海やプールは薄毛になるってホント?

海やプールは薄毛になる?

海の水って、薄毛になるんですか?

プールの水なら大丈夫ですか?

マグネシウム秀

夏は薄毛の大敵がいっぱいありますからね。

海やプールはどうなのでしょうか?

オリンピックも近くなり、夏まっしぐらですね。

ワクチンを打って、海水浴やプールにいく方も多いことでしょう。

そこで今回は「海水の塩分」や「プールの塩素」が髪に与える影響について紹介します。

海やプールで抜け毛は増えるのか?対策方法は?といった内容について詳しく書いていきます。

Contents

海水が髪にダメージを与える3つの要素

海水は、髪にとって天敵です。

海水が髪を傷める原因は大きく3つです。

それは「①海水がアルカリ性であること」「②海水は髪を乾燥させること」「③濡れた髪は紫外線に弱いこと」です。

ただし、海水は髪を傷める原因になりますが、直接的に抜け毛の原因になるわけではありません。

海水はアルカリ性

海水はアルカリ性です。

髪を作っているたんぱく質のケラチンは、アルカリによって溶かされてしまうため、海水によって髪が傷んでしまいます。

海水の塩分が髪を乾燥させる

海水の塩分は、浸透圧の関係で髪の水分を奪います。

海水は髪を乾燥させるのです。髪が乾燥すると、角質の結合力は弱まり、髪を傷めるだけでなくフケの原因にもなります。

海水と紫外線は相性が最悪

実は、海水浴は髪にとって最悪のコンディションです。

紫外線を浴びることによって、髪自体の強度が下がってしまいます。キューティクルには自己修復の機能がないため紫外線は直接髪のダメージになります。

特に、髪が乾いている時よりも、濡れた状態で紫外線を浴びると、髪へのダメージは大きくなります。

これは、毛髪を構成するアミノ酸が、紫外線によって酸化されてしまうためです。

海水で髪が濡れる上に、屋根のない海は、薄毛民にとって最悪の場所なのです。

プールの塩素が髪にダメージを与える2つの要素

海水だけではありません。

実は、プールの水も髪にとっては天敵です。

なぜなら、プールには殺菌目的で塩素が入っているからです。

プールの塩素が髪にダメージを与える要因は2つ。

1つは「塩素がキューティクルを壊すこと」そしてもう1つは「塩素が髪の色を落とすこと」です。

ただし、海水と同様、プールの塩素が直接的に抜け毛の原因になるということはありません。

プールの塩素はキューティクルを破壊

塩素には、髪の毛のキューティクルを破壊する作用があります。

そのため、プールの水によって髪を傷めてしまうのです。

キューティクルとは、髪の表面で、魚のウロコのように重なり合っている細胞です。

ウロコが閉じて整っている髪はツヤツヤですが、ウロコが外側に広がっている髪はボサボサになります。

プールの塩素は髪の色を落とす

塩素には、漂白作用があるため髪の毛の色も脱色します。

水泳や水球の選手が、塩素で茶髪になったというのはよく聞く話です。

もちろん、数回のプールで髪が茶髪になるなんてことはありませんが、髪の色を落とすほどのアルカリ性化学物質が入っているのは事実です。

必ずシャワーで洗い落としましょう。

海水やプールの塩素から髪を守るケア方法

ここまで、海水やプールの塩素が髪に与えるダメージについて紹介しました。

次は対策方法を見ていきましょう。

  • プールではシリコン製の水泳キャップで塩素から守る
  • すぐに弱酸性のシャンプーで髪を洗う
  • 髪を洗った後は、すぐに乾かす
  • 半乾きの状態で帽子をかぶらない
  • 紫外線を浴びる時間を短くする
  • コンディショナーやトリートメントで日頃からケア

髪へのダメージは、対策によって最小限におさえることができます。

髪が傷まないよう上記のことに注意してください。

マグネシウム秀

1番大事なことは、すぐに洗い流すことです。

海水はアルカリ性、プールの水は中性から弱アルカリ性で、髪や肌によくありません。

シャンプーは人間の肌と同じ「弱酸性のシャンプー」を選びましょう。

>>弱酸性シャンプー6つを実際に比較した記事はコチラ

まとめ〜海水やプールの塩素が髪に与える影響〜

以上、海水やプールの塩素が髪に与える影響を紹介させていただきました。

確かに、海水やプールの水は髪にダメージを与える要素が満載です。

ただし、どちらも直接抜け毛の原因になるわけではありません。

大切なことは、海やプールでできるだけ髪のダメージを避けること、そして日頃から髪のケアを行い、ダメージに負けない健康な髪を維持することだと感じます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。