「税務調査で税務署寄りの対応をされた」「申告の直前に納税額を教えられ、資金集めに困った」など

税理士選びを失敗すると、本業に注ぐためのお金や時間が使われてしまうことがあります。

良い税理士とは、どのような税理士で、どのように探したら良いのでしょうか。

優秀で良い税理士とは

良い税理士かどうかのポイントは3つあります。

1つ目は、説明がわかりやすいことです。

良い税理士は、複雑な税金に関わる制度や財務状況について、社長の理解度に応じて、専門用語を他のわかりやすい言葉に置き換えたり、説明するための資料を工夫しています。

2つ目は、レスポンスが速いことです。

社長から直接電話が来るときは、急ぎで重要な要件がほとんどであるため、良い税理士は、できる限り最初のレスポンスは速くしています。ただし、複雑な内容はその場で答えることができないため、回答できる日を伝え、適宜連絡をとります。

3つ目は、社長のパートナーになってくれることです。

社長は、会社の経営に関しては、利害関係などがあるため、相談できる相手が少ないことが多いですが、良い税理士は、月次で業績を把握し、得意な業界以外の情報収集もしているため、良き相談相手となってくれます。

課題解決のために、社長と話して解決方法を探るほか、同業・他業界のお客様を紹介したり、弁護士や社会保険労務士などの他の専門家を紹介することもあります。

税理士の探し方

税理士を探す方法は4つあります。

1つ目は、知り合いに税理士を紹介してもらう方法です。

この方法は、一番ポピュラーで、知り合いを仲介することでお互いの身元保証になりますが、相性や何かがあって税理士を変えたい場合に、変えにくいデメリットがあります。

2つ目は、銀行に紹介してもらう方法です。多くの銀行は業務提携や相談業務などで取引関係のある税理士がいますが、必ずしもその税理士が自分に合った良い税理士とは限りません。

3つ目は、インターネットで探す方法です。検索する場合は、「税理士 梅田」など特定の地域で絞ったり、「税理士 建設業」など業種で絞り、気になるいくつかの税理士事務所に連絡し、実際に会ってみると良いでしょう。

4つ目は、税理士ドットコム等の税理士紹介サイトを使う方法です。この方法では、仲介者がいるので、飲食業界に詳しい税理士などといった希望条件を詳しく伝えた上で、条件に合う税理士を紹介してもらうことができます。そのため、希望の条件に合致した税理士を紹介してもらえる可能背が高いです。

もちろん、税理士紹介サイトを利用することで税理士側に成約時に仲介料が発生するため、顧問料を高めに提示されることもありますが、仲介者がいるためトラブルも起こりにくく、希望の条件の税理士と契約することができます。

参考:税理士紹介サイトの仕組、特徴について ~税理士ドットコムの評判~

税理士を決める時に確認しておくポイント

実際に税理士を決める際に確認しておくポイントが2つあります。1つ目は、相性です。どんなに良い税理士でも、自分と相性が合わない場合は、お互いに仕事が上手く進みません。

長く、深く付き合うことになる場合が多い税理士は、相性を一番大事にすることが重要です。2つ目は、どこまでのサービスをお願いするかです。税務申告だけでなく、経理指導・経営計画策定支援・資金繰り対策・法人成りなど、税理士が提供するサービスは幅広いため、何をお願いするかを決めることが大切です。

それにより料金も異なるため、予算を考慮して決めるのが良いでしょう。また、料金については、明確な料金体系がある税理士事務所ですと、少し相談しただけで別料金を取られたというようなトラブルを防ぐことができます。

良い税理士は、社長と毎月打ち合わせを行い、直近や将来の経営について社長から聞き取りをするため、経営計画や経営方針に合った、人材投資・設備投資の優遇税制や資金繰り対策などを先駆けて提案していくので、業績に与える影響も少なくありません。本業に専念し、事業を継続・発展させるためにも、良い税理士を見つけることが重要です。

関連記事:税理士費用ってどのくらいかかるの?税理士顧問料の相場について

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税務は非常に複雑で多岐にわたります。

税理士一人一人の専門分野は異なりますので、税理士選びは非常に重要です。

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