2016年9月8日に、さくら総合リート投資法人が東証REITに上場を果たしました。
参考:さくら総合リート投資法人のリートIPOの評価、今回は買いは見送りか。
この記事では、上場後の状況を確認して振り返っていきます。
(この記事は2016年10月18日に書いています。)
さくら総合リート投資法人の上場後から今日までの状況
さくら総合リート投資法人は仮条件の下限いっぱいの公開価格91000円で売り出され、上場初日から値を大きく下げて公開価格から-13.2%ダウンの79000円で初日を終えました。
しかし、上場翌日は大きく反発して値を戻し、その後も大きな落ち込みはなく堅実に推移しています。
これは上場初日に売り抜けるのが得策と言われるIPOでは異例です。株式IPOとリートIPOでは値段の推移が異なるということかもしれません。
よくよく振り返ってみると、上場初日が1番値が荒れた形になっています。これは上場初日早々に大幅に値が落ちて焦った投資家の売りが、更に売りを呼ぶ混乱した展開だったのでしょう。
上場初日に値が荒れたら、焦らずに一旦市場から離れて、値が落ち着くまで様子を見るのが良いと思います。
今後のさくら総合リート投資法人の株価予想
暫くは堅実に推移していくと予想します。
上場翌日以降の推移を見ると80000円を挟んでのレンジが続いており、今後もこの辺りで推移していくと考えられます。
近頃日本の不動産バブルの懸念が指摘され始めているので、いずれは不動産に大きな何かが起こるような雰囲気はしていますが、当面は問題ないでしょう。
IPO前の私のさくら総合リート投資法人に対する評価
私のIPO前のさくら総合リート投資法人に対する評価は、参加オススメ指標30で見送りを推奨していました。
これ自体の予想は当たりましたが、同時にオススメした85000円辺りで買いに入いるのが良いでしょう。
というのは、大はずれでした。
指標を見ると85000円辺りが割安なので、その辺りでぼちぼち値が落ち着くかと思ったのですが、現実は私の予想よりもずっとシビアだったようです。
私のIPOの結果
私は今回のさくら総合リート投資法人のIPOは見送りました。今回の判断は正しかったと思っています。
私の資産のポートフォリオで国内リートは10%を占めています。
今後この比率を保持する為にリートの購入を検討する際には、さくら総合リート投資法人の購入を考えていく予定です。現在の日本の不動産市場は割高な局面だ!と指摘されており、今後大きく下落する危険を孕んでいます。
確かに国内リートはリターンは良いのですが、下落したい時のことも考えて、国内リートに資産を集中させない方が良いと思います。
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