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キャバクラ 副業・アルバイト

キャバクラの仕事で体験した罰金制度 ~給料、仕事内容はどうなの?~

2017/09/28

きっかけは彼氏の一言から.....

就活に失敗し、大学卒業後の派遣の仕事もクビになり、自暴自棄になっていた私はその時10歳以上年の離れた彼氏とつき合っていました。

参考:就活に失敗し極貧生活へ ~携帯もガスも止められ水のシャワーで過ごす~

失意のどん底にいた時に彼から出た言葉は「キャバクラで働いてほしい」でした。

理由は「社会勉強になるから」だそうです。

はじめは「絶対無理」と断っていました。学生時代、キャバクラで働き始めたという友達の話を聞いて、「うわっ、ありえないわ」とドン引きしていたくらい、水商売には偏見を持っていました。

しかし、自分を否定され続けた社会で働くのが怖くなっていましたし、効率よく稼げるならやってみてもいいかなという気持ちになりアルバイト情報誌を購入したのでした。

自宅から電車で1時間のキャバクラA店

初めてのキャバクラは、防犯上のことを考えて自宅から電車で1時間ほどかかるA店を選びました。そのお店を選んだ理由は特になく、雑誌の求人を読んでなんとなく目についたからです。

ヘアメイク無料で衣装も貸し出してもらえて、未経験者歓迎とのことだったので、思い切ってお店の門を叩きました。

体験入店を経てすぐに採用となり、働き始めることにしました。時給は2000円くらいで、はじめは週5日働いていたので、まとまった収入を見込めました。

仕事自体は難しくはありませんでした。

水割りを作って、お客さんの話を適当に聞いているだけでした。

これなら続けられるかなと思いきや.....罰金がある店でした。

同伴できなければ罰金、欠勤も罰金

月に1~2日、必ず同伴で出勤しなければいけない日があり、同伴しなければ罰金2,000円です。

マメな性格ではなかった私は、お客さんとメールのやり取りをすることがほとんどなく、同伴できないことの方が多かったので罰金を何度か支払いました。

ちなみに体調不良で欠勤した時も罰金2,000円を払わされました。

不遇な扱いをされて退職を決意

もともと営業が苦手で固定客がつかず、お客さんを呼ぼうとしない姿勢が反感を買ったらしく(そんなつもりはなかったのですが…)、入店から3ヶ月くらいで店長から嫌われるようになりました。それでお店に居づらくなったので出勤回数を週4日に減らし始めました。

ある時、私が風邪をひいて一週間くらいお店を休んだことがありました。収入を得られないばかりか、お店に対して1日の欠勤で2,000円の罰金×4日分で合計8,000円の罰金を支払わなければなりません。

この頃には店も仕事も大嫌いになっていた私は、この出来事がきっかけで退職の意思を固めました。

この業界では無断欠勤して連絡が取れなくなることを「飛ぶ」と言いますが、私も何の連絡もせずに「飛びました」。そして翌週には新しいキャバクラB店で働き始めました。(ちなみにB店は確かこちらの求人で見つけました。)

ノルマがなくてとってもフランクなB店

A店の店長から二度ほど着信がありましたが、拒否設定していたので一度も通話せずに終わりました。

B店の時給は2500円くらいでした。営業の仕事が自分に向いていないことと、A店で受けたパワハラがトラウマになり、B店では出勤回数を週3~4日にしてもらい、キャバクラが休みの日は日雇い派遣の仕事に登録して倉庫内作業をしていました。

B店はA店の反省を生かして、ノルマや罰金がないお店にしました。自宅から電車で30分くらいの都心のお店です。A店との違いはお店の女の子がみんな和気あいあいで楽しみながら仕事をしていたことでした。

A店にいた時は私を含め他の女の子は同伴と指名を獲得したくて殺伐とした雰囲気でしたが、B店ではノルマも罰金もないので女の子たちはとてもフランク。私もA店にいた時より気楽に仕事をしていました。

ありがたいことにB店では固定客がつき、週に1~2日は来店して指名してもらえたので、売り上げランキングでは中の中くらいを維持していました。

固定客がつくと指名料がもらえるし、話題がだいたい決まっているので無理に話題を探す必要がなく、気楽です。店のルールが厳しくなく、女の子同士も仲が良かったので圧倒的にB店の方が楽しかったと記憶しています。

良質なキャバクラ求人は以下のサイトで探しました。

⇒『ガールズバイト』

⇒『TRY18』

キャバクラ嬢に向いているのはこんな人

B店ではノルマはありませんでしたが、女の子が売り上げにどれだけ貢献しているか、更衣室のドアにグラフで掲示されていました。

これをプレッシャーに感じる事もありましたので、やはりキャバクラ嬢はお客さんに対してマメに営業をかけなければならないのだなと思いました。私は営業が本当に苦手で、上手い誘い文句が考えられず、「お店に来ませんか?」「会いに来てください!」という直球メールばかり送っていたので、お客さんから敬遠されたと思います。

上手にお客さんをお店に誘える自信のある人はキャバクラの仕事に向いていると思います。

そして、昼間の仕事を平日フルタイムで働くことになり、お店を退職して夜の仕事を卒業したのです。

ほんの数か月しか働いていませんが、営業が苦手でタバコの煙も苦手な私は、やはりキャバクラ嬢は向いていないと実感できたので、退職できて気持ちが楽になりました。

キャバクラはかわいい衣装を着てメイクもしてもらって、一見華やかな仕事ですが、セクハラまがいなことをする客もいるし、アフターを求めてくる客もたくさんいます。

精神的にも体力的にもハードですが、少しでも「やってみたい」という気持ちがあれば、体験入店だけでも行ってみてはいかがでしょうか。当時付き合っていた彼氏が言う通り「社会勉強になる」ことは確かです。

私はその後、クラブホステスも経験しましたが、ホステスのほうがノルマもなく、お客さんと連絡も取らなくてよかったので働きやすかったです。

キャバクラを辞めてクラブのホステスで働いたときの事はこちらに書いています。
会員制クラブホステスで働いたときの話 ~夜のお仕事でおすすめのアルバイト~