こんにちは!久々に飼育関連の日記として、先日行ってきたうさぎの介護&飼育セミナーについて簡単に書こうと思います。
うさぎについて勉強したいのに、どこで何を学べば良いか分からない!という飼い主さんの参考になると嬉しいです。
学んだことも少しずつご紹介していきますね。
Contents
うさぎの飼育セミナーとは?申し込み方法など
今回、私が参加した飼育セミナーは、うさぎを長年飼育してきた専門店店長によるセミナーでした。飼育方法でよくあるトラブルや、その解決方法、予防や対策について教えてもらえるイベントです。
参加費の金額は内容や規模によるので、目安を言うのは難しいです。今回は5千円~1万円程度のセミナーが全国各地で行われました。
初心者さん向けのものもありますが、それ以外のセミナーは何年もうさぎを飼ってきたという飼い主さんも満足するほど内容の濃いものばかり。
「ちょっとは初心者から卒業できたかな?」という飼い主さんこそ、こういったセミナーにぜひ参加してみてください。
うさぎの飼育セミナーの探し方と申し込み方
うさぎに関係するセミナーは、初心者さんには探すのが難しいかもしれません。チラシやネット広告があるわけではないケースが多いので、自分のほうから情報を探すぞ!という意気込みや行動が必要です。
うさぎに関係するセミナーやイベントは、以下のようなところで探すと見つかりやすいですよ。
- うさぎ専門の雑誌
- うさぎ専門の動物病院
- うさぎの専門店
おすすめは、うさぎの専門店さんです。病院主催のイベントが少ないのと、うさぎ専門の雑誌に掲載されるイベントは大規模すぎて、あまり参考にならないからです。
うさぎオーナーの友達を作るなら大きめのイベントが良いですが、勉強会は講師の解説がしっかり聞いたり見たりできる小規模のもののほうが良いです。
そういった小規模のセミナーやイベントを開催してくれるのが、うさぎ専門店さんなのです!
飼い方セミナーの他、写真撮影会や飼い主同士の交流会など、お店によって開催されるイベントが異なります。複数のお店が通える距離にあるなら、まんべんなくチェックしてみてください。
情報は、お店のホームページやブログで確認するのが最速です。
- お店のブログなどで情報を確認
- 応募方法に沿って応募
- (有料の場合)料金を支払う
- 当日参加する
申し込み手順はこの4つだけ。
ほとんどの専門店さんが「誰でも参加可能」にしてくれているので、旅行ついでに遠方のセミナーに応募してみるのもおすすめ。
応募方法もお店やセミナー、イベントごとに異なります。同じお店でも参加者の人数管理などの事情で、「このイベントは事前応募不要だけど、こっちは参加者が抽選」ということもあります。
結構人気のイベントが多いので、早いもの順の事前応募が必要なセミナーは、すぐに応募しておきましょう。私もタイミングを逃して締め切りになったことが何度もありました。
うさぎの介護セミナーに行ってきました!
今回行ってきたのは、うさぎの介護に特化した飼育セミナーで、主催はうさぎ専門店さん。
介護に特化した専門店で、生体は売っていません。その代わり介護グッズが多くあり、店長さんも意欲的に情報収集をしているので、介護で悩んでいる飼い主さんにおすすめのお店です。
お店はこちら。兵庫県にある「ココロのおうち」さんです。
セミナーは名古屋や福岡でも開催されていたのですが、他のうさぎ専門店の店長さんも参加するほど充実した内容でした。
基本は講師(専門店店長)の解説を聞いていくだけなのに、すごく参考になる話ばかりですぐに夢中に。まる一日のスケジュールだったのに、体感的には、あっという間に終わってしまいました。
うさぎの飼育の基本とは
今回、嬉しいことにセミナー内容のところどころで「あ、うち、これ既にやってる!」と驚くことがありました!
たとえば、みなさんは、うさぎちゃんを抱っこするときにどんな持ち方をしていますか?
動物病院の診察時のように顔を外側にして、うさぎちゃんの背中を自分のお腹や胸側にくるように抱いていないでしょうか。
私はその逆です。人間の子どもを抱くように、うさぎちゃんの顔と自分の顔が向き合って、互いのお腹とお腹がくっつくような体勢にしています。
この抱き方をすることで、うさぎにとっても人間にとってもメリットがたくさんあるんです。
- うさぎが怖がりにくい
- 飛び出しを防止できる
- うさぎが脇の下に顔を入れやすい
- 足がつくので落ち着きやすい
簡単にあげるだけでも、この4つがあります。
人間が抱き上げると、うさぎにとっては高層ビルの屋上にぶら下げられているような状態になり、パニックに陥ることも。
飼い主の顔と向き合う体勢にすると、地面が見えないので必要以上に怖がらせずに済みます。自分を抱いているのが飼い主だと分かるので、安心しやすいのもポイントです。
怖くてもすぐに飼い主の脇の下へ顔を潜り込ませられますし、足やお腹がくっついているので暴れにくくなります。
実はこれ、私はテレビで猫の習性を知ったときから取り入れた抱き方です。猫が抱っこ嫌いなのは、足が地面につかなくなるのが怖いからだそうです。
そのため、猫を抱っこするときは足やお腹を支えて、安心させてあげることが大切なのだとか。
うさぎにも同じことが言えると思い、実践してきたのですが、今回のセミナーで正解だったと分かりました。
うさぎも人間より小さな動物です。飼育の基本は、正しい知識はもちろん、何より「怖がらせない」ことが大切だと感じました。
抱き方に限らず、うさぎの飼育には怖がらせないための工夫が必要です。飼育本に載っていないことでも、うさぎが怖がらないための工夫ならどんどん試してみてください。
うさぎの世話は個体に合わせてオーダーメイド
セミナーでもうひとつ、印象に残ったのが講師の「うさぎは個体ごとに性格も体質も違うから、その子にあったお世話メニューを組み立てて作ってあげることが大切」という話です。
飼育本に書いてあるから、この方法が絶対正しい!とは限りません。
たとえば多くのうさぎはニンジンをそんなに好きではありませんが、中には「小松菜やキャベツよりニンジンのほうが好き!」と喜ぶうさぎちゃんもいるかもしれません。
高齢になると足が弱くなる子もいれば、肩やお腹が弱くなる子もいます。その子の特徴をよく理解して、最適なお世話を考えてあげるのが飼い主さんのお仕事です。
実は今回、セミナーで習ったことをたっぷり紹介しちゃうぞ!と思っていたのですが、こういった事情(個体差がある)も関係して、一気に全部ご紹介することができなくなりました。
講師さんとしては情報の共有や拡散は大歓迎らしいです。ただ、個体差によって対応が異なることをよく理解してもらえる状況でなければ、間違った情報の拡散につながってしまう危険を心配されていました。
一番良いのは、今回のセミナーを開催した「ココロのおうち」さんのような知識のしっかりしている専門店や動物病院に相談することです。
私もいろんなケースを考慮して「これなら安心して紹介できる!」と思った情報だけを厳選してご紹介したいので、セミナーで学んだ内容の紹介はちょっと待ってください。
勉強したことを参考に、もっとよく調べてから少しずつ共有していきますね。
今、しっかりとお知らせできることは、「その子に合ったお世話を飼い主さん自身がオーダーメイドで考えてあげてください」です。難しいときは、専門店や病院で相談してみてください。
ちなみに、参考までにうさぎの病院情報をまとめたページを作っています。随時更新してくので、うさぎの病院探しで困っている方のお役に立てたら嬉しいです。
↓こちらから飛べるようにしておきますね!↓
>>『うさぎの治療が可能な動物病院まとめ』ページへ
うさぎセミナーで分かった真っ先に買っておくべきアイテム
何の情報も載せないのもどうなの?と思ったので、セミナーで講師さんが絶賛(笑)していたアイテムだけでもまとめておきます。
>>『水溶性珪素濃縮液<シリー・ケイ>(SILI-K)100ml』詳細へ
☆メリット・・・シリカを摂取できる。数適垂らした水にカットしたリンゴなどを入れておくと酸化しにくいので、介護食にリンゴを入れるときに作り置き(切り置き)しておける。
シリカの特徴やメリットは別のページで解説しています。そちらも参考にしてみてください。(→→『うさぎがシリカ水(ケイ素水)を飲めるって本当?ペット用飲み水の安全性と効果について』へ)
>>『アニマストラス』詳細へ
☆メリット・・・体質そのものを改善するための、酵素サプリ。明確な症状を治すというより、体力や免疫力から改善してくれるので、病気予防にもなる。
アニマストラスの感想やうさぎの食いつきについては、別ページのレビューでご紹介中です。(→→『アニマストラスはうさぎに効果的なサプリメント!~犬猫ペットや人間にも使える~』へ)
>>『SANKO ライトキャリー』詳細へ
☆メリット・・・底を外すとシャワーのときに極小ケージとして使うことが可能。飛び出したり体を支えないと汚れたお尻などを洗えない、という子のシャワーに便利。
ライトキャリーは簡易的な作りなので、防災用具としてもおすすめ。避難所での短期間生活ならケージ代わりとしても十分です。
それから、絶賛ではなかったのですが、当サイトのケージ情報まとめページにも載せているこちらのケージについてもリアルな感想を聞けました。↓↓
>>『ジェックス ラビんぐ フラットフロア62 』詳細へ
トイレが埋め込み式で段差が小さくなっているので、やはり介護や小さい子のお世話に便利だそうです。デメリットは、掃除のたびに分解しないと中の金属板が外せないこと。
講師の方がメーカーさんにも改良希望を伝えたそうなので(笑)そのうち改良版が発売するかもしれません。
体の小さな子や介護が必要な子と暮らしていて、「掃除しにくくても良いから安全性を重視したい!」という方は、検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、これ以外のケージ情報については、まとめページを参考にしてみてくださいね。(→→『おすすめのうさぎ用ケージ情報まとめ』へ)
うさぎのセミナーに行ってきた感想~まとめ~
飼い主同士の出会いを優先するうさぎイベントと違い、今回はがっつり勉強のためのセミナーでした。といっても、参加されている方はみんなうさぎ好きなので、雰囲気は最後まで和やか。
常連の方も半分くらいいました。定期的に開催しているようです。最新情報をゲットして、うさぎについて詳しくなるためにも、今後もこういったうさぎ関連のセミナーには積極的に参加していきます!
セミナーで知った情報は、きちんと調べて私自身もしっかり理解できてから、ひとつずつ大切にサイトでご紹介していきますね。ちょっと時間がかかりますが、正しい情報共有のためにお待ちくださると嬉しいです。
いろんなことを学びましたが、大切なのは「うさぎを怖がらせない接し方と、その子に合ったお世話を考えていくこと」だと改めて思いました。つまり、うさぎを大事にしようという姿勢が大切なんです。
うさぎちゃんに信頼してもらえる飼い主になるように、お互い頑張りましょう!
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