広島を満喫しよう!世界遺産とグルメ&美酒の旅

国内

ある日のこと、年下のお友達から改まった話があるとランチに誘われました。

「実は私、転勤になるんです。広島に」

……え? 広島? それはまた遠くだね。

「遠いですが、良かったらぜひ遊びにきてくださいね」

はい、行きます行きます!

広島は、一度は行ってみたい所。という訳で、いざ広島の旅へと出発したのでした。

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東京から広島までは新幹線で

さて、広島までの足は飛行機にするか?新幹線にするか?

今回は新幹線を選択しました。

理由は、2つ。

現在の居住地が品川に近いことと、私は若干「鉄子」が入っているので、電車が好きだという所です。

というわけで、いざビールとお弁当を買い込んで、「のぞみ」に乗り込んだのでありました。

平和記念公園で、平和を祈る

広島に行ったなら、まずは行かなければいけない場所があります。

平和記念公園です。

原爆による想像を絶する被害、たくさんの人々の苦しみと悲しみの上に、私たちの平和はあります。

そのことをじっくり考えさせてくれる場所です。

12才で原爆症による白血病の為に亡くなった、禎子さんの像。

禎子さんは「病気が治るように」と、病床でずっと折り鶴を折っていたそうです。そのエピソードから、禎子さんの頭上には、折り鶴が乗っています。

原爆ドームも、当時のままに残されています。

この公園は、悲惨な記憶をとどめると同時に、とても美しい公園です。

来ることが出来て良かったと、しみじみ思いました。

広島一食目は、やっぱりお好み焼き!

平和記念公園を後にすると、急にお腹がぐーっと鳴りました。

そう、ここは広島。

広島といえば、やはりお好み焼きを食べなければなりません。

夕方16時という中途半端な時間でしたが、運良くおいしいお好み焼き屋さんを見つけることが出来ました。

ザッツ、正統派の広島風お好み焼きです。

上にかかっているソースは、「おたふく」の甘めのソース。

そして、中にはギッシリとホタテが入っている海鮮焼きです。

余りの美味しさに、一人でぺろりと一枚平らげてしまったのでした。

  • お好み焼 長田屋 (ながたや)
  • TEL 082-247-0787
  • 住所 広島市中区大手町1-7-19 1F
  • 営業時間[月~金]11:00~20:30(L.O)[土]11:00~21:00(L.O)[日・祝]10:30~20:30(L.O)
  • ランチ営業、日曜営業
  • 定休日 週火曜日・第4水曜日

夕暮れの広島城を満喫

お好み焼きをゆっくり味わっていると、早17時。

本日の最終目的地、広島城は17:30が入場できる最終時間なのです。

やばい!!

お好み焼きでパンパンにふくれたお腹を抱えつつ、グーグルマップを頼りに歩くこと約10分、広島城に到着したのでした。

広島城は、原爆で焼け落ちた後、再建されたお城です。

その佇まいはとても優美。最上階まで上ると、広島の町並みが一望することが出来ます。

  • 住所 730-0011 広島県広島市中区基町21番1号
  • 電話番号 082-221-7512
  • 営業時間 9時~18時(12月~2月の平日は17時まで、入館の受付は閉館の30分前まで)
  • 大人:370円 高校生・シニア(65歳以上):180円 中学生以下無料

広島旅行1日目 まとめ

1日目の行程 9:20        品川発、のぞみ乗車
13:30       広島着
14:00       ホテルにチェックイン⇒徒歩にて平和記念公園へ
14:30~15:50 平和記念公園散策
16:00~17:00 お好み焼きの食事
17:10~18:00 広島城拝観
18:30       ホテル到着
22:00       就寝

広島旅行2日目 世界遺産・厳島神社を堪能

二日目は、お友達と合流。

いざ、世界遺産の厳島神社へゴー!

お友達が、とてもお得な切符を用意してくれていました。

路面電車~フェリーに乗ることが出来る1日フリーパスチケットが、なんと840円。

再会を喜びつつ、ゴトゴト路線電車に揺られてフェリーに乗り換えると、厳島神社が見えてきたのでした。

「おおおー」と思ったのも束の間、「……ん?」

厳島神社といえば、水に浮かぶ神社として有名。

なのに、、、あれ? 水が、ない、、、、

私たちが行った時間は、丁度干潮の時間。

水に浮かぶ鳥居は見られませんでしたが、干潮のおかげで鳥居の近くまで歩いて行くことが出来ました。

鳥居の根元を見ることが出来たのも、また「レア」な体験でした。

ランチは天然の「あなご」飯を堪能

厳島の名物料理といえば、あなご飯です。

甘辛く煮た天然の穴子は、弾力があってとっても美味しい

「鰻重」にも劣らぬ、スペシャルなお味なのでした。

  • ふじたや
  • TEL 0829-44-0151
  • 住所 広島県廿日市市宮島町125-2
  • 営業時間 11:00~17:00

昼食後は、神社の周りをぶらぶらと

昼食後は、神社の周りをぶらぶらと散策。

厳島神社の周りには、沢山の神社や商店が建ち並びます。

歩いていると、こんなに可愛らしいお地蔵さんに出会いました。

「見ざる」「言わざる」「聞かざる」のお地蔵さんバージョンです。

そして、厳島神社の近くには、「神のお使い」と言われる鹿さんがいて、ふれあうことが出来ます。

厳島は、一日いてもまったく飽きない場所です。

大充実の観光となったのでした。

昭和のビール&鉄板焼きを堪能

広島市内に戻ってきた私たちは、夕食の前にこちらの店に並びました。

このビールスタンドには、「注ぎ手さん」という、ビールを注ぐことを生業としている方がいるのです。

おつまみ厳禁、ビールは二杯までという決まり。

期待に胸を膨らませつつも、「気むずかしい人なのかな…」と、ちょっとドキドキして店の中に入ると、

「注ぎ手さん」はステキな笑顔で私たちを出迎えてくれました。

こちらのビールは、全部で4種類あります。

けれど、「ビール」の中身は全て同じ。

「注ぎ方」と「サーバー」の違いによって、味がぜんぜん変わるんです。

「昭和のサーバー」で作るビールは格別。

注ぎ手さんと店のお客さまたちと一緒に、「かんぱーい」と、楽しい時間を過ごしたのでした。

  • ビールスタンド重富 (重富酒店)
  • TEL 050-3635-4147
  • 住所 広島県広島市中区銀山町10-12
  • 営業時間 17:00~19:00

ビールで喉を潤した私たちの夕食は、鉄板焼きとなりました。

鉄板焼きと聞くと、高価なイメージがありますが、こちらのお店は前菜~海鮮~ステーキ、締めのお好み焼きのコースに飲み放題をつけて、5000円です。

ワインとお肉で、広島の最後の夜を楽しんだのでありました。

  • 寅兎午(とらとうま)
  • 住所 広島県広島市中区胡町3-7-102
  • 電話 050-5285-9710
  • 営業時間 火~日、祝日、祝前日: 18:00~翌0:00 (料理L.O. 23:30 ドリンクL.O. 23:30)

広島旅行2日目 まとめ

2日目の行程 8:00        起床
10:00       市電・八丁堀~厳島神社へ
11:00       厳島神社参拝
12:00       あなご飯の昼食
13:00~15:30 厳島散策
15:30~16:30 厳島神社~市電・八丁堀
17:00       ビールスタンド「重富」にてビール
18:00       「寅兎馬」にて夕食
22:00       就寝

広島旅行3日目 酒蔵の町を堪能

広島三日目。

この日の目的は、「西条」という町の酒蔵巡りです。

西条は、広島から電車で40分ほどの町。徒歩圏に、7つもの酒蔵があります。

しかも、試飲も出来てしまうんです。

駅で「酒造巡りチケット」というものが1000円で販売されていて、7つの酒蔵で特典をもらえるとい

うものでした。

そちらを購入し、いざ酒造巡り開始。

日本酒が大好きな私たちは、次から次へと酒蔵の試飲を堪能。

チケットの特典は、有料の利き酒を無料で提供して頂いたり、酒蔵のロゴが入ったお猪口を頂けるというものでした。

これらのお猪口は、旅の良い記念品になりました。

酒蔵の1つ、「賀茂鶴」さんでは、こんな素敵な椅子に巡り会うことが出来ました。

そう、酒樽を使った椅子です。何ともステキですね!

こうして、利き酒でほろ酔いの私たちは、広島へ。

また来る事を約束して、東京への新幹線に乗ったのでした。

広島旅行3日目 まとめ

3日目の行程 8:00        起床
10:00~10:40 広島~西条
11:00       酒造巡りスタート
13:00       昼食
14:30~15:30 広島~西条
16:00       広島発「のぞみ」乗車
19:00       品川着

利用会社・サービス

今回の旅の予約は、東海ツアーズを利用しました。

こちらは、出張パックなども充実している為、ホテル&新幹線を格安で利用することが出来ます。

ホテルと新幹線を別々に予約するよりも、かなりお安い値段で旅が出来るのでお得ですよ!

今回の旅の予算

新幹線&ホテルパック(2泊3日) 34,100円  現地滞在費 15,000円 合計 49,100円となりました。

広島には、まだまだ見どころが沢山あります。

皆さまもぜひ訪れてみてはいかがですか?

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