ストレスからギャンブルにはまり…返済から逃げ…でも借金を完済した経験談
【現在の年齢】24歳
【性別】男
【職業】webライター(借金があったときの職業:会社員)
私がお金を無くしたのはストレスからのギャンブル
私は高校卒業と同時に社会に出てお仕事をしていました。
当時、私のお仕事は飲食店勤務で、朝早くから夜中まで真面目に仕事をする人でした。
職業柄、退勤後の自由な時間も少なく、休日も普通の会社員より極端に少なかったです。
いわゆるブラック企業でした。
前述のお話を聞く限りでは、お金を使うような時間がないように感じる人も多いはずです。
もちろん、その通りでお金を使う時間がなかったので、貯金ばかり溜まっていきました。
しかし、朝早く出勤して、毎日夜中に家に帰る習慣があるときから「ストレス」に変わりました。
外出してストレス発散したくても、退勤時間は夜中のため、商業施設や飲食店は空いていません。
休日もまともに休むことができない職場だったので、ストレスは溜まる一方でした。
そんなとき、スマホでいろいろ調べていたところ、インターネット回線を通してギャンブルを楽しめるサイトを見つけました。
このサイトは実際のお金を使用し、プレーヤーが勝てば、実際のお金で引き下ろすことができるシステムです。
私はそんなギャンブルがスマートフォン一つで楽しめることに魅力を感じ、興味本位で数万円だけ遊んでみることにしました。
私はそれをきっかけに借金を負うようなるほどそのギャンブルに入り込んでしまい、気づけば、貯金は0円、借金200万円を背負うことになりました。
消費者金融やカードローンを数社使用したことから、月の返済額は10万円近く、家賃、携帯代、光熱費などの生活費を支払うと手元に残るお金は小銭だけでした。
最初は自分で背負った借金だから責任もって返済していたのですが、月10万円の返済は負担が大きく、ある日を境に借金について開き直ってしまい、返済を怠るようになりました。
簡易裁判を起こされたが「和解」で解決
私は200万円の借金を負ったのですが、借金という負担から開放されたく、一時的に支払いを逃げていた時期がありました。
当然ながら借入先からは毎日のように連絡がくるのですが、私は連絡を無視し続けていました。
今では「馬鹿なことをした」と反省している毎日です。
借金返済を怠っていたときに、借入先の一社が申し立てた簡易裁判所からの通知がポストに届きました。
もちろん、掲載されている金額をすぐに返せば問題なく終わるのですが、手元にそんなお金もなく、私はどうすれば良いのか悩みました。
借り入れしているのは事実だし、裁判になったとしても確実に負けるのは私です。
逃げていても、結局支払わなければなりません。
当時22歳という年齢だった私はどうすればいいのかわからず、両親に借金の事実と簡易裁判所からの通知がきたことを相談しました。
まずは裁判沙汰にならないように借入先の会社に滞納していたことを詫びて、きちんと返済することを約束しました。
大手の金融会社であればお仕事なので、滞納していても基本的に丁寧に対応してくれます。
そして、私の場合は1社のみの借金ではなかったので、返済計画を両親と計画して、他に滞納していた金融会社に借金返済の意思と滞納していたことを連絡しました。
前述通り、丁寧に対応していただき、全社と電話を通して和解できました。
「和解」という言葉を使っているのですが、私の場合は数ヶ月滞納していたので、一般顧客ではなく、多能者顧客としての対応でした。
そのため返済する意思をきちんと伝えて、今後滞納しないことを約束する形で「和解」ということになりました。
「和解」から現在は完済している
「和解」をしたあと、きちんと返済しました。
私の場合は月々10万円以上の返済はしていたので、2年を満たない期間で返済ができました。
お金がなくて困っている人へアドバイス
お金がなくて困っている人はとにかく働くことが大事です。人間が働く理由は一つだけで、生活するためのお金を稼ぐことです。
借金が無くても、社会人になれば仕事をしてお金を稼いで働くのが当たり前です。
もちろん、病気や怪我で働けないのはしょうがないことです。
あとは借金を抱えている場合、きちんと返済計画を立てることが重要です。
たとえば、収入が20万円の一人暮らしの場合、家賃5万、携帯1万、光熱費1万、食費3万くらいは必要でしょう。
それに加えて、金の返済が月々10万円ある場合、1万円のマイナスです。
返済計画はとても重要で1ヶ月でどのくらいの出費が必要で、どのくらい返済しなければならないか把握することは重要です。
場合によっては、借金が減るどころか、利息が増えてしまいます。
借金を負って悩んでいる人も多いはずです。
借金の返済は必ずできます。これは私が悩んで、返済できたからこそ、言い切れることです。
もちろん、住宅ローンや会社の借金などで数千万から数億円の借金を抱えている場合は弁護士に相談した上で、どのように返済するか相談してください。
私の場合は借金を背負っていたことで、この記事を通して借金体験を皆さんに紹介することができました。
私は現在webライターとして活動しているのですが、借金を抱えていた体験を記事として執筆することがあります。
借金自体はあまりいいことではないですが、私の場合は借金を背負っていたことで今の仕事に繋げるができました。
お金が無くてどん底で悩んでいても、必ず解決して、楽しい日が絶対にきます。