鉄道ファンに人気のスポット 北陸新幹線とトロッコ電車で富山満喫ツアー

国内

今回は鉄道オタク(“プチ”鉄子)の私がお勧めする富山満喫ツアーを紹介します。

旅の予算と目的

「少し、贅沢しよう!」ということで、行き帰りの交通費&宿泊費&現地飲食雑費を含めて6万円と予算を立てました。

内訳は、交通費が約2万、宿泊費が約3万、現地飲食雑費が約1万円です。

旅の目的は、少し“鉄子”が入っている私たち女性三人、開通したばかりの北陸新幹線に乗ることと、黒部ダムを見下ろすトロッコ電車に乗ることです。びゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと

そして、何と言っても、富山の美味しいグルメとお酒を満喫すること!

旅の予約は旅行会社を通さず、えきねっとを使って電車を予約&宿泊場所は一休を使いました。

ランチの白エビに感動。

一日目、上野発、朝9時の北陸新幹線に乗り込みました。お昼前に現地に着いて、富山駅でランチを食べる為に早めの出発です。目指すは、駅から徒歩五分ほどの場所にある「白エビ亭」。

到着したのは開店まもなくだったので、待つことなく中に入ることが出来ました。

そして、待つこと少々、お目当ての「白エビ丼」が運ばれて来ました。黄色い錦糸玉子を枕にして、透明がかった白エビが丼に並んでいます。一瞬、真ん中に盛られた白エビに、「あれ、ちょっと少ないかな」と思いましたが、それは全くの誤解。

こんもりと盛られたエビは、かなりの分量があります。甘い錦糸玉子と、白エビの絶妙なコラボレーション。

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テンションが上がった私達は、その場でビール! ほろ酔いの中、絶品の「白エビ丼」に感動したのです。

お堀を巡って、富山市内周遊

そして、お腹が満たされた私達一行は、富山駅から徒歩10分ほどの船着き場へと向かいました。そこからは、お堀を巡る遊覧船が出ています。船に乗ると、船頭さんが富山の歴史を情緒たっぷりにお話してくれます。

そよ風に吹かれて気持ちの良いお船の旅になるはずが…とにかく、暑い!この日は、七月上旬だったものの、富山は35度の酷暑だったのです。すると、乗客への粋な配慮で、船には日傘が置かれていました。この日差しで直射日光を遮断し、富山の歴史を心地よく聞く事が出来ました。

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「富山マルシェ」をぶらりぶらり

そして私たちは、再び富山駅に戻ってきました。駅に直結している「富山マルシェ」では、富山の名産品を多数取りそろえています。

そこで私達は、夜の「おしゃべりのお供」を買うことに。選んだのは、地元の日本酒と、そして富山の名産「ホタルイカ」です。ホタルイカは沖漬けや生物もありましたが、日本酒との相性を考え、「ホタルイカの干物」を選びました。

このホタルイカの干物は、ライターで炙ると更に美味しいとのこと。夜の楽しいひとときに思いを馳せつつ、ホタルイカを三袋も購入したのです。

宿泊先は、「リバーリトリート雅楽倶」

そこから電車に乗った私達は、今夜の宿泊地に移動しました。私達が選んだホテルは、「リバーリトリート雅楽倶」です。ここを選んだポイントは、建物の美しさと、食事です。

私たちが予約した部屋は、ツーベッドルームの広いお部屋。外が見渡せるお風呂もついており、お姫さま気分が味わえるものでした。美しい部屋に感動しつつ、旅の汗を流すべく温泉へ。宿の温泉は、無色透明、さらっとした単純泉。しっかり温まって汗を流し、選べる“色浴衣”に着替えた私たちは食事会場へと向かったのです。

「L‘EVO」で感動のお食事

そして、いよいよお食事となりました。夕食は和食とフレンチが選べるのですが、私たちはフレンチレストラン「L’evo」を選びました。

が、このとき私たちは浴衣姿。私達は宿の浴衣がとても気に入っていたのですが、「あの…レストランはやはり、洋服じゃないといけませんよね」とおそるおそる宿の方に聞いたみたところ「いえ、浴衣で大丈夫ですよ。どうぞそのままレストランにいらしてください」とのことでした。

浴衣でフレンチなんて、滅多に出来る経験ではありません。これもまた旅の醍醐味です。

そして、いざ食事が始まりました。お料理は、想像を絶するほどの美しさ!そして繊細な味付け!

食事に併せて、私達は白ワインをオーダーしました。とても高級なレストランですが、ワインは3,000円からそろっていました。美味しいワインと美しいお料理に、感動の連続でした。

「ホタルイカ」で食後の語らい

美味しい食事と美味しいワインでほろ酔いの私達は、部屋に戻っての「二次会」に突入。富山マルシェで買ったホタルイカと地酒で、楽しい夜のひとときとなりました。話が弾んだ私たちは、まだまだもっと飲みたい気分でしたが、二日酔いにならない為にも12時に就寝。

ふかふかの気持ちの良いベッドに包まれて、眠りに就いたのです。

黒部ダム、トロッコ電車

そして翌朝。ホテルの朝ご飯は、とてもおいしい富山米の土鍋炊き。その味に感動して、苦しくなるまで食べた私達は、今回の旅のメインイベント、黒部ダムへと向かいました。

黒部宇奈月駅から出ているトロッコ電車は、圧巻の眺めです。ダムの水の美しいエメラルドグリーン。初夏の緑。得も言えぬ絶景です。平日で空いていたこともあり、トロッコの一車両を貸し切り状態で乗ることが出来た私達は、テンションが上がりまくり! トロッコの駅では地ビールも売られていて、トロッコに乗りながら美味しい地ビールを堪能したのでした。

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新幹線の時間も迫っていた為に、終点までは乗らずに途中で引き返してきましたが、それでも十分トロッコの楽しさを満喫できました。

黒部宇奈月駅で、お土産購入

そして、楽しい旅もそろそろ終わりの時が迫ってきました。トロッコ駅からほどちかい新幹線の停車駅、「黒部宇奈月駅」では地元のお土産を買うことが出来ます。

ここで選んだのは、地元の名産、「ます寿司」。このます寿司、色々な店が作っています。ます寿司と地ビールを買い求めた私たちは、帰りの電車で楽しい旅の思い出を振り返ったのです。

いかがでしたか? 富山県、グルメと鉄道の旅。みんなでワイワイ女子旅をするもよし、アクティブなカップルにもお勧めのプランです。是非皆さまも、体験してみて下さい。

1日目の行程

上野出発9時→富山駅11時着 11時~12時「白エビ亭」でランチ→徒歩移動、遊覧船へ12時半~13時、船で周遊→13時半、富山駅にて買い物→14時富山発、電車にてホテルへ→15時「リバーリトリート雅楽倶」チェックイン、温泉、散歩を満喫→18時、ホテル内レストラン「L’evo」にて夕食→
21時~、お部屋で寛ぎタイム。24時就寝

2日目の行程

7時起床、8時ホテル内レストランにて食事→11時チェックアウト→電車にて宇奈月温泉駅へ。13時着→13時半~15時半、トロッコ電車満喫→16時~17時・お土産タイム→17時半、新幹線に乗車、19時半、帰京。

利用会社

えきねっと:切符の予約に利用最大35%割引。VIEWカードなどを使うとポイントが貯まります。今回の北陸新幹線は早割がなかったのですが、以前は早割をつかうことで交通費が節約できました。

一休:ホテルの予約に利用しました。様々なプランと比較検討が出来ることと、サイトがとても綺麗に管理されている(写真等)が、他のサイトと違ってとても良い点です。綺麗な写真の数々に、旅行前からテンションが上がります。ポイントも貯まりますので、次回の旅行で使うことが出来ます。

おつかれさまでした。

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