50代という年齢は若くもなく、かといって老け込むような歳でもありません。男の50代というのは厄年も終わってこれからの人生の岐路に立つような感じのある年代でしょう。
一昔前ならば55歳で会社を定年退職し、悠々自適の年金生活が当たり前だと思っていました。
ところが平成に入って世の中の状況は一変。団塊の世代の現役からの離脱、そして年金受給へと社会構造が根本的に変わってきてしまったため、現行50代以降の人達が受け取れる年金事情が大幅に変わってゆき、先行きの見えない平成から先の世が迫ってきています。
そんなこれからの長い人生を考えるに当たって、男・50代の食事風景を真剣に考えていきたいと思います。食事は重要です。栄養の摂り方によって今後の人生に大きな影響を及ぼすかもしれませんからね。
私の普段の食生活を踏まえながら書いていきたいと思います。
57歳現在健康の私の1日の献立
まずは私の1日の食事の献立から紹介させていただきますね。
・朝食 トーストにはジャムとエゴマ油
トースト(5枚切り)…1枚
トーストにはジャムのみつけています。バターやマーガリン系は一切使いません。糖質制限のためです。
あと、ボケ防止用にエゴマ油を1~2滴たらしてます。本当にボケの予防になるかどうかはあと10年くらい経ってみないと分かりません。
飲み物は牛乳がメイン。但し低脂肪乳を使用。一般の牛乳も脂質が多いので使っていません。
そこに夏場はコーヒー飲料を混ぜてカフェオレ風にして冷たいまま。冬場はインスタントコーヒーの粉を混ぜてホットにして飲んでます。
・昼食 平日はしっかり食べる
平日は会社の社員食堂を使用。毎日、定食コースが日替わりで変わるので有難いです。
健康面を意識した献立作りになっています。
ただ、ご飯が取り放題なのでこの時だけは白米を大きい茶碗にてんこ盛りで入れてます。昼間は一日のうちで最も活動するため多めに食べる癖が染みついてしまいました。
一方、休日は家で必ず納豆を食べてます。血液サラサラにしておかないといけませんからね。あとご飯の量も多めです。但し、私専用の大麦ご飯。家では白米は基本、食べていません。
おかずは昨日の夕食の残りが多いです。妻が大体、それを見越して前日に作ってくれていますので。
・夕食 大麦ご飯を半分
大麦ご飯を普通の茶碗に半分くらい。おかずは全て妻の手料理。
野菜関係は必ず毎日食卓に出ています。料理もオリーブオイルを使用しています。
これらの料理、全て2年前の健康診断でコレステロール値が高かったために取り入れたものです。
50代の代謝機能
さて、ザクッと私の1日の献立をご紹介したところで、50代にとっての真の栄養摂取とはどのようにあるべきなのか、について考えてみたいと思います。
栄養を摂取するという事は、つまり「代謝」についてしっかりと考えておかなければばらない、という事です。
まあ、ここでは「代謝」についての専門的な解説は行いません。
簡単に言えば食物を摂取する事によって私たちの人体を形作ったり活動するために必要なエネルギーを作るために栄養素を吸収・分解・生成してくれる機能のことであり、それらの機能を行ってくれるのが肝臓であり腎臓など内臓器官です。
更にもっとひも解いてゆけば、人体を形成する何十億個にものぼる細胞組織があって初めて行われる生命の維持活動といえるわけです。
これらの「代謝機能」が正常に働いてくれる事によって、私たちは病気知らずで健康・長生きの人生を送れる、という事が出来る訳なのですよね。
さて、そのための秘訣というのが食べ物に大いに関係があるということは、皆さまも周知の事実だと思います。
そして正常な代謝を働かせるにはその年代に見合った食事の摂り方をないがしろにしてはいけない、という事が非常に大事になってくる訳です。
ここを間違えてしまうと生活習慣病とも呼ばれている「肥満」や「糖尿病」などを引き起こしてしまう一因になってしまうのですよね。
ここで間違えないようにしたいのが50代に相応しい食事の摂り方なのです。
ハッキリ言って10代と50代では食に対する概念が変わってきて当然なのです。10代や20代の頃は高タンパクで高脂肪の食品をバンバン取っていてもさほど身体に悪影響を与えている、といった自覚はあまりなかった事と思います。
ところが50代になったらどうでしょうkじゃ?若い子たちと同じような勢いで食べられますか?まず、無理ではないでしょうか?これがその年代に応じた代謝の違いなのですよね。
50代の食事情は10代と違う事に気づきましょう
今回は50代の人間の食事生活はそうあるべきか?というテーマに則り、
- 私の1日の献立→朝食はトーストに低脂肪乳。昼食は平日は社食の定食を、土日には必ず納豆をいただく、夕食は大麦ご飯に野菜を必ず
- 50代の代謝機能→若い頃のような暴飲暴食は避け、今に相応しいい食べ方を心掛ける
という2点に絞って書いて参りました。
私たち50代の人間は、今の自分に最も適した栄養の摂り方を行わなければならないのはご存知の方も多い事でしょう。そうしないとたちどころに50代の身体は悲鳴を上げ各部に支障をきたしてしまう結果になってしまうからです。
ましてや10代の子たちと変わらない食生活を送っていたらたちどころに身体に異変を発症させてしまうのです。
ただ、だからといって、闇雲にダイエット、ダイエット、という生活がまるまるいいとも言い切れない気持ちも持っています。
50代の人間にとっての食生活。このテーマは今後の人生を歩んでいく上で非常に重要な位置を占めている問題だという事がハッキリと認識された感がありますね。
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