STEP1:AGAとは何か?
まずはAGAとは何か?を知りましょう。
マグネシウム秀
Contents
AGAとは?
AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略で、男性型脱毛症のことを言います。
男性特有の「てっぺんハゲ」や「M字ハゲ」などは典型的なAGAです。
マグネシウム秀
23歳ですよ?
これと比べると「俺はまだマシだ」と思えますよね(^ ^)!
AGAは男性ホルモンが根本的な原因なので、女性の薄毛はAGAではありません。
また、AGAの特徴は「進行性の脱毛」ということです。
AGAは基本的に放っておいても治りません。治らないどころか、どんどん薄毛は進行していきます。
AGAの原因
AGAの原因は男性ホルモンです。
男性ホルモンは正式にはテストステロン(TS)という物質ですが、実はこのTS自体が抜け毛を引き起こすわけではありません。
思春期をすぎると、TSが頭皮の毛根細胞の中で、5α-リダクターゼという酵素と結びつき、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化することがあります。
まさにこのDHTこそが、AGAの原因です。
TSが男が男らしくあるためのガソリンだとしたら、DHTはハイオクガソリンのようなものです。TSよりも数十倍ものパワーがありますが、それが髪の毛に作用すると発毛を阻害するのです。
AGAになる人はDHTに対する感受性が高い、もしくはDHTが生成されやすいと考えられています。
マグネシウム秀
テストステロン(TS)が多いからと言って、ジヒドロテストステロン(DHT)に対する感受性が低い人やそもそもDHTが生成されにくい人はAGAにならないのです。結局は体質がモノを言うわけですね。
ちなみに、男性ホルモンであるTSそのものは体毛を濃くする作用があります。
男性ホルモンが濃い人は体毛が濃いのは事実です。
↓動画で確認したい方はこちら↓
「2分でわかるAGA(男性型脱毛症)」
AGAの原因=ジヒドロテストステロン(DHT)
ジヒドロテストステロン(DHT)= テストステロン(男性ホルモン)+ 5αリダクターゼ(酵素)
AGAの治療方法
AGA(男性型脱毛症)の原因が分かれば、治療方法は単純に理解できるはずです
テストステロン(TS)がジヒドロテストステロン(DHT)に変化するのを止めるのです。
AGAを発症した男性と発症していない男性を比べても、もともとのTSの量に差はありません。
というか、もともとのTSの差は関係ありません。
抜け毛を防ぐためには元々のTSの量を減らすのではなく、TSからDHTへの変換をいかに止めるかがポイントとなるのです。
そこで注目されるのが、変換にかかわる酵素「5α-リダクターゼ」です。この酵素の働きをいかに止めるかが、抜け毛の抑制につながるのです。
そして、5α-リダクターゼの働きを止める効果のある薬こそが、AGA治療薬である「フィナステリド」と「デュタステリド」です。
つまり、AGAには明確な専門治療薬がすでに存在するのです。
マグネシウム秀
ところが、フィナステリドやデュタステリドが効かない人も大勢います。なぜでしょうか?
その答えはステップ2へ進んでください。