機能性成分とは何のこと?【健康美容に役立つ14種類の栄養成分】

機能性成分は健康や美容に役立つ栄養成分のことで、2015年4月から表示するものとして次のような14種類の成分があります。n-3系脂肪酸、ブルーベリー、ルテイン、大麦由来βーグルカン、ノコギリヤシ、セレン、コエンザイムQ10、グルコサミン、イチョウ葉エキス、にんにく、パン酵母由来βーグルカン、ラクトフェリン、分岐鎖アミノ酸、ヒアルロン酸などです。

n-3系脂肪酸にはDHAやEPAなどがあって、DHAはイワシやマグロなどの魚の脂肪に含まれている頭が良くなる成分です。EPAはイクラやウナギなどに多く含まれている炎症に効果的な成分です。DHAにもEPAにも心臓病のリスクを低下させる効果があります。ブルーベリーは目に良いことでよく知られていますよね。特にビルベリーはブルーベリーの中でももっともアントシアニンの含まれている品質です。眼精疲労やドライアイだけではなく、目の病気を予防するのにも良いと言われています。

ルテインはほうれん草やブロッコリーなどに含まれている成分で、光による酸化ストレスを和らげる効果があるようです。大麦由来βーグルカンは水溶性の食物繊維で、血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。

ノコギリヤシは前立腺肥大の改善に効果が期待できる成分で、酵素「5αーリダクターゼ」を抑制することから男性型脱毛症の改善にも効果が期待できるようです。セレンは魚介類やネギなどに豊富に含まれていて、体内に出来た過酸化脂質を分解してくれます。コエンザイムQ10は鯖や牛肉などに含まれていて、美肌、高血圧の予防などの効果が期待できます。

グルコサミンはエビやカニの甲羅に含まれていて関節の動きをスムーズにしてくれます。イチョウ葉エキスはフラボノイドが多く含まれていて脳の血行を良くしてくれます。にんにくは抗菌作用や抗酸化作用を発揮します。パン酵母由来βーグルカンは、心臓病の予防に効果的な食物繊維です。

ラクトフェリンは免疫機能を高めたり腸内の有用菌の働きを高めてくれます。分岐鎖アミノ酸はバリン・ロイシン・イソロイシンの総称です。運動する際に使われるアミノ酸です。ヒアルロン酸は保湿性や美肌効果で知られる成分です。

このように機能性成分には実に色々なタイプのものがあります。出来ることなら食事で必要な成分を摂取したいところですが、食事で必ずしも必要な栄養素を補えきれるとは限りません。こんな場合には機能性成分に頼るのも良いかも知れませんね。


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