お金に困ったら見るブログ 〜極貧乏脱出方法まとめ〜

お金がなくなり窮地に陥ってから復活した人の体験談を紹介 貧乏から脱出する方法、貧乏にならないための情報を提供していきます。

貧乏脱出体験談

妊娠・出産して働けない。夫も無職でお金がない。母乳も出なくなり最後は福祉協議会にお金を借りた体験談。

妊娠…出産…親と絶縁…夫は無職…もう売るものもない。

どん底貧乏生活を脱出した方法とは?

 

年齢:20代後半
家族構成:夫、子供2人、私
お金がなくなった理由:妊娠から親と絶縁、夫の無職が続いた。

私は2児の母をしております20代後半になったところの主婦でございます。

私の大変だった経験がこの記事を読むことによって少しでも多くの人様たちの参考になればいいなぁと思いこの記事を書かせていただきました。

恥ずかしい経験でもありますが全て書かせていただきますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しい限りでございます。

子供を妊娠し、家出をしたせいでお金を借りることになる

私は20歳の頃にお付き合いしていた今の夫との子をお腹に授かりました。

まだ若かったのもあり親は猛反対。

たくさん喧嘩をしその時の私はまだ子供だったのもあって親の言う事を理解しようとせず、家出を決意しました。

勢いで飛び出したものの計画せずに家出をしてしまったので内心どうしよう。と不安でいっぱいでした。

はじめはホテルに泊まり過ごしていたのですがお金の事を考えると家を借りた方が安いと思い、物件探しに行きました。

一人暮らしをするってなると思っていた以上に色々な出費があって貯金もあまりしていなかったので、必要な金額を初めて銀行で借りました。

大手の会社に勤めていたのもあってすぐに借りることができました。

夫とは遠距離のため一緒に住めなかった

なぜ、その夫と一緒に住まないの?と不思議に思った方もいらっしゃると思います。

それについてお話させていただくと、今の夫とは通えない距離ではないのですがちょっとした遠距離恋愛でした。

夫の仕事の都合もありすぐにはこっちに引っ越すことは困難でした。
その時夫は実家暮らしをしていて、おいでと言ってくれたのですがどうしても夫の親とは一緒に住みたくなかったので断りました。

一月後くらいに夫は泣く泣く仕事を退職しこっちに引っ越してきました。

すぐに仕事が決まると思っていた私は甘かった・・・

夫の仕事はなかなか決まらずあれ嫌これ嫌と絞りをかけてしまう夫は無職の日が続きました。

まぁ私が働けばいいやと思っていましたがお腹はどんどん大きくなり、立ち仕事をするのが厳しい状態になってきてしまっていました。

結局私は産休じゃなく産後のことを考えると時間の融通もきかないし給料も安かった為退職をしました。

私はすぐに仕事を探し、座り仕事の職を見つけて働きました。

その後も夫の無職が続いた為、体調の悪い日は休ませてもらいながら結局出産する寸前まで働きました。

無事に出産しましたが母乳をあげたり育児をしたりで少しの間は働けない状態でした。

旦那の日雇いの仕事で生活をつないでいましたが仕事があればいくという状態だったので決して安定はしていなく厳しい生活が続きました。

最終的には仕事にいく交通費すらなくなってしまいました。

売れるものはすべて売るが限界がきた

子供ができる前に私はたくさんスーパーブランドのカバンなどを買い集めていました。

それを質屋にもっていき全てお金に変えました。

支払いなどであっというまになくなってしまいました。

まともに食べる事ができない状態になっていました。

次は高価な物がもうなくなってしまったので服をリサイクルショップにもっていきました。

リサイクルショップも近くになかった為往復5.6時間は歩きました。

まともに食べていなかったので本当にしんどかったです。

何万円する服でもよくて1000円ほど・・・・。

結局その日暮らしが続きました。

売るものもなくなってしまい、携帯もとまり、ガスもとまりました。

ガスはお風呂が水しか出ないため何時間もかけて電気ケトルでお湯をつくりお風呂にためました。

電気もあと何日かでとまってしまうという状況でした。

もう何も食べず5日がたっていました。

もうお腹すくという感覚はとっくに通りこしてお腹すいたっていう感覚がなかったのをよく覚えています。

母乳もついにでなくなって、「これはやばい。もう限界だ。」とその時思いました。

夫は本当にごめんと鬱状態になってしまっていました。

親とは喧嘩し家出をしてから連絡を一切とっていなかったので頼ることはできませんでした。

どん底の中、「役所」を頼る決意をする

あっ。役所や。とその時思いました。

家から役所は徒歩で1時間。ふらふらになりながら役所に相談しました。

本当に親切な方たちで親身になって聞いてくれました。

まず食材がないのは困るといって役所から一人3000円まで現金ではなく食材を役所の方と一緒にスーパーに買いに行くことができるという制度がありました。

これは一生で一度限りしかすることができません。

私たちは三人分で9000円分の買い物をさせてもらいました。

日用品も込みなので洗剤なども買いました。

次にレスキューというのがその市にはありました。

それも現金を直接渡すのではなく電気代をとりあえずたてかえて払ってくれました。

仕事に行くために必要な交通費は回数券を渡してくれました。

オムツは色んな保育園にまわり余りの分をもらってくれて私たちにくれました。

「電気代、交通費、それは生活が落ち着いたら少しずつで良いので返してね。」といわれました。

食材もお米や乾麺や缶のおかずなど腐らない保存食をたくさんもってきてくれました。

私たちは小さい子供がいるのもあって本当に本当によくしてもらいました。

次は安定した仕事について給料が入るまでの生活費。

福祉協議会というところで生活費を借りることができます。

これは審査が必要で10日くらいかかります。

10日間待ちました・・・・・。

なんとか審査に受かり借りることができました。

夫は本当に反省しすぐに仕事を見つけ働きにでました。

何とか私たちはまともな生活に戻ることができました。

お金に困り、とった対策

ここで私がとった対策をまとめると

  • ブランド物を質屋にもっていく
  • 服や家電をリサイクル、古着ショップにもっていく
  • 本やCDなどを古本屋に売りに行く
  • 使っていない過去に使っていた携帯電話を売りに行く
  • 役所に相談にいく
  • 業務スーパーで買い物をする。

うどんが15円だったり、ちくわが50円だったり、食パンが60円ほどだったりで、とりあえず他のスーパーより安いです。

今では良い生活をしているとは言えませんがなんとか生活できるくらいにはなっています。

子供も2人になり子育てしながら、最近私自身も仕事し始めました。

働いている間は保育所に預けています。

子供に辛い思いは絶対にさせたくないので二度とこんなことはならないようにしたいです。

最後に私から皆様にアドバイスです

こうならない為にはとりあえずはあれ嫌これ嫌と言わずに働かなければいけません。

でも皆様それぞれ色んな事情があってお金に困る事があると思います。

私みたいに親に言えない、言いたくない環境の人はたくさんいらっしゃると思います。

まずは自分で解決できる範囲なら色んなものを売ってその場をしのいで下さい。

自分でどうにもできないときはまず役所で相談してください。

きっと助けてくれます。

特に小さいお子様がいる方は働きたくても働けなかったり色々大変だと思います。

私は変なプライドがあり役所に相談にいくのが恥ずかしくなかなかすぐにいけませんでした。

でも、もっと早く行ってればよかったと思いました。

子供がいるなら恥ずかしがらず絶対早く行ってあげてください。

人間誰でも失敗はあると思います。

私は夫を一度も攻めることはありませんでした。

一度失敗してその後どう変われるかだと思っています。

同じ事何度もしている人はこれを読んで変わるきっかけになってくれたらなと思います。

私も同じ事を二度と繰り返さず、助けてくださった人たちに感謝しいつか恩返しできるくらいになれればなと思い日々すごしています。