、トイレ)
使った洗剤:なし
使ったスプレー:グルーミングスプレー

今回は除菌スプレーを切らしていたので、涙焼け予防に使用しているグルーミングスプレー『PURELA ピュアサイエンス』を使いました。

うさぎのケージ掃除におけるポイントは、洗剤を使用しないことです。石けん程度なら成分的に問題ない場合が多いのですが、(香料が入っていないもののみ)石けんは尿などタンパク質の汚れと結合するとこびり付いてとれにくくなるため、おすすめしません。

除菌スプレーで除菌と消臭はできます。そのため、洗う時は水だけを使い、ブラシでこすり落とす程度で十分です。

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綺麗になって、はーくんも快適そう。

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トイレも掃除しておきました。トレー内と同じ要領で掃除します。

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ところで、掃除した直後のうさぎって、

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容赦なくすぐに掃除したばかりのトイレを使いますよね(笑)

これで自分のにおいをつけてリラックスできるようにしているんですね。完璧に綺麗にすると(あまりにも無臭にすると)うさぎが自分の部屋なのかと動揺してしまいます。

そのため、ケージ掃除をする時は、私はあえておもちゃやフードディッシュは洗いません。そうしないとうさぎのにおいが消えてしまい、落着けない空間になってしまうからです。

うさぎのケージは除菌と消臭が大事ですが、掃除後もうさぎが安心して過ごせるよう、多少はにおいが残る工夫をしてあげましょう。

もちろん、水ボトルやフードディッシュ、おもちゃもケージとは別の日に洗ってあげてください。洗剤を使用する場合は、泡が完全にでなくなるまですすぐことが大切です。

今回は我が家流の掃除方法をご紹介しました。もっと簡単な方法や経済的な方法があると思います。また、地域によってはゴミの分別が厳しく、ビニール袋に糞尿や牧草と一緒にティッシュを入れて捨てられない、という人もいるでしょう。

私の掃除方法はあくまで参考程度に、地域のゴミの分別ルールを考慮しつつ、飼い主さんが続けやすい工夫を探してみてください。

<ケージの掃除で必要なもの一覧>

中でもトイレシーツの汎用性はかなり高いので、トイレには砂を敷く派の飼い主さんも持っておくと便利ですよ!

ちなみに、トイレ掃除がしやすくなる、トイレ用ペットシーツのおすすめ工夫方法はこちらです。
→『うさぎ飼育日記②うさぎの飼育におすすめ!~ペット用トイレのシート編~

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