仕事面の空白期間がある私。
仕事を辞めフラフラしていた時「何らかの活動がしたい！」と思い、頭に浮かんだのが覆面調査員というバイトでした。
テレビで見聞きしていた覆面調査員。決して楽ではないものの、美味しいバイトでした。
覆面調査員って何やるの？
覆面調査員のバイトは飲食店などに出向き、一般のお客さんと同じようにサービスを受けるのが仕事です。
帰宅後はお店のサービスの良かった点や改善点をレポートにまとめ、お店のレシートと共に調査会社に送ります。
報酬は調査会社や案件によってまちまち。
よって時給換算しても1時間あたり1000円だったり3000円だったりします。
飲食店やアパレル専門店の調査なら2000円から3000円前後、マッサージサロンなら4000円前後、スーパーやコンビニなら1000円前後です。
報酬がお店で使った費用、交通費を差し引いて余れば得した気分になります。
覆面調査員の美味しいところ、大変なところ
実質タダ、あるいは低価格で買い物や食事ができるのが覆面調査員の最大のメリットです。
お値段の高いアパレル専門店の覆面調査を引き受けてしまうと報酬をもらっても儲けが出ないことがありますが、それでも普通に買い物をするより出費が少なくて済みます。
「儲けを出したい」と思う人はエントリー前にお店のサイトを見て商品のだいたいの値段をチェックしておくのをおすすめします。
覆面調査員のバイトで大変なのは、店内で調査会社の指定した行動をとらなくてはならない点。
「合計1000円以上買い物をする」「店員さんに商品に関する質問をする」など、複数の指定行動を覚えてから入店する必要があります。
それらのどれか1つでもやり忘れると調査は無効となってしまいます。
どうしても心配な場合は、携帯電話に指定行動をメモしてこそこそ見ながら買い物をしていました。
また、調査会社に提出するレポートを書くのは時間と根気のいる作業でした。
選択式の部分もありますが大半は記述式です。文章を書くのが好きな人は苦にならないと思います。
店員さんとのやりとりの詳細や印象的であったサービスなどあらゆることを思い出して書かなくてはならないので、2時間近くパソコンに向かう日も多かったです。
レポートの作成時間を考えると、サービスの費用や交通費が報酬としてもらえるのは妥当なのかなと思います。
お小遣い稼ぎにもってこいの覆面調査員
調査会社からもらえる報酬はお店のサービス料と交通費の目安を合わせたものです。
労働自体に支払われるお金はほぼないと思って間違いありません。使った金額より報酬が高ければ儲けになりますが、せいぜい数百円から1000円前後です。
そのためがっつり稼ぎたい人よりはお小遣い稼ぎがしたい人に向いているバイトです。
塵も積もれば山となるので、案件をこつこつとこなしていけばある程度の収入が見込めます。
覆面調査員になるには？
調査会社のサイトに覆面調査員の登録フォームがあるので、そこで住所や名前などを入力し登録手続きをすることができます。
登録時、多くの調査会社では覆面調査員としての心構えをレクチャーし、簡単なテストを実施します。
調査会社の探し方ですが、私の場合インターネットで「覆面調査員」「ミステリーショッパー」といったワードで検索し、ヒットした調査会社に登録しました。
バイト情報サイトにも覆面調査員の求人が掲載されているので、そういったサイトから応募するのも1つの手段です。
登録が済んだら自分の行けそうな地域のお店を探し、エントリーします。人気案件は抽選となり、当選すればその旨の連絡が来ます。
バイトを始めて1年ほど経った頃、調査会社から未公開の案件の依頼が個別にもらえることもありました。長く続け調査会社からの信頼が得られるとこうした特典もあります。