うさぎカフェに行ってきたので感想をご紹介します!~うさぎカフェの詳細情報と体験談~

こんにちは、うさぎぱんです。今回は普段の飼育日記ではなく、うさぎカフェについてご紹介するレポート日記にしようと思います。

先日、ようやく本物のうさぎカフェに行ってきました。

以前も少し「うさぎカフェとは、どういうものなのか?」を解説しましたが、せっかくなので体験レポートで個人的な感想を交えた内容の方がイメージしていただきやすいかと思います。

※ちなみに、うさぎカフェについての前回の基本知識的な記事はこちらです⇒⇒『うさぎカフェの探し方と楽しみ方~他のコンセプトカフェとの違いに注意~』へ

うさぎカフェとは?~基本のスタイルと猫カフェとの違い~

大まかイメージ的には猫カフェと似たようなもので、うさぎと触れ合える場所です。中にはうさぎアイテムだけを集めて生体との触れ合いコーナーがないコンセプトカフェもありますので、入場前にカフェの看板などで確認しておきましょう。

うさぎカフェでの過ごし方は、以下の流れが一般的です。

  1. 滞在希望時間を受け付けで伝える
  2. ドリンクをオーダーする
  3. 滞在料金を支払う(ドリンク代別の場合はドリンク代も)
  4. 指名するうさぎを選ぶ
  5. 指名したうさぎをケージから出してもらう
  6. うさぎと触れ合う
  7. 滞在時間の期限が来たら退場(もしくは延長)

猫カフェとの大きな違いは、猫が室内を自由に歩いていることが通常な猫カフェと違い、うさぎは各ケージごとに入れらている点です。これはうさぎ同士の喧嘩を防いだり、自室にいさせることでストレス軽減効果につながったりします。

さらには客が足元を横切ったうさぎをうっかり踏んだり蹴ったりしないためでもあります。

室内のどこかでくつろいでいる猫を自由に触れる猫カフェにくらべ、ケージの数だけ室内がせまくなっていますが、その分、一人が一匹とじっくり誰にも邪魔されずに触れ合えます

実際にうさぎカフェに行ってみた

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私が行ったうさぎカフェは、駅から徒歩10分程度の距離にありました。ビル内の1フロアが丸々うさぎカフェの店舗になっていて、エレベーターから降りるとすぐに靴を脱ぐスペース。

猫カフェも土足厳禁のところが多いですが、こちらのうさぎカフェも土足厳禁の場所です。鳥カフェは実際に行ってみたことはないのですが、以前テレビの特集で取材されていた店は普通のカフェ同様、土足で入場してテーブル席に着くスタイルだったので、お店や取り扱っている動物によって異なるようです。

受付で人数と滞在希望時間を記入。ここで入場時間を書いたカードと引き換えにお金を支払います。私が行ったところは60分1,300円でした。

うさぎカフェのルール

ちなみに、私が行ったうさぎカフェでは、主なルールは以下のとおり。

  • 最初の60分1,300円
  • 延長30分ごと500円
  • ドリンク飲み放題
  • 食べ物の持ち込みは可能
  • 持ち込み分のゴミは持ち帰ること
  • うさぎをケージから出すのはスタッフだけ
  • お客さんは一緒に遊びたいうさぎを選ぶ
  • 他の子に切り替える時もケージには戻さない
  • うさぎの抱っこは不可
  • うさぎが自分から膝に乗ってくるのはOK
  • 動物の同伴入場は不可
  • うさぎの同伴入場は事前予約が必須

他のお店でも似たようなルールになっています。ドリンクや食べ物の持ち込みに関してはお店ごとに異なりますが、それ以外はうさぎの安全のためにも、ルールに定められていなくても守った方が良いものです。

私が今回行ったうさぎカフェでは、食べ物の持ち込みはOKですが、うさぎが誤って食べたりしないよう、うさぎの活動範囲から離れた場所でのみ食べて良いとなっていました。うさぎと遊ぶスペース内に持ち込めるのは貴重品や飲み物、ケータイくらいです。

他の荷物はロッカーに預けられるようになっているので、無理に荷物を減らして行く必要はありません。ロッカーはコイン不要のタイプで、鍵を持ち歩きます。

うさぎカフェの中~施設内の様子と設備~

うさぎカフェの中には、人間用スペースとうさぎ用スペースが入り乱れているというか、人間用スペースの中にうさぎ用スペースが飛び石のように点在していました。

これには訳があって、うさぎと遊ぶ時にそのうさぎのケージをサークルでぐるりと囲うんです。普段はケージだけですが、遊ぶ時はうさぎの逃亡防止に囲うためのスペースが必要なので、飛び石状態で点在していたのでした。

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他にも

  • うさぎグッズ販売コーナー(※↑の画像はうさぎグッズ販売コーナー)
  • トイレ、手洗いスペース
  • ロッカースペース
  • ドリンクバー
  • 人間のリラックススペース

がありました。お店のコンセプトがうさぎとくつろげるカフェなので、人間用のマッサージチェアや漫画本、うさぎの飼育ノウハウ本がたくさんおいてあって、うさぎと遊ばなくても時間をゆったり過ごせる空間が広がっています。

ドリンクバーはネカフェなどでも見かけることのある、飲みたいドリンクのボタンを押すと紙コップにドリンクが注がれて出てくるタイプでした。コーヒーあたりだと一杯80円で飲めるものもあった、あの機械です(と言ったら伝わりますか?)

うさぎカフェにいるうさぎの種類

猫カフェもそうであるように、うさぎカフェにいるうさぎスタッフ(カフェにいる触れ合い用生き物のことをスタッフと言います)の種類は、お店によって異なります。明確にこの種類をおかなくてはならない、という決まりがないので、ホームページで自分が好きな種類がいるかを基準にお店選びをするのがポイントです。

ほとんどのお店で見かけるのが、ホーランドロップイヤー、ネザーランドドワーフです。この2種は、うさぎを販売するペットショップでも高確率で取扱いがあるほど、うさぎの代名詞のような種類です。

次いで取扱い率が高いのが、ミニレッキスのような手触りが良い種類と、アンゴラ系のように長毛タイプのうさぎです。少しスペースなどに余裕のあるお店だと、大きい種類のうさぎに出会える可能性もあります。

私がカフェで真っ先に指名したのが、赤い目に白い毛のいわゆるアルビノうさぎちゃん。ネザーランドドワーフなので、小さい体の子でした。

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我が家で飼っていたチビと同じくらいの大きさで、成獣なのに子うさぎサイズ。すばしっこく、ちょっと臆病な子でした。店員さん曰く、このお店で一番取扱いが難しく、気が向かない時は店員さんにすら触らせないのだとか。

指名して、うさぎちゃん個体それぞれの取り扱い方法を説明され、ケージとお客ごとサークルで囲われます。サークルの中でうさぎを出してもらい、お客は好きなだけ一緒に遊びます。

臆病で触られるのが嫌なら、と、同じサークル内で走り回っているのを観察。時々こちらに駆けてきて話しかけるように鼻をヒクヒクさせたり見つめてきたりしてくれるので、一応嫌われてはいない様子(笑)

じっと動いているのを眺めるだけでも楽しいです。ただ、せっかくの初うさぎカフェなので、次の子にもチャレンジ。

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次に挑戦したのが、こちらのフレンチアンゴラ種の子。とっても大きく、体重は4kgあるそうです。我が家のうさぎ、はーくんが一般的サイズで1.4kgほどなのですが、その2倍以上ということになります。

ただ、長毛種なので純粋な体の大きさと毛の量、両方がこの重さの理由だと思います。大きい種類は大人しい性格の子が多い印象ですが、この子もすごく大人しかったです。

たくさん撫でさせてくれました。私はうさぎの毛繕いと肩揉みが好きで、我が家のはーくんにも毎回しているのですが、この子にもやってみました。長毛にからまったゴミをちょこちょこ取り除いて、肩のあたりを軽く揉んで。じっと身を任せてくれます。

赤目のうさぎちゃんと大きいうさぎちゃんを堪能したので、次は通常サイズのうさぎちゃんを。

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人気の高いとうわさの子を指名しました。アメリカンファジーロップイヤーの子です。顔の一部の毛がちょっと長めなせいで、横から見るとつぶれた顔に見え……いえいえ、可愛いです。

サークルで囲われ、ケージを開けてもらった瞬間にこちらへ駈け出してきたうさぎちゃん、膝に飛び乗ってきました。とっても愛想が良くて好奇心旺盛の子。看板娘だそうです。

せっかく膝に乗ってくれたのに、うさぎぱんが「写真、写真撮らなきゃ」とスマホのカメラをいじっている間に「なんだ遊んでくれないのか」と膝から降りちゃいました。

その後しばらくはサークルの端に積まれたぬいぐるみで一人遊びをしていたのですが、名前を呼んでいるうちにまた近寄ってきてくれました。手を出してみると、自分から顔を寄せてきてナデナデをおねだりしてきます。

たくさん寝たのか、目ヤニが付いていたので目をつぶってもらいながらそっと取り除いてあげて、あとはひたすら触らせてもらいました。頭をなでたり、毛繕いをしてあげたり、前足を触らせてもらっているうちに、うさぎちゃんが眠ってしまったのでしばらくジュースを飲みながら観察。

時々起きてくるうさぎちゃんと少し遊んで、また撫でてるうちにうさぎちゃんが眠って……を何度か繰り返した後、ソワソワしだすうさぎちゃん。

ケージから出してもらってから20分は経っているし、たくさん寝たので、なんとなく「喉かわいたのかな?」と思ったので、遊ぶのを断念。スタッフさんにケージへ戻してもらいました。

水を飲んだりペレットを食べたりと忙しそうにしている様子を見ながら、時間が来たので受付へ。用事があったので延長できなかったのですが、気持ちとしてはずっと延長したかったです!

指名できたうさぎの数…3羽
触れたうさぎの数…1羽
飲めたドリンクの数…3杯

うさぎぱんの記録は、このような内容でした。60分あれば、3羽くらいまでならゆっくり過ごせます。指名を切り替えるタイミング(サークルを用意してもらっている間)でドリンクのおかわりをしました。混んでる土日はうさぎスタッフも疲れている可能性が高いので、うさぎの負担も考えると平日がおすすめです。

うさぎカフェに行く際の注意点

基本は、各お店のルールに従いましょう。ただ、行ってみて思ったのは、スタッフさんだけでは配慮しきれていない部分があるな、ということ。

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今回行ったうさぎカフェの店員さんは、ケージを開く前に個体の注意点を教えるだけで受付に戻って、こちらを放置してくれるので、自分で好きなだけ触れました。

でもその分、施設利用者の側もうさぎちゃんの体力や様子を見てあげる必要があるな、と感じました。うさぎを飼っている人にはなんとなく分かるような仕草でトイレや水などの要求を教えてくれるので、同じうさぎちゃんと遊びたい時も時々ケージに戻して休憩させてあげるべき、と思ったのです。

初心者さんがうさぎカフェを使用する場合も、(個体によってトイレの間隔も違うので、一概には言えませんが)15分や30分前後でうさぎを休憩させてあげてください。

スタッフさんが言ってこなくても、うさぎちゃんと気持ちよく遊ぶためには、うさぎにストレスを感じさせないようにしましょう。

うさぎは頭が良いので、リピーターになるつもりなら、この注意点はメリットにもつながります。「この匂いの人は、分かってくれるから好き!」と懐いてくれる確率がぐんとアップしますよ!

うさぎカフェに行ってみた体験レポートまとめ

感想は、もう一回行きたい!としか言いようがありません。いや一回じゃ足りないです。今回触れ合えなかったうさぎちゃんと触れ合いつくして、全然触らせてもらえなかった赤目白い毛のアルビノちゃんに「ちょっとだけなら触っても良いよ」と言ってもらえるまでは通いたいです。

でも人間が楽しめる一方で、やっぱりうさぎ側のストレスが気になったのも事実です。オーナーさんがどんなに頑張って指導しても、現場に立つすべてのスタッフが守ってくれるわけじゃありません。お客に指導するのが面倒で、ある程度のことは放置している可能性だってあります。

今回、最後に触れ合った子とのことで、そう感じました。お店側が配慮しきれない分を、こちらで気を付けて利用しないと。

時間制という点がよく似ている猫カフェも、愛猫家さんに「猫をストレスに晒している」と言われることが多く、何度となくトラブルの種になっていました。うさぎカフェも時間制である以上、一人の客が独占し続ける間はうさぎはケージに戻って水を飲むことすらできません。

もちろん、きちんと数分ごとにスタッフがうさぎをケージに戻しているお店もあります。

設備を良くしたり、注意点の説明を徹底するのもお店側の取り組みとしては大切ですが、もっとこまかいストレス軽減の工夫は、お客側も協力しなければ難しいと思います。

  • うさぎカフェはルールを守ろう
  • 1羽のうさぎばかり構わない
  • うさぎとの触れ合いは無理なく
  • 人間もうさぎも適度に休憩を
  • お客がうさぎを大事にしよう

これから利用するつもりの方は、ぜひこの点に注意してください。よその子ではなく、もう自分の家の子と遊んでいるんだ!というつもりで接すれば、きっと無理強いはできないはずです。

たくさん遊びたいなら、適度な休憩を挟んで、他のうさぎちゃんとも触れ合いつつ、無理なく遊びましょう。

この点だけを意識すれば、きっとみなさんもお店を出た途端、「うさぎカフェにまた来たい」と思いますよ。

今回はうさぎカフェのくくりでご紹介しましたが、他にもうさぎと触れ合える施設は全国各地に存在します。最近は外国人もうさぎカフェや猫カフェ目当てで旅行に来るらしいので、そういう情報サイトでうさぎ関連スポットを探してみるのも楽しいですよ。

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