青春18切符で山口と島根を満喫!日本の名所おすすめ観光プラン

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2014年春に熊本から青春18切符で山口と島根を旅行してきたので、旅日記を書こうと思います。

予算は10万円。宿は移動中に楽天トラベルを使って探すという貧乏旅行です。

3/30 初日:下関、萩 唐戸市場へ

熊本の自宅最寄り駅から始発で下関へ。9:42に下関到着。ここでの目的は唐戸市場で美味しい魚介類を食べること。

唐戸市場とはその日取れた新鮮な海鮮を食べることができる魚市場です。

HP:唐戸市場

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ここで食べたいお寿司を手当たり次第に食べていたらあっという間に3000円吹っ飛びました。さらに下関に来たんだからフグは食べておかないとということでフグ刺し、フグの白子、フグのヒレ酒という三点セットも味わったりしてなんだかんだで一食6000円オーバー。

早速大幅な予算オーバーから今回の旅がスタートしました。下関で腹ごしらえを終えた後は萩へ向かいます。

東萩駅に到着したのが15:15。予約してたビジネスホテルのチェックインが16時だったのでそれまでは観光。東萩駅の東側の観光ポイント、松陰神社や吉田松陰のお墓、伊藤博文の旧宅などを観光しました。

その後、宿にチェックインして荷物を置いてから東萩駅から見て西側の観光ポイントを巡ります。菊屋住宅、菊屋横丁、旧萩藩校明倫館、木戸孝允旧宅などを観て回りました。

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3/31 二日目:秋芳洞、秋吉台 名物の瓦蕎麦

この日は日本最大の鍾乳洞である秋芳洞へ向かいます。東萩を朝7時過ぎに出発し、8時半に美祢駅到着。美祢駅からバスに乗って秋芳洞へ。

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秋芳洞も秋吉台もかなり良かったです。

秋芳洞の観光を終えてからお昼ご飯に名物の瓦蕎麦を頂きます。

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これは熱した瓦の上で蕎麦を焼いて食べるという料理なのですがこれもまた非常に美味しかった。

そして美祢駅に再び戻ってこの日のうちに浜田へ。翌日は朝から石見銀山を観光したかったので、今日中に島根県に入っておく必要があったのです。

この日は浜田の満喫で一泊。貧乏旅行者なので宿なんて二日に一回でいいのです。

4/1 三日目:石見銀山、出雲大社へ

この日は旅のメイン目的である石見銀山へ。

浜田から大田市まで電車で行き、大田市からバスで石見銀山へ。石見銀山は実際に中に入れる坑道なども良かったですし、大森町の街並みも良かった。

日本の世界遺産の中では比較的地味な印象のある石見銀山ですが、かなり良い場所です。

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そして石見銀山観光が終わったら、この日のうちに出雲へ。

本来の予定では今日が石見銀山、明日が出雲という予定ではあったのですが石見銀山観光が昼頃に終わったので、この日のうちに出雲観光もすませます。貧乏旅行者なら短縮できる日程は短縮しなければいけない。

出雲ではもちろん出雲大社へ行きます。八百万の神様が集う出雲大社には日本人として一度は行っておかなければいけないと思っていましたが、出雲大社は縁結びのご利益もあるということなのでそっちの方も期待してみたり。

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神社はやはりいいですね。日本人としてのアイデンティティを再確認することができます。

出雲での夕飯はやはり出雲蕎麦。献上蕎麦という名店に行ってきました。大正天皇に蕎麦を献上したことから献上蕎麦という店名になったという、とても歴史あるお店です。味ももちろん美味しかった。

4/2:安来、松江 足立美術館へ

今回の旅の目的は唐戸市場、秋芳洞、石見銀山、出雲大社という四つだったので昨日で目的は果たしたのですが、日程が一日余ったので安来、松江まで足を延ばしてみることにしました。

電車の中で松江の宿を予約しつつ安来へ向かいます。安来の目的は足立美術館。11年連続で庭園日本一に選ばれており、ミシュランでも三ツ星を獲得している日本庭園が見どころです。

ちなみに自分は芸術がまったくわかりません。でも良いものが良いというくらいだけはわかります。入場料が2300円と芸術がわからない人間にとってはかなり悩む値段だったのですが、その価値はあったかなと思います。

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足立美術館を出てからは松江へ。松江城や周辺の観光名所を見てまわりました。

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松江城周辺の観光を終えたらちょうど予約した宿のチェックイン時間16:00になったので宿へ。しかし宿で休んでいる暇などありません。貧乏旅行者ですから。

荷物を置いてからすぐ出発。八重垣神社へ向かいます。ここも有名な縁結び神社ですね。どんだけ縁結びたくて必死なんだという感じですが。

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鏡の池での縁占いなどもしっかりやった後に急いでバスで松江まで戻ります。

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八重垣神社を出たのが17時過ぎ。宍道湖で見る夕陽が綺麗と評判だったので松江に戻って夕陽鑑賞をしたかったのですが、間に合うかがかなり微妙。

松江に着いてバスを降りたところでもう夕陽が今にも沈もうという状況。宍道湖の夕陽スポットまで走りました。リアル夕陽に向かって走るぞ状態。

ダッシュした甲斐あってなんとか沈む前に間に合いました。夕陽鑑賞を終えてから夕飯を食べてこの日の観光は終了。

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宍道湖はしじみが有名なのですが、評判通り夕飯に食べたしじみ汁はとても美味しかったです。

4/3:津和野

この日は帰るだけなのですが時刻表を見ると津和野に寄る時間が取れそうだったので津和野で途中下車して観光しました。

津和野もまた古き良き時代の面影を残すいい街でしたね。市内観光も良かったですし、太鼓谷稲荷神社も良い神社でした。連日色んな神社を周っているのでご利益バッチリに違いありません。

津和野観光を終えたら後は本当にもう帰るだけ。充実した旅となりました。

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旅を終えて

この旅で感じたのはこの季節は本当にどこに行っても桜が綺麗ということ。電車での移動だったのでぼんやり景色を眺めることも多かったんですが本当に綺麗な桜が目に入る、一方で地方都市の経済状況の厳しさはやはり感じました。

萩や出雲は落ち着いたいい町だったのですが、個人的には落ち着いたというよりも寂れてるなーという印象を受けてしまいました。

地方都市の商店街は本当に人通りが少なかったし、シャッターの降りている店も多かったです。せっかく良い町、良い観光名所があるのですから、もう少し国内の色んな場所を旅行して経済を回して行く必要があると感じました。

色んなところに旅行してその地の経済を回し、その地の人にもまた色んな場所を旅行して欲しい。そういった流れができたら観光がきっかけに地方都市の経済も回りだすのではないかなと思います。

今回は山口、島根という旅行先としてはあまりメジャーではない二県を周りましたが、それぞれにいい場所はありました。これを読んだ方は是非こういった県にも旅行して頂いて、日本の色んな魅力を再発見して頂ければと思います。

・利用会社

楽天トラベル:移動中などに泊まる宿を探していました。アプリから予約でもできますし使い勝手は良かったです。格安旅行をするなら必須のツールです。

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