何か夏らしい旅行はないかなぁ…。
そう考えた矢先に頭に浮かんだのは満天の星空。
よくテレビなんかで見かける満天の星空があるけれど、星って肉眼でどこまで見えるんだろう?
そんな疑問と願望で「日本 星空 綺麗」と調べると
「日本でもっとも星空の美しい場所」というところを見つけました!
場所は長野県下伊那郡阿智村。
美しい星空を見るために、長野県を旅行してきました!
目次
美しい星空を見るために長野県へ
1泊目
出発
↓
駒ヶ岳ロープウェイ
↓
今回のお宿へ
↓
天空の楽園Night Tourへ
今回の旅行、実はあまり計画を立てずに行き当たりばったりで行動してみました(笑)
実際、子どもがいると、何かと予定外の時間がかかってしまうため、そのときに尽くせるベストな選択をできればと考え、あえて行動計画を立てず、現地情報だけを調べて出発しました!
大阪から片道で約3時間、一度PAで休憩したのみで、そのまま現地へ直行!
長野県が近づくと、さすが日本の屋根というだけあって美しい日本アルプスの山々が目に飛び込みます。
美しい山の景色を見てしまったらもう行くしかない!
まさにその時に尽くせるベストな選択(笑)
私たちは日本で最も高い位置にある駅。
ロープウェイ千畳敷駅をめがけて車を走らせました。
そして菅の台バスセンターへ到着。ここからロープウェイの駅までバス移動です。
ロープウェイの駅まではマイカーでの乗り入れは禁止。ここで往復のバス代+ロープウェイの運賃を支払います。
2人で8000円…結構高い…けど旅の思い出と考えれば安い。そう言い聞かせてチケットを買いバスに乗り込みます。
バスに乗ると、これでもか!というくらい細い道をグイグイ突き進みます。右へ左へ揺られながら標高はどんどん高くなっていきます。
途中に見える山々の景色も最高。
およそ30分をかけて「駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅」まで到着です。
駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅に到着
しらび平駅で記念撮影。
おそらく旧型のロープウェイですね。
しらび平駅では登山土産も販売されています。
終着の千畳敷駅から駒ヶ岳山頂を目指す登山客もいるため大きなバックパックを背負ったお客さんもちらほら。
定刻になりロープウェイに乗り込みます。
どんどん進む…どんどんどんどん高度は上昇。
さすが日本一高い駅というだけあって、すさまじいスピードで高度を上げていきます。
終着駅の標高は2612m。
出発駅のしらび平駅の標高は1662ⅿ。
約1000mを駆け上がる様相は感動すら覚えました。
終着の千畳敷駅に到着し、ロープウェイを降りると…ひや~っとした冷たい風が肌に当たります。
気温は約14度。
(さすがは2612m…冷えるなぁ)
なんて思いながら駅舎を出ると、いきなり飛び込んでくるのがこの景色…‼
心の中で(うぉぉぉ・・・・)と叫んでいました(笑)
登山経験もほとんどない私がこれほどの景色を見られるなんて本当に感動でした。
神々の山麗…岳…登山漫画はそれなりに読んで、山ってキレイダナァなんて思っていたけれど実際に目にすると圧巻で言葉も出ませんでした。
数分言葉も出ずにただただ(すごいすごい)と眺め、ようやく現実として認識できるようになってくると、ようやく家族写真を撮り始めました(笑)
慣れない環境にも関わらず夏の暑さに苦しんでいた息子も大喜び。
標高に問題はないか?と思ったけれど、どうやらその心配も無用!
美しい高山植物、そして山の空気を楽しんでいました!
とにかく四方八方全てが美しいので、どこを撮ってもいい写真が撮れてしまう…。
日本アルプスの美しさを改めて体感。
北アルプス、南アルプスも今度訪れてみようと思います。
千畳敷駅内にあるカフェで一休み
千畳敷駅の広場で楽しんだあとは、千畳敷駅内にあるカフェで一休み。
この2612という標高をモチーフにしたロゴがとっても可愛い。
2612ブランドともいえるこのロゴ入りの商品がたくさん売っていてどれも欲しくなってしまいました(笑)
登山関連のグッズが多く、登山をしていたら迷わず買っていたと思います(笑)
およそ1時間の滞在で、再びロープウェイに乗り、麓へと降りていきます。
日本の自然を体感できる夢のような場所でした。
この時点でおよそ4時。
子連れの私たちは早めに宿へと出発です。
☆観光情報☆
名称:駒ヶ岳ロープウェイ
住所:〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂759-489
連絡先:0265-83-3107
料金:
ロープウェイ料金
バス料金
定休日:なし(天候による運休等あるため、要HP確認)
公式HP:https://www.chuo-alps.com/
駒ヶ岳ロープウェイから下伊那郡阿智村のホテルへ
駒ヶ岳ロープウェイからおよそ40分。
下伊那郡阿智村へ到着。今回のお宿はコチラ。
ホテル名;昼神グランドホテル天心
住所:長野県下伊那郡阿智村智里331―5
⇒じゃらん内紹介ページ
⇒公式HP
今回は結婚5周年と息子の1歳の誕生日ということを祝って少し良いお部屋を用意してもらいました。
夕食は信州牛と長野のお野菜を使った懐石。
自然豊かなところは食事が美味しい。
これはどこへいっても間違いありませんね。
これくらいの量のお肉って最高に贅沢…♪
至福のひと時ですね。
サプライズも演出しました♪
妻と息子にはケーキのサプライズ演出♪
息子がドタバタと暴れまわる中しっぱりとご協力いただいたホテルの方には本当に感謝します(笑)
食後は念願の星空観賞へ
食後は18時半から念願の星空を見るためにNight Tourに参加!
ホテルから10分ほど車を走らせ、スタービレッジ阿智へと向かいます。
スタービレッジ阿智に到着すると、本日2回目のロープウェイ。
時刻はもう19時に差し掛かり、あたりはまっくら。
こんなくらい中でのロープウェイはとても新鮮です。NightTourが行われる広場まで20分ほどロープウェイに乗ります。
到着するとこんな景色。
この時点では星もほとんど見えず、夜の異様な雰囲気と高揚感、そして鳴き終わりの小さなヒグラシの声を聴いてゆったりと過ごします。
毛布にくるまれてあったかな息子は、そのまま就寝。
しずか~な空間で心地よさそうに眠っていました。
さながらライブ会場のような雰囲気。
しかしこれから広場内、売店、街灯を含むあらゆる照明を消します。
カウントダウンが行われ、ワクワク感が一帯を包みます。
5…4…3…2…1!!
一気に真っ暗になり、右も左もわからなくなります。
闇…(笑)
月明りだけがぼんやりと見え、あたりは闇一色。
(なんだ?日本一の星空ってこんなもん?)
正直こんな気持ちがいっぱいでした。
たしかに星はちらほら見えるけど、1等星のような光の強い星ばかり。(ちょっとがっかり~…)
なんて思いながら夜空をぽけ~っと眺め、司会のお姉さんの星空解説に耳を傾けていました。
すると…(ん…?なんか星増えてない?)
そう、、確かに星が増えているんです。
というよりも、目がどんどん暗闇に慣れて、星が見えるようになっていたんです。
少し見えてくると、まるで増えるように、どんどん星が見えてきます。
(すごい…!!なんだこの感覚は!?(笑))
あまりの不思議な感覚に思わずにやけてしまいました。
天の川も見えるし、星座をしっかりと把握できるほどに見える!
まさに満天の星空。
自然のプラネタリウムです。
ゆったりとした癒しのBGMが流れる中、静かな声で解説してくれるお姉さん。
心地良い…!
現実を忘れるとはこんな感覚でしょうか。夢の中にぽかーんと浮かんでいるようでした。
解説が終わると、ゆっくりと照明に灯りが灯ります。
するとさっきまで姿を現していた星たちが、
どんどん姿を消していきます。
光の弱い順からどんどんと消えていく様は夢から目覚めさせられるようでなんだか悲しい。
妻と「あぁ~…」と悲しい声を漏らしながら夢の風景とお別れしてしまいました。
さっきまで見えていた星空がものの1分で消えてしまう。なんとも儚い体験でした。
Night Tourの後は個室の露天風呂でゆっくり♪
Night Tourを終え、宿に戻ると個室の露天風呂でゆっくり休憩。
先ほどからくらべれば微々たるものですが、それでも星空が綺麗に見えています。
温かいお風呂につかりながらぼや~っと星空を眺める。
日常を忘れる子の瞬間こそ、旅の醍醐味ですね。
疲れ切った3人はすぐに就寝…。
1日目終了です。
2日目~まさかの弾丸帰宅~
2日目…朝起きてみると…息子の顔が赤い!!
恐る恐る触ってみると…あ…ッ熱い!
熱を測ってみると…!38度5分!
これはだめだ!
2日目の予定はキャンセル!(といっても予定は未定でしたが)
こんなことがあるとなんとなく思っていました(笑)
だからこその無計画。やはり予約等していなくて正解でした。
子どもは熱を出しても元気なもの。
食事中も大暴れです(笑)
大事をとってチェックアウト後はすぐに帰宅。
なんともばたばたな旅行となってしまいました(笑)
満点の星空を求めて 阿智村旅行記 まとめ
今回の旅行にかかった金額
宿泊代:30000円×2=60000円(Night Tourのチケット込)
交通費:高速道路代として約12000円
食事代:1日目昼食のみ3000円
合計:75000円
利用サイト
宿泊施設を探したサイト:じゃらん
相も変わらず国内旅行ではお世話になっています。
ポイント利用とじゃらん限定プランのコスパは最高!
Pontaポイントにも対応してお得感も倍増です。いつも予約前は各予約サイトと公式HPをぐるりと探るのですが、やはり宿泊代、ポイント還元と含めてじゃらんがコスパナンバー1!
大手の強みを生かした観光情報もなかなか見ごたえありですよ♪
注意点など
子連れでの長野旅行、しっかりと楽しめました。
しかし、やはり子どもは体調を崩しやすいもの。
今回はそれを見越しての柔軟なプランなため助かりましたが、これからも子どものことはしっかり気にかけて旅程をたてる必要があると肝に命じさせられました。
しかし新しい景色に目を奪われテンションを上げる息子を見ると、旅好きの血は争えないなぁと実感(笑)
これからもどんどん新しい景色を見せていきたいと思います。