うさぎカフェにはいろんな種類があります。猫カフェのようなものを想像していると、ちょっとびっくりするかもしれません。
ここでは、うさぎカフェと猫カフェとの違いや、うさぎカフェを安全にトラブルなく楽しむためのコツをご紹介しています。初めてうさぎカフェに行く!という方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
うさぎカフェとは?猫カフェとの違い
うさぎカフェは猫カフェと全く違います。動物と触れ合うという点だけを見れば同じなのですが、姿勢が違います。
- うさぎカフェ・・・触れ合えるうさぎとじっくり向き合える
- 猫カフェ・・・基本は猫が近寄ってくれるのを待つだけ
猫カフェファンの方からしたら、ちょっと極端な言い方かもしれませんがご容赦くださいね。管理人も実際に猫カフェ体験をした上で感じたことなので、的外れではないはず。
何と言うか、猫カフェは猫ちゃんが室内に放されているので、触れ合えるかどうかは猫ちゃんのご機嫌次第なんです。ずっと高いところやトイレから出てこない子もいて、猫に全然触れられないまま時間が過ぎてしまうこともあります。
ある程度慣れた子は猫じゃらしに見向きもしなくなるため、猫カフェで思いっきり猫と遊ぶのは難しいです。ごくまれに猫じゃらし大好き!な子はいるんですが、やっぱり人気なので順番待ちになってしまいます。
猫がのんびり過ごしている姿を間近で見られるだけで幸せ。という方なら、それでも十分楽しめます。猫カフェはいわば「待ち状態で楽しむところ」といったスポットです。
これに対し、うさぎカフェは「攻め体勢でぐいぐい楽しみにいくところ」です。
こまかい利用方法はカフェごとに違うのですが、基本的には触れ合いたいうさぎちゃんを選んで、出してもらいます。
うさぎは高いところにヒョイと逃げてしまうことなく、特定のサークル内やお客さんの膝の上で過ごします。1対1で向き合える上、触り放題です。横から他のお客さんにとられる(言い方は悪いですが)こともありません。
猫カフェが「猫ちゃんこっちに興味持ってくれないかな」と待つ姿勢なら、うさぎカフェは「あの子と触れ合いたいです!出してください!」とこちらから迎えに行く姿勢です。
どちらが上でどちらが下などはありません。楽しみたいスタイルや好きな動物で選べば良いと思いますよ。実際、猫ちゃんと一緒に昼寝するだけでも十分楽しめましたし(昼寝OKなカフェ以外では駄目ですよ!)
のんびり過ごしたいときは猫カフェ、思いっきりモフモフ触りたいときはうさぎカフェ、と気分で選ぶのも楽しいですよ。
ただ、「うさぎカフェは猫カフェのうさぎバージョン」ではない。という点だけは覚えておいてください。
うさぎカフェには色んな種類がある!タイプ別で見るカフェの特徴
うさぎカフェにはいろんな種類があります。実は以前「うさぎカフェの探し方と楽しみ方~他のコンセプトカフェとの違いに注意~」という記事でもご紹介したのですが、それとは別の視点で改めてご紹介します。
うさぎカフェとうさぎコンセプトカフェの違いについて知りたい方は、↑の記事もチェックしてみてください。
- 1羽のうさぎを一定時間独占できる
- 1羽と向き合える
- 途中で他のお客さんにとられることがない
この3つは、ほとんどのうさぎカフェで共通するメリットです。これに加え、どんな特徴があるのかカフェのスタイルごとにまとめました。
うさぎを自由に遊ばせるタイプのカフェ
室内がサークルや柵で一定のスペースごとに区切られているカフェです。うさぎ好きのオーナーさんやうさぎに詳しいオーナーさんは、だいたいこのスタイルをとっています。
ある程度、利用者の采配に委ねられているお店です。自由に遊べる分、自己責任もともないます。
メリットとデメリットは以下のとおり。
- うさぎの普段の過ごし方を見られる
- 駆け寄ってくるうさぎが可愛い
- 駆け寄ってきてくれないフリーダムな子もいる
- 無視していると後ろからツンツンしてくる
- 注意して歩かないと事故が起こる
- 衛生状態はお店によってマチマチ
- きれいなお店ならうさぎと一緒に昼寝できる
基本的に、利用者はスリッパなど上履き着用で利用します。うさぎが遊ぶサークルに人間が入る感じなので、人なつっこい子はすぐに駆け寄ってきてくれますが、フリーダムな子は勝手に遊び回っています。
うさぎは選べるため、スタッフさんに人なつこい子を教えてもらうと思い切り触ったり遊んだりできます。また、フリーダムな子も無視していると「遊んで」とツンツンしてアピールしてくれるようになります!
うさぎが走り回れる広さがあるサークルのため、注意して歩かないと足元にじゃれついていたうさぎを蹴ってしまったり、踏みつけてしまう危険あり。うさぎが駆け寄ってきていないか注意して、ゆっくり歩きましょう。
衛生状態はお店によってマチマチです。遊んでいる最中でも平気でおしっこを撒き散らす子が多いところは、床に直接座るのは止めたほうが良いです。
トイレをきちんと所定のところでしてくれるうさぎちゃんが多いお店なら、うさぎちゃんと一緒に昼寝することも可能です。私もうさぎを撫でながら昼寝したことがあります。
スタッフが席までうさぎを連れてくるタイプのカフェ
うさぎ以外の小動物も扱っているカフェに多いスタイルです。他にもスペースが小さいカフェは、このスタイルが採用されています。
気になるうさぎを選び、スタッフさんに膝の上に乗せてもらう触れ合い方です。そんなスタイルのメリットとデメリットは次のとおりです。
- エプロンやひざ掛け貸し出しで服が汚れにくい
- 大人しい子が多い
- 100%うさぎに触ることができる
- うさぎと遊ぶのは難しい(基本的に触るくらいしかできない)
- うさぎのツンデレを体験できない
- 決まった時間いか触れ合えないことが多い
膝の上に乗せられるので、エプロンやひざ掛けを貸し出してくれます。うさぎを自由に遊ばせるタイプのカフェでも貸し出ししてくれるところはありますが、用意がないところもあります。
また、膝の上に行儀良く乗っていられる子ばかりのため、大人しい子が多いのも特徴です。たまに甘噛みしてくる子もいます。
基本は膝から飛び降りたりしない子が多いので、子供が利用しても事故が起こりにくいのも安心です。スタッフさんがつきっきりになっています。ルールをきちんと守ればまずうさぎが怪我をすることはありません。
ただし、膝の上に乗せて撫でるのが主目的のカフェです。走り回るうさぎを眺めたり、後をついて歩いたりできないので、人によっては退屈に感じるかも。
近寄ってきたかと思ったらすぐに走って逃げる、などのうさぎ独特のツンデレが体験できません。カフェによってはうさぎ1羽につき15分程度、と触れ合い時間が決まっていて、次々とうさぎが入れ替えられることも多いです。
うさぎカフェのうさぎは人になついている?噛まれない?
犬のように明確に好意を示してくれない印象が強いうさぎは、人になついていくれるのか分からない。と、うさぎカフェにイマイチ興味を持てない方もいるのではないでしょうか。
小学校の飼育小屋のうさぎをイメージしている方は、とくにそう感じるかもしれませんね。エサを食べているうさぎを一方的に触るというシチュエーションが思い浮かぶ人は多いのでは?
実を言うと、うさぎはすっごく人になつく子と、なつかない子、警戒する子、気まぐれな子とさまざまです。こればかりはお店のスタッフさんの教育や飼育環境、そしてうさぎちゃんの性格に賭けるしかありません。
あまり噛む子はいません。やんちゃな子もスタッフさんの指示通りに触れ合えば噛まれたりしないので、安心してください。
人になついていない子と遊ぶコツ
うさぎカフェでは、基本的にうさぎちゃんの性格をスタッフさんが簡単に説明してくれます。人なつっこい子を選べばたっぷり遊べて触れるのですが、お客さんが多いと人気の子は出払ってしまいます。
そこで残った子と遊ぶことになったとき、お店によっては人なつっこくない子が出てくることも。
理由はカフェに来たばかりで人にならしている途中だったり、そういったコンセプトで売り出していたり。
ほとんどがカフェに慣れていない子なのですが、そのまま人なつっこくならないまま成長した子は、そういった子として売り出されます。
そんな子と遊ぶコツは、スタッフさんに直接聞くことです。スタッフさんしか知らない接し方を教えてもらいましょう。
一見、人になつかないように思えた子も、スタッフさん直伝の接し方をすると少しだけ触らせてくれるようになることがあります。
こまかい手順の場合が多い(正面から声をかけて、手をゆっくり額に近づける、など)ので、うさぎに慣れた頃に挑戦してみてください。
人になついている子と遊ぶときの注意点
注意しなくてはならないのは、意外かもしれませんが人なつこい子と遊ぶときのほうです。人なつこい子と遊ぶときのほうが、事故の危険が高くなります。
いきなり足元に駆け寄ってきたり、忍び足で背後に回ってきたり、油断しているとすぐ近くにいて、蹴ってしまう危険があるのです。
他にも抱っこが大好きな子は、お客さんが座ったとたんに飛び乗ってくるので注意が必要です。前触れなく来る子も多く、座ったとたんに膝にうさぎが迫ってきて驚いた結果、うさぎを落としてしまうかもしれません。
跳躍力がすごい子、勢いが強い子はそのまま肩まで駆け上がってくることも、しっかり支えてあげなくては、やはり落ちて大怪我してしまいます。
これは管理人が某うさぎカフェに行ったときの写真です。椅子に座ったとたんにダダッと肩まで駆け上がってきました。
うさぎに触ったことがない方は、人なつこい子を選ぶ際は要注意です。とくに猫や犬もちょっと怖くて触れないな、という方は、うさぎの予想外に素早い動きに驚く可能性が高いです。
初心者向けのうさぎカフェの特徴は?
うさぎと遊ぶのが初めてな方は、カフェ選びも慎重に行いましょう。スタッフさんが膝に乗せてくれるタイプのうさぎカフェのほうが安全ですが、それだと満足できない方も多いはず。
そこで、うさぎを自由に遊ばせているタイプのうさぎカフェの中で、初心者さん向けのカフェについてご紹介します。
- 規模が大きいカフェ
- スタッフさんが多いカフェ
- 大人しいうさぎがいるカフェ
一番良いのは利用した方の体験談を見たり聞いたりすること。それが難しい場合は、参考程度にこの3つをチェックしてみてください。
規模が大きいカフェはその分、スタッフさんが多いです。お客さんひとりひとりの様子をきちんと見てくれるので、いざというときの安全対策も安心できます。
うさぎとの触れ合い方も教えてもらえますし、触りやすい子についてもじっくり聞けます。
先ほど書いたとおり、人なつこいうさぎの中には突然お客さんの膝や肩に飛び乗ってくる子がいます。初心者さんには、嬉しくもハードルが高い子です。
でも、せっかくうさぎカフェに来たのだから、たくさん触りたいし遊びたいですよね。そんなときにおすすめなのが、人なつこくて、ちょっと大人しいタイプのうさぎちゃんです。
膝に乗ってはこないけれど、手を伸ばすと触らせてくれる。そんなうさぎちゃんがいるカフェを選びましょう。うさぎちゃん情報はうさぎカフェの公式サイトやブログに掲載されているので、それを参考にしてみてください。
とくに大きなうさぎちゃんはおすすめです。物理的に大きい子は膝に乗ろうとしない上、大人しい傾向があります。じっくり触りたいし、遊んでいるところも見たいという人におすすめです。
逆に、スタッフさんが少なかったり規模が小さいお店はお客さんの自由度が高く、うさぎに慣れた人向けです。うさぎを出したらすぐに奥へ引っ込んでしまうスタッフさんばかりのお店は、初心者さんはできる限り避けてください。
うさぎカフェで初心者さんがはじめに選ぶべき子と避けるべき子
うさぎを飼ったことがない、あまり触ったことがない初心者さんがうさぎカフェに行ったとき、事故を防止しつつ思い切り楽しむために、おすすめの子と避けるべき子をご紹介します。
この記事を始めから読んでくださった方にはある程度予想がついているかもしれませんね。そうです、人なつっこくて活発な「膝抱っこ」が大好きな子は避けましょう!
大人しくて膝抱っこが好きな子は大丈夫です。注意すべきは活発な子です。本人は「抱っこして!」と甘えているつもりでも、勢い余って肩まで駆け上がったり、そのまま背後へ落ちてしまうことがあります。
選ぶとき、スタッフさんに「飛び乗ってこないですか?」と聞いてみましょう。飛び乗ってきますよ、と答えられたら、その子はうさぎに慣れるまで避けたほうが無難です。
もしどうしても遊びたい!というときは、けして膝や肩に飛び乗ってこないよう、体勢に注意。膝を床についたり、椅子に座って「膝に乗れる」とうさぎが思うような姿勢にはならないでください。
座るよりしゃがむようにすると、膝に飛び乗られるのを避けられます。たまに背中に飛び乗ってくる子もいるので、背中に回りこまれないかも意識しておくのも忘れずに。
初心者さんにおすすめな子は、人なつこいけれどちょっと気まぐれな子。最初のうちはサークル内で自由に遊びまわって全然触らせてくれませんが、ひとしきり遊んだあとは「構って」と近寄ってきます。
近寄ってきたら後は思い切り触ったり遊ぶだけ!触れるようになるまで時間がかかりますが、自由に遊んでいるうさぎをボーッと眺めるだけの時間も面白いですよ。
とにかく触りたいときは、大人しい子を選びましょう。触っても起きないくらい眠ってばかりいる子もおすすめです。噛まれる危険がないので、初心者さんも頭をいっぱい撫でてあげられます。
体の大きい子は大人しい傾向にあるので、とくにおすすめです。中にはフレミッシュジャイアントなど猫より大きくなるタイプもいます。そんな子のいるカフェに入れたらラッキー。1回は触っておくべき子です。
うさぎカフェではありませんが、私も大きなうさぎに触ったことがあります。すごく大人しくて、前足を掴んでも口元をプニプニしても怒られませんでした。うさぎなのに大型犬と遊んでる気分も味わえます。
うさぎカフェを楽しむためのポイントまとめ
うさぎカフェは、サークル内を自由に遊びまわるうさぎと触れ合えるタイプと、スタッフさんが膝の上に乗せてくれるタイプに分かれます。
お好みで選びましょう。個人的にはサークル内を遊びまわるうさぎと触れ合えるお店がおすすめですが。
初心者さんは、膝や肩に飛び乗ってくる「とっても人なつっこくて活発で抱っこ大好きな子」に注意。ふとした拍子に落下事故がおきてしまいます。
うさぎが急に飛び乗ってきても大丈夫か、自分にはどんな子が合っているかをカフェのスタッフさんとよく相談して、無理なく楽しみましょう。
☆管理人おすすめ!うさぎカフェ☆
管理人が大阪住みなので、大阪のうさぎカフェがメインです。随時おすすめしたいカフェを見つけたら、増やしていきますね!
カフェ名:うさゆ
最寄り駅:JR茨木駅
定休日:水曜日、木曜日(祝日の場合は営業)
営業時間:13:00 ~ 19:00(入店は18:00まで)
料金:1時間1,300円(延長30分ごとに500円)
小学生以下は1時間900円
衛生面:☆☆☆☆☆
うさぎの数:☆☆☆☆
スタッフ数:☆☆
特徴:うさぎ好きオーナーさんが作った手作りうさぎカフェ。スタッフさんは基本1名で、放置主義な感じなので初心者さんにはちょっとハードルが高いかも?ですが、質問したらちゃんと答えてくれます。
人なつこいうさぎちゃんが多く、こまめに掃除してくれているので、床に座ってうさぎちゃんとまったり過ごせます。居心地良すぎて私はうっかりうさぎちゃんと一緒に昼寝したことがあります。
鍵つきロッカー、コロコロ、トイレ、洗面台完備。カップの自販機タイプのドリンク飲み放題(お金を入れずにボタンを押すと出ます)
私はもらえませんでしたが、初回のみ?気に入った子がいる場合は写真つきカードがもらえることもあるらしいです。
カフェ名:Mimi Lapin(ミミラパン)
最寄り駅:京橋(JR、京阪、大阪地下鉄)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日が代休)
営業時間:13:00~20:00(土日は11:00オープン)
料金:1時間1,200円(延長30分ごとに600円)
中学生未満800円(延長30分ごとに400円)
衛生面:☆☆
うさぎの数:☆☆☆☆☆
スタッフ数:☆☆☆☆☆
特徴:リニューアルしたばかりで広々としたカフェです。遊びながらトイレまでしちゃううさぎちゃんが多いので、床に直に座ったり寝転がるのは無理。椅子があるので足が疲れることはありません。
閉店直前に来るサラリーマンが多いらしく、基本は1時間料金ながら30分のみの入場も混雑具合によってはOKとのこと。うさぎちゃんの数も種類も豊富で、アルバムを見ているだけでも楽しめます。定期的に子うさぎにも会えます。
人なつこいうさぎちゃん多いです。スタッフさんもこまめに掃除してくれたり、様子を見に来てくれます。
エプロン、コロコロ、トイレ、洗面台完備。カップの自販機タイプのドリンク飲み放題(お金を入れずにボタンを押すと出ます)鍵つきではないですが、荷物置き場はあります。
エレベーターで上がったあと、左手のテラスに出てから入店します。右手の看板のないドアは関係ない企業さん?なので要注意。
コメントを残す