こんにちは、管理人のうさぎぱんです。先日うさぎのエサ関連でびっくりすることがあったので、その体験談に絡めて今回のお話をしようと思います。
今回のテーマはずばり、『うさぎのエサは数種類ブレンドしても良いのか?』です。
Contents
健康的なうさぎの食生活とは?~エサのブレンドは重要!~
健康を考えると、子うさぎ時期や妊娠、高齢うさぎの時期になるといろんな栄養を摂ってもらいたいですよね。でも、うさぎはエサに対してとてもデリケートなので、あまりたくさんの種類のものを与えても良いものか、悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
いろんな高齢うさぎの飼い主さんのサイトやブログ、うさぎ専門店のスタッフさんのブログなどを見てみると、意外なことに、『数種類のエサをブレンドして食べさせる』ことを推奨している人も結構いました。
やっぱり栄養が大切だから、数種類混ぜて食べさせるのが良いのかな、と単純に考えたうさぎぱん。しかし実際は、もっと重大な理由があったんです。それは、災害対策です。
災害時に入手に困るのはペット用品!
日本は地震大国な上、島国なので、いろいろな災害に晒されやすいですね。テレビでも防災の日や、過去に大きな災害が起こった日に防災特番がよく放送されています。
紹介される防災グッズは年々便利なものが増えてきましたが、何よりなくてはならないのは、いつの時代も食料です!懐中電灯や乾電池がなくても生きていけますが、食べ物や飲み物がないと生きてはいけませんよね。それはペット達も同じです。
災害時に不足して困ったという物資の中には、ペットのエサも含まれています。救援物資の中にもいくらかペット用品が含まれてはいますが、毎日ペット達に与えているエサと同じものが、必ず手に入るわけではありません。
イヤイヤながら食べてくれる子もいますが、うさぎは急なエサの変化に耐えられない子が多く、ほとんどの子が食べようとすらしません。
うさぎは、まる一日何も食べないと死んでしまう動物なので、このような状況は避けたいもの。少しでも食べてくれるように、普段からいろんな匂いや食感、味に慣れさせておく必要があります。
そこで普段からできるトレーニングが、エサのブレンドなのです。
エサが手に入らなくなるケースは災害だけじゃない
普段与えているエサが手に入らなくなるのは、災害時だけではありません。ここで、うさぎぱんの実体験をご紹介します。
先日いつものペットショップへ行ったうさぎぱん、いつものようにうさぎコーナーで愛兎用のペレットを探します。が、何度探しても見つかりません。
店内の商品配置がかなり変わっていたので、まだ店頭に出していないだけかな、と思い、店員さんへ聞いてみることに。すると、「その商品は発注終了になっちゃいました」と言われるではありませんか!
メーカーに在庫があれば取り寄せしてくれるとのことなので、店員さんへ連絡先を伝えて帰宅。通販サイトをいろいろ巡ってみるものの、ほとんどの店で不自然なくらいに在庫切れ。
何でだろう?と不思議に思い、メーカーのサイトへ。そこで知ったのが、『エサの生産終了』という事実でした。
そう、普段与えているエサが急に手に入らなくなるのは、何も災害に遭った時だけではありません。メーカーさんが倒産してしまったり、商品自体が生産終了になったり、輸入品の場合は輸入先の事情もあったり。
予想だにしない事情で、いつものエサが手に入らなくなることもあるのです。
ちなみに、今回うさぎぱんが探した『プレミアムレシピ ラビットフード』ですが、4月からリニューアルするために一旦生産終了しただけとのこと。4月からは毛球症対策に力を入れた商品に生まれ変わるそうです。
ちなみに、通販サイトではすでに購入できるようです。
>>『イースター プレミアムレシピ ヘアボールケア シニア 1kg』詳細ページへ
↑こちらが毛球症対策に力を入れた新タイプ。
※シニア用ではないものは、こちら↓です。
人間の世界でもお馴染みの商品が生産終了したりリニューアルで味が変わるのは、よくあることですね。ペット業界でも実は起こっているのです。
我が家でもエサのブレンドを試してみた
さて、原因は分かったものの、困ったのがエサの入手方法。お取り寄せをお願いした店員さんからの連絡では、すでにメーカー在庫もなかったそうです。
幸いにもAmazonさんで通販申し込みをすることができましたが、発送までは時間がかかる様子。それまで残っているエサがもつかどうか微妙です。
うちの子は牧草嫌いな子なので、牧草だけじゃお腹を空かせてしまうだろうし、野菜ばかり与えるのもお腹を冷やしそうで躊躇してしまいます。
一か八か、ブレンドを試してみることにしました。ブレンドに選んだのは、幼少期に与えていたペレット。まったく新しいものを与えるより、昔食べていたものなら食いついてくれる可能性はあるかな、と考えた結果です。
エサの切り替えを行う時のように、いつものペレットに混ぜて与えてみました。理解してくれるかは謎ですが、いつものご飯が売り切れなこと、2週間後にはまた食べられるようになること、それまで他のものも混ぜることを話しながら与えました。
結果、理解してくれたのか、単純に懐かしい味だと思ったのか、幼少期に与えていたペレットを食べてくれました!しかもよく見ると、心なしかいつものペレットを避けて幼少期のものの方を中心に食べているような……。
味が気に入ってるのかもしれませんし、ただ新鮮な方を食べたかっただけなのかも?正直なところ、判断つけ辛い結果でした。
ただ、このことでエサのブレンドは不可能ではないことが分かりました。
いろいろ調べてみた結果、うさぎぱんが推奨するブレンドのコツはこちらです。
- 別メーカーのものを混ぜる
- 2つ以上別の成分や栄養素が入っているもの
- 高齢うさぎには子うさぎ用を混ぜる
- なるべくお腹に優しいものを選ぶ
まずは基本、別メーカーのものを混ぜるようにしましょう。同じメーカーのものだと材料が被っていることが多いので、なんとなく似たような味や成分になってしまいます。それではブレンドの意味がありません。
いつものエサが手に入りにくい時のために、別メーカーのもの同士で混ぜましょう。食感も若干違っていると、いろんな食感に慣れるのでおすすめ。ただし、極端に硬すぎるもの・柔らかすぎるものを混ぜると、それだけ避けて食べるようになります。
成分や栄養素は、2つ以上異なるものが入っていると健康にも良いです。最近は尿の臭い対策の他に老化防止や消化力アップなど、あらゆる機能がつけられています。ケアしてあげたいものに合った栄養素入りのエサを選んでください。
そして、高齢うさぎには子うさぎ用、もしくは若いうさぎ用のエサも混ぜてあげましょう。獣医さんのブログやうさぎ専門店のスタッフさんのブログにも書かれているのですが、高齢うさぎにこそ多くの栄養が必要なため、子うさぎ用が最適なのだとか。
消化吸収力も弱まっているので、それを補うために高カロリーなものを与えることも大切なのだそうです。子うさぎ用のものは成長に必要なものがバランス良く配合されているので、高齢うさぎの衰えた体力を支えるのに役立ちます。
実際、我が家の愛兎、はーくんも高齢うさぎの仲間入りをしてからは少し体重が減ってしまいました。たくさん食べているのに、いつもと同じ過ごし方なのに、高齢になっただけで体重は減るんです。
人間同様、うさぎも痩せすぎると病気になりやすくなります。高齢うさぎは、いつもの食事量でたくさん栄養素を摂取できるように工夫してあげなくてはなりません。
もちろん、グルテンが多すぎない、お腹に優しいものを与えてあげてください。小麦粉の他、腸で発酵しやすい豆や芋にも要注意です。
うさぎぱんが個人的におすすめしたいペレット
>>『ハイペット チモシーの恵 500g』詳細ページへ
恵シリーズの中でも、牧草だけを使用した一品です。牧草嫌いの子の中には、ただ牧草の食感が嫌いという子もいるので、食べやすいペレット状になったこの商品を与えてみましょう。食いつきが良いと評判の高い商品です。
>>『イースター ベッツセレクション ウサギ用エイジングケアー』詳細ページへ
アンチエイジングにこだわった商品。動物病院専用なので、通販か一部の動物病院でしか購入できません。我が家で購入しているプレミアムレシピの高機能バージョンといったところ。
普段プレミアムレシピを食べている子は食いつき良いです。同メーカーでのブレンドになってしまいますが、体力ケアなど種類があるのでおすすめです。その分、値段は高め。小分けパックなので新鮮度抜群です。
>>『OXBOW バニーベイシックス/T 2.25Kg』詳細ページへ
全国レベルで物資不足になったら、輸入ものが台頭しそうです。オックスボウは現在でも国内で購入できるお馴染み商品なので、今のうちに慣れさせておく手もあり。
日本国内では、牧草マットなどのわらっこ倶楽部シリーズで有名なKAWAI社が販売代理店となっています。動物の飼育に関する理解や医療の発展が進んでいるアメリカ製のものなので、いろんな栄養サプリが配合されている点が特徴です。
味が独特らしく、口に合わない子が多いためブレンドで少しずつ味に慣れさせるのが効果的な商品です。
↓の大容量タイプもあるので、慣れてきたら買い置きして防災アイテムに加えておいてはいかがでしょうか。
>>『OXBOW バニーベイシックス/T 4.5Kg』詳細ページへ
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