アニマストラスはうさぎに効果的なサプリメント!~犬猫ペットや人間にも使える~

うさぎを健康に長生きさせるには、サプリメントの活用も考えてみましょう。

中でもアニマストラスというサプリメントが、うさぎ飼いさんの間で絶賛されています!

使い勝手の良さ、効果の高さ、安全性などをご紹介していきます。サンプルをいただいたので、使ってみた体験談もご紹介します。

うさぎに与えるサプリメント選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

アニマストラスとは?

うさぎに良いサプリメントは何だろう?と探していた私が偶然見つけたのが、うさぎ専門店「Rabbit ruru」主催のサプリメントお勉強会でした。

Rabbit ruruさんはうさぎに真摯に向き合った専門店。うさぎをただの商品として販売せず、新しい家族のもとで幸せに生きていけるようにサポートしたり、色んな企画をしています。

そんなお店がわざわざ企業の担当者さんを呼んでまで勉強会を開いてくれたのが、アニマストラスというサプリメントです。

>>『アニマストラス』詳細へ

今まで知らなかったのですが、うさぎ愛好家の間ではかなり評判が良い、有名なサプリメントなんだとか。

もとはスイスで50年以上売られているロングセラー商品「ビオストラス」という人間用サプリメントを、ペット用に改良したのがアニマストラスです。といっても違いは甘さのみで、人間用のほうが甘くなっています。

アニマストラスを摂取すると、以下のような効果が期待できます。

  • 毛ヅヤが良くなる
  • 消化吸収を良くする
  • 免疫力がアップする
  • 精神的に安定する

うさぎ専門店の店長さんが看板うさぎに長年使い続けたところ、毛ヅヤが良くなり、高齢うさぎには見えないほど若々しい姿を見せてくれるようになったそうです。

アニマストラスはバランス良く多くの栄養が含まれているため、不足する栄養や一部だけとり過ぎる栄養というものがありません。

消化吸収には健康な内臓とエネルギーが必要です。多くの栄養をまんべんなく摂取すると腸内環境も整い、活性化した腸内細菌によって消化吸収が良くなります。

うさぎちゃんはとくに腸が細くて長いため、しっかり健康に活動してくれるように整えてあげなくてはなりません。

栄養吸収できるほど健康な腸であれば、毛玉の排出率もアップします。

バランスの良い栄養が免疫細胞であるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化。体の免疫力そのものをアップさせてくれます。

エビデンス(科学的根拠や証拠)として公式表記できるほどのデータ量には届いていませんが、獣医師が2匹の犬に与えたところ、がん予防の効果(がんの元となる細胞の減少)が見られたとも報告されています。

(正式なエビデンスとして扱うには100匹や1000匹単位のデータが必要なので、公式発表するには大企業や研究チームによる調査がなくては難しいのが事情です。効果が怪しいというわけではないですよ!)

免疫力をアップしてくれるので、病気に対する抵抗力を上げてくれます。免疫力低下は心の不調にもつながります。

逆に言えば、免疫力を上げて体調を正常に戻せば、精神的にも安定するのです。

実際、アニマストラスは馬のうつ病を改善した例もあり、犬や猫、うさぎだけでなく、体の大きな動物にも効果を発揮することが分かりました。

アニマストラスがうさぎに良い理由~天然ハーブ由来で安心の素材~

アニマストラスがうさぎに良い理由は、天然ハーブ由来で添加物を一切使っていないことにあります。

うさぎ専門店のオリジナルおやつや、うさぎ用サプリメント、うさぎ用ケア用品を見ると分かるように、うさぎとハーブは相性が良いのです。(すべてのハーブがうさぎに安全というわけではないですが)

一種類のハーブや野菜だけをたくさん与えると栄養が偏ったり、生ものだとお腹を冷やしたりしてしまいます。

うさぎに長生きしてもらうには、主食の牧草だけでは足りない栄養をペレットで補うように、ハーブやサプリメントで栄養バランスを整えることも大切です。

アニマストラスは60種類以上のハーブから作られた酵母です。人間用と同じ衛生管理で、同じ高品質の原材料を使って作られているため、人間が飲んでも安全です。

  • βグルカン
  • 核酸
  • ビタミン
  • コエンザイムQ10

など、複数の栄養を含んでいるアニマストラスは、サプリメント選びで悩んでいる方も始めやすいのが特徴です。

たとえばβグルカンが免疫力をアップさせる鍵となる成分で、単独でもサプリメントが販売されています。

そこにビタミンやコエンザイムQ10、核酸といった体を作るのに欠かせない栄養もプラスできるのがアニマストラスです。

お腹に良いもの、毛ヅヤに良いもの、目的ははっきりしているのに、イマイチどのサプリメントが良いのか分かりにくい飼い主さんも多いはず。

とりあえず、のつもりでアニマストラスを試してみてはいかがでしょうか。

うさぎにサプリメントは必要?

これは私個人の考えも含まれるのですが、うさぎにサプリメントは「100%必要ではないけれど、比較的安心して与えられるおかず」のようなものだと思ってください。

主食だけでも十分だけれど、おかずがあると栄養バランスがさらに整います。品質や内容物さえチェックしてきちんと選んで与えれば、毛球症対策や毛ヅヤや関節の老化をゆるやかにしてくれます。

それまでサプリメントなんて考えたこともなかったような飼い主さんが、うさぎが高齢になるとサプリメントの重要性を実感するようになります。

ペースト状のものや歯ごたえのあるものだと、おやつ感覚で与えられます。小麦粉たっぷりのおやつをあげるより、健康的で安心して食べさせてあげられるのがメリットです。

アニマストラスは顆粒タイプとリキッドタイプがあり、好きなほうを選べます。基本的には同じ効果なのですが、メーカーさんによると、吸収率は生もののリキッドタイプのほうが少し高いそうです。

注意したいのは、リキッドタイプの与え方です。無添加や人工防腐剤不使用を実現するためにアルコールや糖分が多く配合されています。アニマストラスを原液のままジュース代わりに与えるのは、おすすめできません。

アルコール度数は約3%。ネット上を探すと、そのまま舐めている犬の様子を紹介しているブログもありますが、体の小さなうさぎにはちょっと心配になってしまいます。

薄めて与えましょう、とありますが、アルコールを揮発させるために容器から出してしばらく置いておくと安心です。

ペレットにふりかけて冷蔵庫にひと晩入れておくと、アルコールが揮発してペレットの硬さも元どおりに戻るので、おすすめです。

アニマストラスを試してみました!~使い方や効果をレビュー~

お勉強会でアニマストラスのサンプルをいただいたので、さっそく我が家の愛兎、さっちゃんにあげてみることにしました。

いただいたサンプルは、アニマストラス取扱店でも配布されているミニサンプルと、講習会や説明会に出席するともらえるちょっと大きめのミニボトルです。

中身はどっちも一緒。

ニオイはかなり強烈です。何と言うか、こう、「濃厚!」という感じ。醤油を煮詰めたニオイだとか、腐ったバナナだとか、色んな感想があるみたいですね。

人間も食べられるとのことなので、まずは自分で舐めてみました。

味は液体プルーン(ミ○プルーンみたいな)に近い感じで、食べられなくはないな、と思いました。ただ、本当にニオイが強烈なので、口に入れるまでが辛いです。

舐めてるときは気にならないんですが、ボトルのフタを開けただけでも濃厚なニオイがするし、スプーンで口に運ぶまでも匂ってくるので、味が問題なくてもニオイが気になる人は多いかもしれません。

そんなアニマストラスを、いよいよ愛兎さっちゃんへあげてみます!

小さじ2分の1程度の量をお皿に出してみて、うさんぽ中のさっちゃんへ。お腹がすいたアピールをしていたときだったので、すぐさま「ご飯だ!」と駆けてきたさっちゃん、お皿へ顔を近づけていきます。

「・・・・・・?」

いつもと違うニオイに、不思議そうな顔をしていました。ギャッと後ずさりはしていないので、うさぎにとってはニオイは問題ないようです。この量でも私にとってはかなり匂うんですが。

ニオイを嗅いではちょっと考えて、またニオイを嗅いで。と食べずに様子を探り続けています。

ペレットを上にかけてみたところ、「パクッ」と!やっと食べた、と思ったら、どうやらアニマストラスがついていない部分のペレットだけを食べているようです。

しばらく置いてみましたが、アニマストラスをつけているところは、なかなか食べず。何もついていないペレットを食べてからしばらく経って、もうアニマストラスつきのしか残っていない段階になってようやく食べ始めました。

味自体には不満はないようで、口に入れたらいつもどおりコリコリ音を立てながら食べてくれます。

牧草のロットが変わって香りが違うものになっただけでしばらく警戒して食べようとしない子なので、もしかしたらニオイの違いに戸惑っていただけなのかもしれません。

最近ハマっているらしい乾燥桑の葉にも少しつけてあげてみました。アニマストラスをつけている部分は避けて別のところから食べ始めましたが、最後にはアニマストラスがついている部分も食べました。

味もニオイも嫌いではないけれど、いつもと違うニオイのする食べ物は警戒して食べにくい。というのが我が家の子の感想のようです。

うさぎがアニマストラスを食べないときの対処法

警戒心の強いうさぎちゃんの場合、嫌いなニオイではなくても、知らないニオイというだけでアニマストラスを嫌がることがあります。(我が家のさっちゃんが、まさにそうでした)

そんなときは、ニオイが抑え目で与えやすい顆粒タイプのアニマストラスを試してみましょう。

エサにふりかけて与えるだけなので、液体より扱いやすいです。

とくにネザーランドドワーフは警戒心が強いので、最初のうちはアニマストラスを食べない可能性が高いです。我が家のさっちゃんもネザーランドで警戒心が強く、新しい食べ物はおやつでも最初のうちは食べません。

が、しばらく置いておくと意外にも全部食べきっていたりすることもあります。うちも朝あげたものをお昼頃に食べ終わり、お皿に残ったアニマストラスも舐めていました。

液体タイプのアニマストラスも2~3日与え続けてみると口にするかもしれませんよ!

時間を置いてアルコールを揮発させてから与えると、警戒なく食べてくれる子もいます。

☆アニマストラスの液体タイプと顆粒タイプの比較表

それぞれの特徴を表にしてまとめてみました!参考になると嬉しいです。

アニマストラス メーカー:日本ビーエフ
5,400円(税込み)

内容量:250ml(Lサイズ)
1日の目安量:小さじ2分の1(0.25ml)
アルコール:あり(微量)
におい:濃厚(たまり醤油を煮詰めた感じ)
コスパ:1回あたりの量が少ないので◎

特徴・メリットデメリット:
液体タイプでペレットにふりかけて、染みこませて食べさせることができます。顆粒タイプのようにお皿の底にアニマストラスだけが残るという心配がないです。デメリットは、強烈なにおい(うさぎは平気みたい)と、微量ながらアルコールがあること。気になる方は顆粒タイプがおすすめ。

 

アニマストラス (顆粒) メーカー:日本ビーエフ
4,784円(税込み)

内容量:100g
1日の目安量:1g
アルコール:なし
におい:液体よりは薄い(気にならない程度)
コスパ:液体ほどじゃないけど良い。○

特徴・メリットデメリット:
ペレットや野菜、おやつにふりかけて使うタイプ。液体と違ってアルコールの心配がないので、こちらの顆粒タイプを使ううさぎ飼いさんは多いです。液体じゃない分、においも控え目。デメリットはお皿の底に顆粒だけ溜まって残ってしまうことがある点。

まとめ

アニマストラスのデメリットはちょっと高価なところ。とはいえ、うさぎちゃん相手だと小さじ2分の1杯程度で済むので、結構長持ちします。

一度買ったらしばらく購入しなくて良いと考えると、その他のサプリメントを購入するのと大差ないですよ。

うさぎちゃんに何かサプリメントを与えたい。もっと栄養を摂らせてあげたい。そんな飼い主さんは、うさぎ専門店でも多く取り扱われているアニマストラスを試してみてはいかがでしょうか。

我が家のさっちゃんの場合、最初は不思議がって食べてくれませんでしたが、最終的に液体タイプのアニマストラスのほうが気に入ったようです。お皿についた分まで舐めていました。

量を考えると液体タイプのほうが多く、長持ちするので、口に合うようなら液体タイプのほうが経済的です。ただし、アルコール3%のため、1回分をお皿に出してしばらく置き、アルコールを揮発させてから与えましょう。

また、糖分もあるので、与えすぎには要注意。糖分やアルコールが気になる子は、控え目になった顆粒タイプのほうが断然おすすめです。

サンプルでも両方をもらえるので、サンプルをもらえる機会があったら、ぜひ両方を試してみてください!

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