うさぎカフェの探し方と楽しみ方~他のコンセプトカフェとの違いに注意~

最近では海外からの旅行客にも人気のうさぎカフェ。なんとなく猫カフェやドッグカフェのうさぎ版かな?とイメージしている人も多いのではないでしょうか。
今回は、うさぎカフェ独特のルールと注意点についてご紹介します。

うさぎカフェって何?

うさぎカフェは、いわゆるコンセプトカフェのひとつ。猫カフェや鳥カフェのように、実際のうさぎと触れ合えるカフェもあれば、店内モチーフがうさぎで統一されているだけというカフェもあります。

注意してほしいのが、うさぎカフェといっても必ずうさぎがいるカフェとは限らないこと。

  • うさぎがいるうさぎカフェ
  • うさぎがいないコンセプトカフェ
  • うさぎがいるけど触れないコンセプトカフェ

大きく分けて3つの種類があります。
店内モチーフをうさぎグッズで統一しているだけのコンセプトカフェでは、生き物のうさぎと触れ合える機会はあまりないのです。中にはうさぎ自体はいるけれど、お客さんと触れ合えるシステムはない、というお店もあります。
うさぎと触れ合いたい!と思っている人は、うさぎカフェを探す時にシステムやコンセプトの違いに注意してください。

触れ合えるうさぎカフェの特徴って?~うさぎカフェの基本的な探し方~

では、実際にうさぎと触れ合えるうさぎカフェはどう探せば良いのでしょうか。まずお店のホームページや看板をチェック。触れ合えるうさぎがいるカフェなら、触れ合いシステムの料金が提示されています。多くの場合が60分または90分単位でいくら、と時間単位での料金になっています。

「はじめの○○分、□□円。その後延長○○分ごとに□□円。」

このようなスタイルで書かれているカフェなら、触れ合いシステムがあると期待して大丈夫。カフェに分類されていますが、ドリンクが1杯ついてくるタイプから飲み放題のタイプまで、飲食物に対してはお店ごとに異なります。
ドリンクのみで料理の提供はない、というスタイルのお店も少なくありません。あくまで触れ合いを楽しんだりうさぎを見ながらリラックスする場所なので、料理やデザートでお腹を満たすつもりで入店すると驚いてしまうかも。うさぎカフェに入店する際は、お腹を空かしていない状態で行くのがポイントです。

次にお店の内装です。触れ合えるうさぎカフェの場合、通常のカフェにあるようなテーブルとイスは並んでいません。靴を脱いで床に敷かれた絨毯の上に直接座ったり、低めのソファに座れる程度です。これは猫カフェにも多いスタイルなのですが、動物たちが怪我をしないよう配慮されたため。

とくにうさぎは骨が細く、ちょっとした衝撃で大怪我につながります。高いテーブルやイスから落ちて怪我をすることのないよう、これらは最初から設置されていないのです。

お店の外側からチラッと覗いてみて、テーブルやイスが通常のカフェと同様に並べられているお店は、うさぎと触れ合える可能性が低いと覚えておきましょう。

料金の表記と内装、この二つの特徴さえ知っていれば、たとえ街中で偶然見つけたカフェでもがっかりせずに済みます。ぜひ覚えていてくださいね。

うさぎカフェと猫カフェの違い~触れ合い方法も違うの?~

うさぎカフェと猫カフェ、実はシステム内容も異なるお店が多いです。料金システムなどはとても似ているので、なんとなく混同してしまいがちですが、猫カフェのようなものかなと想像している人はご注意。

<一般的な猫カフェ>
  • 室内を猫が自由に歩いている
  • どの子も自由に触ったり抱っこできる
  • 猫じゃらしなど猫用おもちゃで遊べる
<一般的なうさぎカフェ>
  • うさぎはケージやサークル内にいる
  • 触れ合いたい子をスタッフに出してもらう
  • 抱っこはNGなお店が多い
  • うさぎ専用のおもちゃはあまりない

大きな違いは、触れ合いの仕方です。猫カフェはカフェ内に入ると猫が自由にくつろいでいて、お客さんも自由に触ったり遊ぶことができます。

一方のうさぎカフェは、うさぎはケージ内かサークルの中にいて、気になる子をスタッフさんに伝えて出してもらうシステムのところが多いです。これはうさぎが縄張り争いをしないためと、事故を防ぐため。他にも理由はあると思いますが、うさぎを守るための処置です。

高いところから落ちても上手に着地できる猫とは違い、うさぎは小さな衝撃にも気を付けて扱わなくてはなりません。そのため普段はケージやサークルの中で過ごし、触れ合いの時に室内でお客さんと遊びます。

触れ合い方も、うさぎの安全を考えて抱っこは禁止しているお店もあります。おもちゃもうさぎ用のものは少ししか市販されていないため、触れ合いは撫でたり膝に乗せるのが基本。

なんだか退屈そう、と思うかもしれませんが、意外と楽しいんです。好奇心旺盛な子が多いですし、出してもらったうさぎと1対1で触れ合えるので、自分が遊んでいたのに途中で別のお客さんに割り込まれる、なんてこともありません。

活発な子は動きを見ているだけでも楽しいですし、大人しい子も頭を撫でてあげると「もっと撫でて!」と自分から頭をすり寄せてきてくれるので、ゆっくり動物を触れ合いたい人はおすすめのスポットです。

あくまでこれは多くのうさぎカフェに見られる特徴です。お店によっては猫カフェのようにうさぎが自由に遊んでいるところもあります。ですが、安全性と触れ合いの充実度を考えると、ケージから1羽ずつ出してもらうスタイルの方が安心して楽しめます。

うさぎカフェに行くときの注意点は?~服装や禁止事項~

行きたいうさぎカフェが見つかったら、さっそく行ってみましょう。ほとんどのお店が予約不要ですが、臨時休業で閉まっていることもありますので、事前にホームページなどでチェックしておいてください。
うさぎカフェに行く時の準備は普段のおでかけとあまり変わりませんが、安全のためにも、注意しておきたいポイントがあります。

  • 香水や柔軟剤などで匂いのきつい服装はNG
  • 汚れても平気な服装をしておく
  • 黒い服は避ける
  • ジャラジャラしたアクセサリーは外しておく
  • 荷物はコンパクトなものにする

うさぎは匂いに敏感です。香水や少し匂いがキツめの柔軟剤を使用した服は、うさぎに嫌われる元。来店自体を拒否されることもありますし、おしっこをかけられてしまう可能性も。香水などをつけていなくても、家で他の動物を飼っている人などもおしっこをかけられることがあります。汚れても大丈夫なように、洗濯の難しい服などは着ないことが大切です。

また、うさぎの毛はとても抜けやすく、服にもよく付着します。黒い服は目立つので、なるべく淡い色の服などうさぎの毛がついても目立たない色を選びましょう。

ネックレスやブレスレットなど、ジャラジャラしたアクセサリーも外しておくことをおすすめします。うさぎに引っかかって怪我をさせたり、自分が怪我をしてしまう危険があるためです。

荷物は小さ目のバッグにおさまる程度が理想。荷物置き場を設置してくれているお店もありますが、あまり大きくスペースはとれないため、できる限り小さいサイズにまとめた方が預けやすいです。個人管理のお店もあるので、ハンドバッグ程度だとそばに起きやすく、安心して遊べます。

他にもお店ごとに注意事項を設けていることが多いので、入店時の説明をしっかり聞いておきましょう。退出を促されたり出入り禁止にされたり、場合によってはうさぎに怪我をさせて治療代を支払う羽目になりかねません。お店ごとのルールは必ず守って、楽しくうさぎと遊んでくださいね。

※後日、実際に行ってみた時の体験レポートと感想はこちらです⇒⇒『うさぎカフェに行ってきたので感想をご紹介します!~うさぎカフェの詳細情報と体験談~』へ

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