お金に困ったら見るブログ 〜極貧乏脱出方法まとめ〜

お金がなくなり窮地に陥ってから復活した人の体験談を紹介 貧乏から脱出する方法、貧乏にならないための情報を提供していきます。

カードローン

即日キャッシングの取り立ての実態 ~「ご利用は計画的に」ができる人以外は消費者金融は利用するな!~

「早く貸してくれる」「近くのATMで引き出せる」「申し込み手続きが簡単」

この3要素は銀行にはない消費者金融の最大の特徴です。お金に困っている人の気持ちをよくわかってますよね。

困っている人は、この3要素さえあればいいんです。金利なんて考えはしないんです。

消費者金融が悪いと言うつもりはまったくありません。実際に助けられることもあることも確かに多い。

ですが、消費者金融との付き合いを間違うと奈落の底に落ちてしまう人もいます。僕もそのうちの一人。

消費者金融の上手に付き合いための鉄則は、今も昔もかわらず「ご利用は計画的に」なのです。

お金に追い込まれないと消費者金融は使わない。キャッシングに手を出した経緯

「先々のことを考えて借りておくか!」こう思って消費者金融を使うことはないでしょう。

将来的にまとまったお金が必要な場合は、金利が低い銀行に事前に相談にいくでしょう。

消費者金融は金利が高いという印象がありますからね。

消費者金融を使っているって周りに知られるのもいやではありませんか?消費者金融と闇金を一緒だと思っている人もいまだにいるでしょう。

なんとなくネガティブなイメージを持つ消費者金融を使う理由はただひとつ。

「やべっ、もうお金がない。今日なんとかしなきゃ」

このように完全に追い込まれたときです。僕もそうでした。

親家族の生活費を一人で背負い消費者金融に手を出し借金まみれからの復活」の記事で書きましたが、僕は親が仕事をできなくなってしまったため、ぼくが生活費やら何やらすべて払うことになったんです。

貯金もなかったので、消費者金融に手を出すのは時間の問題でした。今日なんとかしないとまずいという時についつい手をだしてしまったのです。

キャッシングはとにかく借りるまでの「障害」がない。即日簡単に借金できました。

お金に追い込まれた人が求める要素はなんなのか。

「早く貸してくれる」「近くのATMで引き出せる」「申し込み手続きが簡単」

です。

「この3つをすべて兼ね備えるのは消費者金融だけです!」

インターネットをみると、このメッセージが全面的に広告されています。

僕もそのメッセージに惹かれた一人でした。

ネットで「即日融資 ローン」で調べたらもう消費者金融しか出てきません。即日できる可能性があるなら、と申し込んで見ることに。

ネットでの申し込みは自分の住所や勤務先の入力だけ。本当に必要最低限でした。手間をかけたくない、早く借りたいという心理をよく理解しています。5分ほどで申し込みは完了、登録したメールアドレスに5分程度で返事がきます。

「30万円の融資が可能です。お手続きを進める場合には以下のデータをお送りください」

無事合格できたようです。求められたデータは免許証の画像データのみ。

データを送って1時間ほどすると、電話がかかってきます。電話は、本人確認がメインのようでした。名前や生年月日を言えるかチェックされて、あっさり終了。無人契約機へいざなわれます。

即日キャッシング。消費者金融との付き合いスタート

中に入ってみると、小さい部屋にATMのような機械がおいてあるだけ。

そこにうつしだされる指示に従って手続きを進めます。手続きといっても生年月日や名前を画面タッチで入力するだけ。申込みでやってきたことをもう一度繰り返すのみ。

無人契約機の前に座って1時間ほどたったころ。カードがその機械から発行されました。このカードで全国どこのATMでもお金が引き出せるそうです。

引き出せるより、「借り出せる」といったほうが正しいかもしれませんが。

ATMにカードを入れると銀行の口座からお金を引き出すような感覚で借りることができます。5万円引きだすと「限度額残り25万円」と表示。本当に借りた感じがしない・・。

こうして僕の消費者金融との付き合いが始まりました。

増枠しませんか?・・・最高のタイミングで、最悪の誘い

審査によって導き出される「限度額」というのは本当に正確なのでしょう。払えるか払えないかギリギリの月々の支払いが毎月続きました。

遅れそうにはなるものの、まあなんとか期日には返すということを続けていたんです。そんなある日。悪魔のお誘いがあります。

「増枠しませんか?」

すでに消費者金融を3社かりていました。借りていた会社はプロミス、アイフル、アコムです。

会社ごとに返済期日はそれぞれ違うんです。アコムは10日、プロミスは末日、アイフルは20日。

この時、アコムの支払がちょうどやばかったんです。二つ返事で「はい」と答えそうになりました。

しかし、これ以上支払金額を増やすのはまずいと直感が言っています。なんとか断れる要素をさがしました。

手続きが面倒だったらやめよう。

「この電話での確認だけでOKです」

日数がかかるならやめよう。

「いますぐご利用できます」

もう断る理由がないじゃないか・・・。

気が付けば増枠をしてしまいました。

狂い出した歯車。借金が膨らんでいく・・・

増えたのはプロミス一社の45万円で、月々の支払は5000円ほど増えました。

1社の支払い金額が5000円増えてしまうだけで歯車は急激に狂い出します。

他の会社の支払につかっていたお金をプロミスに使わないといけなくなります。

そうなるとほかの2社のうち1社が延滞。延滞すると次の月は延滞分を合わせた2回分を支払うように指示がきます。

1回分でも難しいのに二回分まとめてなんて無理。

増枠してから半年ほどは借りて返してを続けて2回以上延滞しないようにしてはいました。増枠分を借入限度額まで借りてしまうと自転車操業もできなくなります。

完全に詰んでしまいました。

止まない支払催促の電話・・・カードローンの取り立ての実態

最初の催促は女性の方でとてもやさしい声で、

「なにか急な出費があったんですか?」「いつなら大丈夫なんですか?」

2、3か月延滞したころには野太い声の男性に担当が変更。

会話の内容はいつも同じです。マニュアルでもあるのかどこの会社も同じ内容。

「いつ払えるんですかね?」

「このまま払うつもりないんですか?払わないんなら法的手段をとりますよ」

「法的な手段をとるとどうなるかご存知ですか?給料の差し押さえになりますよ」

「差し押さえはいやでしょう?払えるお金はありませんか?工面してくれる人はいませんか?」

このやり取りがずっと続くのです。この電話が一社につき週に二回はあります。

3社もあると、毎日かかってきます。こんな生活、あなたはガマンできますか?

まとめ

消費者金融はたしかにすぐにお金が欲しい人にとっては本当に便利です。調子にのって借りすぎてしまうと支払がおくれだします。

一度支払がおくれると二度と復活できません。消費者金融を使うときの鉄則「ご利用は計画的に」忘れないように。