「日焼け止めを毎日塗る以上の紫外線対策はない。」なんて思っている人は多いでしょう。でも、ただ紫外線を塗っているだけでは、形だけのケアになってしまいます。もちろん、全く効果が無いと言う訳ではないのですが、十分な効果を得るためには塗り方が重要です。では、日焼け止めの正しい塗り方について見ていきましょう。
日焼け止めはどのくらいの量を使用すれば良い?
「大量に使ってしまうともったいないから。」と言って、少量ずつ日焼け止めを肌に付けて一生懸命伸ばしている人はいませんか。
でも、せっかく日焼け止めを塗っても、量が少なすぎて十分に肌全体に広がっていなければ意味がありません。しかも、少量の日焼け止めを伸ばしながら塗るのは、たっぷり塗って広げる以上に時間がかかりますよね。
それで、日焼け止めの効果を十分に実感するための適量は、1平方センチあたり2mgと言われています。顔全体に日焼け止めを塗るとしたら、0.8gくらい、500円玉くらいの大きさの日焼け止めが必要だと言われています。500円玉の半分くらいの量の日焼け止めを手に取って、2回に分けて重ね塗りをすると十分な効果が実感しやすいようです。
ちなみに、日焼け止めは開封してから1年で使い切るのがベストなので、ここでもったいぶっても日焼け止めの品質を低下させてしまうだけです。
日焼け止めを塗る順番も大事!
皆さんはどういう順番で日焼け止めを塗っていますか?
ほとんどの人が、化粧水や乳液、美容液などによるスキンケアの後、化粧下地やファンデーションなどのベースメイクを行う前でしょう。もちろん、この順番でOKです。それで、スキンケアの後に日焼け止めを塗るタイミングは、肌のべたつきが落ち着いてもっちりするのを感じられてからです。
- 500円玉の半分くらいの量の日焼け止めを手に取って、額、鼻、両頬、顎の5箇所に日焼け止めを置きましょう。
- 肌の内側から外側に向かって、5箇所に置いた日焼け止めを広げていきましょう。
- 次に、もう一度5箇所に500円玉の半分くらいの量の日焼け止めを置いて、肌の内側から外側に向かって広げていきます。
※2回目に日焼け止めを塗る時は、目や口のギリギリの部分、小鼻、髪の毛の生え際などの細かい部分を重点的に塗りましょう。
日焼け止めがメイクで崩れないようにするには?
せっかく日焼け止めを塗ったのに、上にメイクを重ねるうちにポロポロとかすになって落ちてしまうことはありませんか?
もちろん、これでは日焼け止めを塗ってないのと同じです。こんなふうにならないためには、日焼け止めやベースメイクを強い力で押し付けるのではなく、優しく伸ばすように付けていくのが良いでしょう。
それから、日焼け止めを十分に肌に密着させた状態でベースメイクに移らないと、両方の成分が混ざってかすになってしまうことがあります。これでも日焼け止めが崩れてしまう場合には、日焼け止めとベースメイクの相性に問題があるでしょうから、どちらかを変えた方が良いかも知れませんね。
日焼け止めの選び方
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参考①:日焼け止めの正しい選び方、使い方【「SPF」と「PA」の意味は?】
参考②:紫外線から確実に肌を守る!効果的な日焼け止めの塗り方
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