子宮頸がんの予防接種は受けない方が良いの?【副作用について】

「予防接種は健康のためには受けた方が良い。」と思う方は多いでしょう。でも、予防接種は安心ばかりのものだとは限らないのが現実です。体質や体調、予防接種によっては、何らかの副作用が起こることもあるのです。最近、問題となっているのが、子宮頸がんの予防接種です。

子宮頸がんとは

子宮頸がんは最近は自治体で検査をしてくれるところも増えていますし、妊婦健診で子宮頸がんの検査を行うこともありますよね。そもそも、この子宮頸がんとは、一体どのような病気なのでしょうか。子宮頸がんは、女性の子宮頸部にできるがんのことで、子宮の入り口付近にできるがんのことを言います。

このがんには「ヒトパピローマウイルス(HPV)」と言うウイルスが関与しており、HPVは性行為によって感染するようです。子宮頸がんも他のがんと同じように特に初期症状は無いのですが、出血やおりものの様子から異常が感じられることもあるようです。

例えば、生理以外で不正出血があったり、性行為で出血が起こったり、おりものが以前よりも増えたりするなどの症状です。症状が進行すると、尿に血が混じったり、下半身に痛みがあったりすることもあります。何らかの異常を感じた時には、すぐに医者にかかりましょう。

20代からの発症も増加傾向:早期発見、早期治療が重要

ところで、子宮頸がんは、一度発症しても治療することができるのでしょうか。がんの中には治療が不可能なものもあるので、不安に感じる方もいるかも知れません。

ただ、子宮頸がんに関しては、早期発見ができれば治療が可能だと言われています。逆に、発見が遅れてしまうと、他の病気と同じように治療が難しくなるようです。子宮頸がんの発症者は20代後半から増えていき、40代以降の方が多いと思いきや、最近では20代から30代の方の発症者も増えているので注意が必要です。

子宮頸がんの予防接種の副作用

こんな子宮頸がんの予防対策として、予防接種を受けることが勧められています。とは言え、最近では、子宮頸がんの予防接種を受けたことによる副作用の問題が取り上げられていますよね。

子宮頸がんの予防接種を受けて考えられる副作用には、注射部位の腫れや痛み、痒みなどだけではなく、頭痛、腹痛、腹痛、筋痛、めまい、蕁麻疹、発熱、痺れ、全身の脱力、注射部位の知覚異常、手足の痛み、失神などが報告されているようです。

このように考えると、子宮頸がんの予防接種の安全性が明確にされるまでは、医師の診察を受けながら慎重に判断した方が良さそうですよね。

定期検査のすすめ

他の子宮頸がんの予防対策としては、2年に1回の頻度で子宮頸がんの定期検査を受けるのが良いかも知れませんね。子宮頸がんの検査では、子宮頸部の細胞を採取して異常を確認するものです。検査の時に多少チクッとしますが、そこまで辛い痛みなどは無いので安心して受けてください。

子宮頸がんの検査は、自治体によっては補助が出て安く検査を受けられるところもあるようです。市町村のホームページや保健所のホームページに記載されていることがあるので、興味のある方はチェックして検査を受けてみましょう。

参考:子宮頸がん予防ワクチンの接種を受ける皆さまへ

参考:保護者の皆さまへ 子宮頸がん予防ワクチンの接種についての考え方

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