赤ちゃんの言葉の発達は少しでも遅れを感じると、多くのママが不安に感じてしまう部分なのではないでしょうか。「こればかりは身長や体重、運動能力の発達と同じように、個性だから仕方がないもの。」こんなふうに受け止めている方もいるかも知れませんが、それでもお子さんと早く会話ができたら、ママもお子さんの気持ちが分かってだいぶ楽になるに違いありません。では、赤ちゃんの言葉の発達を早めるために、親として一体どのようなことができるのでしょうか。
同年代の子供が良き先生になることも!
「一生懸命子供に話しかけているつもりだし、幼児番組を見せたりもしているけど、うちの子には全く効果なし!」お子さんの言葉の発達を、このように嘆いているママも多いものです。こういう方に足りないのは、もしかしたら同年代の子供との関わりなのかも知れませんね。
赤ちゃんは初めのうちは家族に対して関心を示すのですが、親以上に関心があるのが同年代の兄弟やお友達なのです。特に3歳までの時期は、働いているママと専業主婦のママとで子供の置かれる環境は大きく異なりますよね。専業主婦として1日中子供と向き合っているのも大変なのですが、保育園で同年代のお友達と接しているお子さんの方が、どうしても言葉の発達が早くなりやすいです。
もちろん、最近は専業主婦のママでの集団生活をさせるかどうか、選択することが可能ですよね。悩んだ時に、1度は保育園の一時保育や幼稚園のプレスクール、幼児向けレッスンなどを上手に活用してみるのもお勧めです。
もちろん、親の関わり方で言葉の発達が変わることも!
もっとも言われると苦しいのが、赤ちゃんの言葉の発達が親の関わり方で変わることもあると言うことです。育児とか家事で疲れているママに多いことと言えば、赤ちゃんがママとコミュニケーションを取ろうとするたびに、面倒に思ってしまうことです。「ちょっと待ってて!」と言いながら、そのまま無視してしまうこともあるかも知れませんね。
でも、これをやってしまうと、赤ちゃんはママとコミュニケーションを取る必要が無いと感じて、積極的に話そうとしなくなってしまいます。ほんの短時間でも返事をしたり、分かりやすいリアクションを取ってあげたりしてあげましょう。
ただ、赤ちゃんの相手をするにしても、親が一方的に話すのも逆効果です。赤ちゃんにゆっくり言葉を教えながら話しかけたり、時には赤ちゃんから話しかけるのを待ってみるのも大切です。そして、赤ちゃんが上手く言葉を言えない時に、「○○だね。」とゆっくり言葉を教えてあげれば良いのです。
日常的な情報を増やしてあげること
言葉を話せるようになるためには、当然それなりの情報は必須ですよね。特に赤ちゃんに必要な情報と言えば、食事やお散歩、身の回りのものなど日常的な情報です。日常的な情報が多いものと言えば、絵本や幼児番組などが挙げられますよね。もちろん、保育園のような集団生活でも、このような情報が可能です。
ただ、家庭で情報を増やすとなると、絵本や幼児番組がお勧めです。
絵本の読み聞かせであれば、赤ちゃんのペースに合わせてあげることも可能ですよね。もちろん、全ての赤ちゃんが、絵本の読み聞かせをじっと聞いている訳ではありませんよね。読んでいる途中で、本を破ってしまう子もいるかも知れません。こんな時には、他に興味のある情報源を探してみましょう。
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