
ブラック企業を辞めれた体験談1 イベント企画業界
私はブラック企業に勤めていました。何がブラックかと言いますと、まず、帰れない。
私は催事、イベントを企画する会社に身を置いてました。大きなイベントがあると、たちまち帰れなくなるのです。最大で二週間帰れないなんて事もありました。家に帰ると、ちょっとした浦島太郎です。
もちろんこういう業界だって言うことは知っていたわけでして、イベントの仕事をしていなくても、だいたい酷いだろうなーっと思う方が多く居ると思います。全面的に会社がブラックだという事ではなく、自分の方もブラック社員だったところもあったかもしれません。
少し、どんな所がブラックかと言いますと、まず、部長が無茶苦茶な絶対君主であった事です。先輩と二人で作業しており、会社携帯に部長から電話がかかってきて、両手が塞がっていたので電話に出れず、先輩にも電話があったのですが、先輩も両手が塞がっており出れない。
後で私が折り返すと、「なんで電話にでねぇんだ、お前ら二人ともぶっ殺すぞ!」と。
時計を見たら深夜2時を回っておりました。先輩と二人でなんだかなぁ…と言ったのを覚えています。とことん嫌だなと思ったのは、部長に「お前のほんわか京都弁聞いてると腹が立つんだよ!」っと言われたときです。
私の出身は京都で、しゃべり方が確かに京都っぽいのかもしれませんが、社会人の年齢になって直せと言われても、否定されてもどうしょうもないのです。ささいに聞こえるかもしれませんが、働き方、生活態度(プライバシーの観点からあまり言われないかもしれませんが)を直せと言われるなら、ちゃんと受け止めますが、出生に関する事に対して怒られたのです。直しようがありません。
ここまでだと部長一人に問題があるように感じるかもしれませんが、問題はそれを回りが聞いていても何もその部長に意見する者がいない事です。新卒でその会社に入った人間は、中途採用で入ってきた目上の先輩に自分の方が社歴が長いのを盾に、命令口調で話してました。
私はそんな会社の小さい事が積もり積もった上にその出生否定の発言を聞いて、辞めようと思いました。私がその時、一番最初にやった事は同業他社の人に接触することでした。最初にも書きましたが、ブラック企業なんじゃないか?っと思った瞬間、自分自身が盲目になりがちです。実際、自分だけが、こんな会社!って思っていて、周りの方はあいつ社会人としてなってないよねーって思われている事が結構ありがちです。
なので、まず、自分がおかしいのか、周りに聴く事を始めてください。ただ、社内の人間ではなく、私はそれを同業他社や、取引のある出入り業者の仲の良い人間とし出しました。
それから、多くの人が○○(私)さん、ひどい扱い受けてると思う。とか、○○(私)さんはちゃんとやってる。などを頂いて、やっと自分を正当化していきました。ブラック企業だとわかったら、辞めたいなっと思うわけですが、転職活動をする間もなく、ずるずると仕事を続けてしまう事が往々にしてあると思います。
しかし、私のやり方はここで一番力を発揮します。同業他社や出入り業者を相談相手に選んだ理由はここにありました。転職を考えている という意思表示が同じ業界の人間に出来るところです。
そうすると、流石に、出入り業者が自分のところでっというのは難しいですが、自分がブラック社員でなければ力になってくれる人が出てくるはずです。私の場合、紹介で幾つか会社の方と会う事が出来ました。
私のいたイベント業界は都合がいいことに、大きな会場の展示会などでは数多の同業者がおり、その場を利用して、紹介してもらった企業の方と会う事が出来ました。私はそうやって自分の時間の無いなか、転職活動をスムーズに行う事が出来、次の会社が決まってからうまく退職という話に入れました。
引継ぎなどで時間を取られましたが、そういったところもブラックなこんな会社っ!っと考えず、丁寧に行い、立つ鳥後を濁さずで、ちゃんと挨拶して辞める事が出来ました。
ブラック企業に転職しないためにブラック企業の特徴をチェック→ブラック企業の見分け方
ブラック企業に入らないために
学習塾にもブラック企業は存在します。ブラックじゃないと成り立たないような経営をしている会社には手を貸してはいけません。
以上の体験談からブラック企業の特徴を知り、ブラック企業に入らないようにしましょう。今回の体験談では以下のようなブラック企業の特徴がありました。
残業代がつかない
精神論をやたらとうったえてブラックを正当化しようとする
休みが少ない、給料が少ない
「子供のために」等の精神論を訴えてブラック経営を正当化しようとしている会社は単に人件費を安くして、社長が暴利をむさぼりたいと考えているだけです。あなたも精神論を掲げられてブラック社長の食い物にされてしまっているだけです。
真に正しい経営とは働く側も消費者も経営者もWINWINの関係を築くことができる会社です。ブラック企業を蔓延させないためにも体験談にあるようなブラック企業には入らないようにしましょう。そのためにもブラック企業の特徴を事前にチェックしておくことが重要です。
事前にチェックする方法としてはネットで企業の口コミをチェックする方法がおすすめです。
転職サイトのキャリコネ転職サービスでは無料登録で全国の企業の口コミを見ることができますのでチェックしておきましょう。
そして、もし間違って入ってしまったなら勇気をもってすぐにでも辞めてください。
ブラック企業に手を貸すことが、益々、世の中をブラック企業でいっぱいにさせてしまうんです。
当サイトのブラック企業に入らない方法も参考に皆さんの手でブラック企業を減らしていきましょう。
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