■簡単な自己紹介とバイトの条件について
当記事をご覧くださりありがとうございます。私は現在、フリーライターを生業としておりますが、大学生の当時は色々なアルバイトを経験してきました。
その中で、少し変わっていたなという印象がある、「スキャニングのアルバイト」について、今回は書いていきたいと思います。
まず、採用条件についてですが、「スキャニング」という単語から、専門性が要求されるようにも思えます。
しかし、意外にも初心者でも応募できましたし、年齢制限も特にありませんでした。
強いて言えば、週3日、4時間以上の勤務くらいですので、一般的なアルバイトの採用条件と、そう違いはないと思います。
■待遇について
次に、待遇についてですが、前述した通り一般的なアルバイトと条件が変わらないため、そこまで時給も高くなさそうだという印象を受けた人も多いと思います。
しかし、実際は時給1,000円とかなり高かったです。その地域での平均的な時給が800~900円だったことからすると、破格の待遇といえます。
■バイト現場の地域
先ほど、「その地域での」と書きましたが、このアルバイトの現場は、埼玉県のふじみ野市というところにあります。
駅からは若干遠かったため、会社から出ていたシャトルバスに乗って、最寄り駅から現場まで移動していました。
■バイトの仕事内容について
仕事内容は主に書類のスキャニングと、きちんとスキャンできているかのチェックでした。
詳しく説明しますと、会社には業務上、個人情報等の機密性の高い資料が大量にあり、それを紙媒体からデータ媒体へと移行する必要があるようでした。
そこで、その機密性の高い資料を機械でスキャンして、すぐにパソコンでしっかりとデータ化できているかを確認するという業務が発生し、その業務に私が携わっていたというわけです。
最初は初心者ということで、先輩と2人1組となり、私は書類をセットしたり、スキャンがしにくい物には別に紙をあてがったりして、作業をこなしていきました。
書類には、クレジットカードの情報や、裁判所の訴状のようなものなど、色々な個人情報があり、とても緊張しながら作業をしていたことを覚えています。
もっとも、途中からは作業にも慣れてきて、1人でデータ移行の作業ができるようになり、適度な緊張感で作業できていたように思います。
もちろん適当にやることは許されませんが、歩合制というわけでもなく、ノルマがあるわけでもないので、その点ではかなり気楽にやることができましたね。
■バイトの思い出について
募集の際、特に性別に関する制限はなかったのですが、職場には女性が多く、特に主婦のかたが多かったです。
他方、私のような男性で、しかも大学生は少なかったため、珍しさもあってか皆さん息子のようにかわいがってくれました。
お昼ご飯をご一緒したり、ちょっとしたお菓子をいただいたり、とても仲良くしてくださったのをよく覚えています。
資料の束を移動するなどの力仕事を率先してやっていたこともあり、喜ばれることはあっても怒られるということは一切ありませんでした。
そういったこともあり、アルバイト業務が苦痛に感じることはなく、とても楽しく仕事ができていたのが強く印象に残っています。
■どうやってそのバイトを見つけたのか
そんな良いこと尽くめのアルバイトですが、見つけたのは新聞折込求人紙からでした。
それ以降も定期的に募集していたようだったので、多くの人材を求めていたのだと思います。
■まとめ
以上の事からもわかる通り、このアルバイトは基本的には誰でもできる、簡単な仕事内容だと思います。
もっとも、扱っている情報が機密性の高い物ですので、ルールをしっかり守れて、かつ、単純作業でも飽きずに取り組める人にお勧めです。