生まれながらのオタクがオタクをやめて知ったメリット10個

オタクをやめるメリットを体験談を元にたたきだしてみた。

オタクをやめるメリットはあるのか?オタクを卒業したその後の人生はどうなるのか?

そんな疑問を解決するべく体験談をもとにメリットをご紹介します。

こんにちは、『ポジオタ』の管理人のまぐです。

オタクをやめようと考えている方へ。

オタクをやめるメリットやオタ卒したその後の人生が気になっていませんか。

そんなあなたのために今回は、実際にオタクをやめたわたしがオタクをやめるメリットをご紹介します。

そして、オタクをやめた現在、どんな生活を送っているのかもお話ししましょう。

オタクをやめた2つのきっかけ

わたしは2回オタクをやめて2回オタクに戻っています。

そのきっかけは

  1. 高校が非オタばかりで危機を感じた
  2. 結婚するためにオタクを封印した

の2つでした。

詳細は、

▶︎私がオタクをやめたきっかけと方法。

で紹介させていただいていますが、ここでも簡単にご説明しますね。

第1期オタクをやめたきっかけは、入学した高校が非オタばかりのリア充についていけなかったからです。

周りはドラマ・音楽それもHIPHOP・恋愛・芸能人の話ばかり。

友達もまったくできず、このままだとまずいと思い、オタクグッズや関係するものをクローゼットの奥底に封印しました。

これでリア友が来てもひとまずは安心です・・

その封印は社会人まで続きましたが、友人からのコスプレの勧誘で一気にオタクへ華麗に返り咲きます。

そして、第2期オタクをやめたきっかけが訪れます。

今の非オタの旦那さんとの結婚するためにオタクを卒業します。

非オタの旦那さんはマンガ・アニメ・ゲーム好きの人は嫌いなんだろうという私の想像から卒業を決めました。

この2回オタクをやめた間に経験した「オタクをやめたメリット」がありました。

では、今回の本題であるオタクをやめるメリットについてご紹介しましょう。

オタクをやめるメリット

わたしが人生で2度卒業したオタク。

その体験談を元にオタクをやめるメリットをたたきだしてみました。

これから、オタクをやめようと考えていて、オタク卒業後の人生やメリットが気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

メリット①お金の支出がかなり減り貯金ができる

オタク趣味にかけていた支出がかなり減ります。

わたしはもともと月平均5万〜8万くらいはオタク趣味にかけていました。

その内訳は、ゲーム代・グッズ・イベント・コスプレ衣装や武器制作費などです。

聖地に行くための交通費などもありましたね。

コスプレの時はひどいもので、基本がスタジオ撮影かロケ撮影だったので交通費やカメラマンさんの費用など毎月8万は払ってました。

しかし、オタクをやめることで、これらの支出が一切なくなります。

すると、どうでしょう。

毎月5万から8万のお金が浮き、ひっ迫していたお金事情に余裕ができます。

そして貯金もできるようになりました。ありがたい。

コスプレで使っていたものやグッズなど売れそうなものは売ってお金に変えてやろうという気持ちも出てきたので、店頭買取をしてもらいましたが大損しましたね。

メルカリやフリマではそれなりの値段で売れたのですが、店頭買取は損をするのであまりおすすめしてません。

現代は宅配買取という店頭買取よりも便利でお得なものがあるのでみなさんはぜひ活用してください。

アニメ・オタクグッズの買取方法・知恵についてまとめたブログ記事があるので同じようにグッズ買取を検討している人は一度ご覧ください。

ゲーム・アニメグッズの買取におすすめの方法

それ以来、グッズ系はあまり買わないのですがどうしても欲しくなった時は「いつか飽きた時に高く売れるものかどうか」を調査してから買うようになってしまいました。

キャラへの愛<価値

ですね。

メリット②お金の使い道が自己投資に変わる

オタク趣味にかけていた5万〜8万は貯金と自己投資に回せるようになりました。

自己投資とはなにか?

主におしゃれや旅行、興味の出たことへの投資ですね。

わたしの場合は、メイク・服と洋裁やロックバンドのLIVEに行くことでした。

と言ってもそこまで爆買いするわけではないので、ポツポツとした使い方ではありますが。

残ったお金は貯金に回していました。

人生初の貯金でしたね。

オタク趣味をしているとどうしても貯金ができなかったので助かりました。

おまけに自分磨きもできたので、お声かけしてもらう回数が増えました。

ありがたや〜ありがたや〜ですね。

ちなみにその時に実践してたことを踏まえて下記のブログでご紹介してます。

30代からRe:スタート!メイクの仕方次第でコンプレックスを忘れて自信を持つ!

メリット③新しい趣味ができた

オタク趣味ではない他の趣味ができました。

わたしは、コスプレから影響されて、ものづくりが大好きになりました。

そこからDIY、洋裁、などを新しい趣味として始めました。

また、ファンタジー好きだったこともあり、神話や中世時代の文化などが好きでした。

そこから、歴史巡りという趣味もあらたに生まれました。

これらの趣味ができることで、オタク趣味がなくなっても特に暇をもてあますこともなく、毎日楽しく過ごしました。

オタク趣味がなくなったらどうしようという心配は皆無でした。

メリット④多種多様の友達が増える

オタクをやめてから、友達が増えました。

今まではオタク話ができる友達ばかりでしたが、いわゆるリア充な友達ができたのです。

オタク趣味に使っていた時間を新たな趣味やドラマなど世間で話題になりがちな情報をGETすることで、その会話ができる多種多様な友達ができました。

ドラマ好きの友達・芸能人好きの友達・DIYが好きな友達・音楽が好きな友達・歴史が好きな友達・洋裁が好きな友達など。

多種多様な友達ができることで、わたしの世界にもいろいろな色が入ってきて、いろんな情報を得ることができました。

そして、そこから新たに興味を持つことがどんどん続きます。

友達は増えていく一方ですね。

ちなみにこうやって広がったリアル友達ですが、実は中には隠れオタクもいました。

そんな友達とも出会えて今では家族ぐるみで仲のいい友達もたくさんいます。

結構非オタに見える隠れオタクが多いので、仲良くなってからオタクと知ったら嬉しいですね。

オタクのフィールドで出会ったオタ友とはほとんど切れてしまいますが、リアルのフィールドで出会った隠れオタ友達とはずっと縁が続いています。

そんな体験談を包み隠さず下記のブログで書いていますので、オタ友との将来について考えている人がいたら読んでみてください。

結婚後のオタク友達との付き合いはどうなったのか?体験談を紹介します。

メリット⑤コミュ力がUPする

上記のように、行く先々で多種多様な友達がたくさんできました。

気づけば、コミュ力もだんだん上がっていました。

その理由は、オタクをやめた後、いろんなことに興味をもち、情報を持つことで年齢や国の垣根も超えてどんな人とでも話ができるようになったからです。

コミュ力が低いのはつまり、相手と話せる話題がなく、話せる話題に自信がないからなのです。

オタクをやめて友達が増えて、いろいろな情報を得るうちに興味を持ったり話せる話題が増えて、どんな人とも話せるようになります。

そして、その流れで友達も増えていきますよ。

ただし、私的に価値観が違う人や礼儀がない人、大学生ノリの方とはどうしてもコミュニケーションが取れないので、そこはいまだに課題ですね。

オタクをやめていろんな人と関わることでコミュ力があがったのもコミュ力をあげる方法の1つです。

実際にコミュ力が低かった私が成功してきたコミュ力UPの方法が他にもたくさんありますので、コミュ力にお悩みがある方はぜひ真似してみてください。

【為になる】オタクでコミュ障な女が10年かけて壮絶なコミュ力の上げ方を実践した話。

メリット⑥オタク技術を日常生活でも活かせる

コスプレの武器製作能力や衣装製作能力が日常生活に活かせました。

会社の忘年会の出し物で使用する小道具を私が作りました。

そのおかげか周りから話しかけられることも増え、仲良くなるきっかけになりました。

また、友達が舞台で使う衣装を作りました。

おかげで衣装の評価が周りからも高く、本人も気持ちを高めたまま舞台にのぞめたそうです。

かなり感謝されました。

他には、オタイベやオタグッズの情報収集で発揮していた情報収集能力が就活や旅行の行き先などで発揮されました。

おかげさまで、最新情報や少しマニアックな旅行先、普段なら思いつかない就職先などに出会うことができました。

あとは、コスプレ写真の画像加工・動画加工技術を活かした仕事をもらったり、パソコンにも強くなったので、事務職でも特に困ることなくスキルを上げていくことができています。

このように日常生活の何につながるかわかりませんが、オタク趣味はどこかで絶対に価値のあるものとして使うことができます。

メリット⑦部屋が綺麗になる

オタク趣味が爆発している時は部屋がとてつもなく汚かったのです。

コスプレ・グッズ・ポスター・DVD・マンガ・イラスト集など・・

とにかく物が多く、片付ける場所もなく、どんどん積み上げていき、それが崩れて悲惨な状態になることも多々ありました。

オタクの時、掃除はするようにしていましたが、それ以上にオタグッズがどんどん増えるので捨てることもできず部屋は狭くなっていきました。

ゲームも毎日するので片付けなくなり、そのままでした。

今思えば本当にひどい部屋でしたが、オタクをやめてからは部屋からオタグッズがほぼなくなったので、広くなりました。

親から怒られることもなくなり、物を捨てることもできるようになりました。

どうしてもオタクをしていると部屋が狭くなり、汚くなるのでこのメリットはとてもありがたいメリットでした。

あと、部屋に物が少ないと心が荒まなくなりますね。

メリット⑧自信がつく

オタクというコンプレックスから解放されて、自信がつきました。

オタクをあまり隠さずに生きてきましたが、高校の時にはじめて、非オタリア充集団に飛び込んだわたしは、オタクはコンプレックスだと感じます。

そこから劣等感がうまれ、オタクを卒業し、必死に芸能人やドラマを勉強してついていきます。

そのおかげでか、高校でも友達ができ、オタクとしての劣等感から解放されます。

その劣等感からの解放が自信へとつながりました。

わたしでもリア充できるんだ、と。

今思えばそれが本当のリア充だったのかはわかりませんが、少なくとも当時はその無理くりの自信のおかげで友達がたくさんできました。

そして、最終的にリア充としての自信もつきます。

そこまでくると一周回って、「オタクって隠す必要ないよね」という考え方になり、オタクを隠さなくなりました。

そして、世間でいうリア充オタクとしての自信がつき、転生した現在は、楽しく過ごしています。

上っ面のだっさい自信だったかもしれませんが、少なくともその自信のおかげで今のわたしがいます。

メリット⑨喪失感と引き換えに心に余裕ができる

オタク卒業後、喪失感はあったけど、代わりに心に余裕がうまれました。

オタク趣味に明け暮れている時は、どうしても作品の情報のためにSNSを見たり、ひたすらゲームをしたり、コスプレ作業をしたりととても忙しく過ごしますよね。

しかし、オタクを卒業するとそのせわしなかった日常がゆっくりとした時間刻みになります。

すると、最初はそのゆっくりと進む時間が「喪失感」だと感じます。

でもそれは喪失感ではなく、「心の余裕」ができたということなのです。

どうしてもオタクは常にオタなことを考えるか、作業をしているので「何もない時間」がないのです。

その「何もない時間」こそ、心の余裕なのです。

わたしもそれに気づくのに時間がかかりましたが、心に余裕ができてからは、いろいろなことをゆっくりじっくりと対応することができるようになりました。

オタク趣味から解放されたとさえ思ってしまいます。

わたしの場合は、部屋の模様替えや仕事のこと、そして連絡を取っていなかった友達のこと、自分のこと以外のことに興味を持てるようになったのです。

そして、SNSなどでリア充をしている友達を見て、いつもひねくれた考えしか出なかった自分の考え方が変わりました。

「いいな、わたしも同じように楽しいことやろうかな」

と前向きに考えることができました。

心に余裕ができると周りのことも見え、心が優しくなります。

これはとてもいい傾向ですよね。

メリット⑩健康になる

オタ活していた時は激やせしていました。

わたしは、オタ活をするとご飯を食べずにオタ活に熱中するタイプでした。

で、夜中にお菓子を食べながらゲームをしたり作業をします。

その繰り返しをしていたので、どんどん体重は減っていきました。

コスプレをしているときが一番ピークでしたね。

撮影が重要なのでご飯を食べずに撮影したり、移動をしていました。

打ち上げでもほぼ食べずにドリンクばかり飲んでいたので特に太ることもなく、過ごしていました。

が、オタクを辞めてからは、オタ活をしないので普通に食事をとっていました。

すると、どんどん太っていきました。

朝昼晩食べると痩せるといいますが、不健康で痩せていた私は健康になると同時に太っていったのです。

本来のわたしがこの太ったあとのわたしなのでしょう。

でも、健康であることはいいことなので、感謝です。

私がオタクを卒業したその後の人生

オタクを2回やめて、その後、どんな人生を送っているのか?

一言で言うと、めちゃくちゃ充実しています。

というのが、オタクに戻ってきているからです。

でも、昔のようなオタクではありません。

お金のかかるオタ活はしないオタクに戻ったのです。

アニメ・マンガ・ゲームはそれなりに読みます。

しかし、前ほどお金も時間もかけず、リアル生活重視で生きています。

昔ほど、体力がないのでオタ活に熱中できないと言うのもあるかもしれません。

ですが、今のこののんびりとお金・時間のかけないオタクな生活に満足しています。

アニメオタ友と会った時に今期の推し作品を語ったり、オンラインでマルチプレイしたり、マンガを読み漁ったり。

そして、リア友とのカラオケやライブ、旅行、カフェ巡りなども満喫しています。

こんなまったりしたリア充オタクですが、なかなかいいですよ。

ちなみに今もオタクを一切隠さずに生きています。

もし結婚や恋愛でオタクの卒業を考えている方がいたとしたら参考になるかなと思ったので、私のオタ友の結婚生活を紹介するブログ記事も書きました。

▶︎婚活中のオタク向け。実際の結婚相手について7人の既婚者オタクに聞いてきた。

この記事も参考に読んでみてくださいね。

オタクをやめた人もいれば、やめてない人もいてそれぞれの生活を楽しんでいます。

オタクをやめるおすすめの方法

オタクをやめたメリットはわかったけど、どうやってオタクやめればいいの?

と思っていませんか。

オタクのやめ方って考えるとラスボスに挑むくらい大変なことなんですよ。

だから、オタクをやめると言うよりも封印・離反するという捉え方でいいのではないでしょうか。

そこで、

  • オタク趣味をやめるには、時間とお金を費やすことをやめる。
  • オタク趣味の代わりになるものを見つける。

この2点を意識してください。

オタ活の代わりになるものを見つけて、オタ活に費やす時間とお金を減らします、いや、無くします。

中途半端だとすぐに戻るので要注意。やるなら徹底的にします。

でも、そんな簡単にオタク趣味にかけるお金と時間を減らしたり、代わりになるものが見つかるわけではありませんよね。

そこで、わたしの体験談として、この2点も紹介しておきますね。

オタク趣味にかけるお金と時間を減らした方法

1回目の高校入学でのオタク卒業の時は、ゲーム機・マンガ・オタグッズをすべてクローゼットに片付けました。

高校の友達がきても恥ずかしくないような部屋にしました。

2回目の結婚でのオタク卒業の時は、無心でオタグッズすべて捨てました。

唯一残したのはライブ用の厚底だけです。漫画も捨てました。

この2つの方法を行うと同時に、オタ活への興味もだんだん薄れます。

このあと、買い直すことはもちろん買い足すこともなくなりました。

ついでにオタクがはびこっているSNSもやめましたね。

オタ友と繋がっていると戻ってしまいますし、何よりもオタ友ってオタ活をやめた人には驚くくらい絡んで来なくなるので。

自然とオタクから離れていきました。

オタク趣味の代わりになったもの

1回目の高校入学でのオタク卒業の時は、ドラマ・芸能人・音楽の勉強をすることで自然とがっつりとオタク趣味をする時間がなくなりました。

そして、リア充な友達とカラオケなどにも行くようになったのでカラオケの練習や恋バナをするようになるとオタ活が頭の中から消え去りました。

ただ、恋バナするために好きな人を無理くり作っていたのは今でもイタかったな〜と思いますが。

2回目の結婚でのオタク卒業の時は、結婚生活がオタク趣味の代わりとなりました。

旦那さんと一緒にいる時間と家事をすることで手いっぱいになったので自然とがっつりオタク趣味のことは忘れていきました。

オタク趣味ってがっつり時間がないとできないことばかりなので、このように時間の割合が減るとオタク趣味から離れちゃうんですよね。

 

このように、オタグッズを捨てて、オタク趣味を考える暇もないくらい他にやらないといけないことがあると自然とオタクから離れていきます。

とりあえずは、これでいいでしょう。

その後、わたしのようにオタクに戻ることもあれば戻らないこともあるでしょう。

それは、その時に考えればいいのです。

今は、今のことだけ考えましょう。

最後に

わたしがオタクをやめたきっかけや、やめたメリット。

そして、オタクを卒業したその後の人生やオタクをやめるおすすめの方法について紹介してきました。

オタクをやめることについてはお金をはじめとするメリットは結構あります。

  1. お金の支出がかなり減る
  2. お金の使い道が自己投資に変わる
  3. 新しい趣味ができた
  4. 多種多様の友達が増える
  5. コミュ力がUPする
  6. オタク技術を日常生活でも活かせる
  7. 部屋が綺麗になる
  8. 自信がつく
  9. 喪失感と引き換えに心に余裕ができる
  10. 健康になる

わたしが実際に経験したオタクをやめたメリットは全部で10個ありました。

このメリット以外にも人によればたくさん出てくると思います。

そして、オタクを卒業した後にオタク趣味を考える時間がなくなると自然とオタクから離れていきます。

わたしはその経験を経て、現在はオタクに戻ってもライトオタク寄りなオタライフを楽しく送っています。

今はこの生き方が合っていて、楽しいと感じています。

みなさんがオタクをやめてもわたしのように絶対にメリットはあります。

もちろん、人によればデメリットも生まれることがあるかもしれません。

ですが、わたしのように最終的には自分に合った生活の仕方ができるのではないでしょうか。

みなさんが少しでも楽しい生活を送ることができるよう祈っています。

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