忙しくて勉強時間がない人向けの英語学習方法 ~時間を作るコツとおすすめアプリ~

「英語の勉強をしたいけど時間がない!」

という声をよく聞きますので、今回は、まず「どうやって時間を作るのか?」から始めて、

時間がないときにどうやって勉強するのが良いのかについて、個人的な経験を踏まえながら、いくつか勉強法を紹介します。

まずは時間を作る努力を(お説教)

会話(話して聞く)の能力向上のためには、頭で文章構造を理解することに加え、口の筋肉と耳がその言葉に慣れることが重要です。

→話す訓練ー「筋トレ」と同じー

そのためには、地道な訓練(何も見ずに暗唱できるようにしたり、必死で英語を聞き取ってみたり)が必要ですので、必然的に一定程度の累積学習時間は必要となります。

なので、時間がない人は、まず時間を作ることから始めるべきです。

「そんな説教、おまえにされたくねー!」というご意見はごもっともです(笑)。

最初からお説教ですいません・・・ですが、累積勉強時間がものをいう語学学習において、勉強時間を確保することは重要ですので、まず言わせてもらいました。

ここで時間を作るための方法を一つご紹介します。

それは、一日の行動をメモするという方法です。

やり方は簡単で、自分の一日の行動内容と、それに費やした時間をメモ帳かスマホのメモ帳に記録するだけです。

平日の場合、仕事をしている時間や通勤時間を削るのが難しいとすると、勉強にあてる時間は、仕事が終わってから寝るまでの時間が対象になると思いますので、そこを中心に記録してみましょう。

やってみると、自分がどんな風に時間を費やしていたのか一目瞭然となり、たとえば「俺(わたし)、こんなにYou Tube見てたんだ・・・」と、がく然としたりします。

ただ、ここで重要なのは、自分の楽しい時間の全てを削り取って勉強にあてることではなく、テレビやネットサーフィンしている時間を管理することにあります。

つまり、行動と時間のメモにより、いつも1時間半ぐらいテレビを見ているのがわかれば、1時間だけテレビ見て30分だけ勉強するという風に、生活スタイルを変えれるように管理を行うということです。

そんなにストイックなことできない!と思われる方もいらっしゃると思います。

ですが、やはり人間は視覚化されると冷静に分析がしやすくなるようで、「行動と時間の記録による視覚化」によって自分の行動を冷静に分析し、行動がある程度管理できるようになります。

是非一度、トライしてみてください!

時間がない人向けの勉強法(やっと本題)

と、ここまでお説教した上で、ようやく本題の「時間がない人向けの勉強法」についてです。

いくら時間がない人でも、多少の隙間時間はあると思いますので、隙間時間でできる勉強法を中心にご紹介したいと思います。

おすすめ① 携帯アプリ「Real 英会話」を活用する

以前、他の記事でもおすすめした携帯アプリです。

フレーズ自体もネイティブが使うような本当に使えるものが多いうえに、フレーズ単位で学習できるので、1フレーズだけなら、ものの5分以下で確認できます。

まさに隙間時間の学習にはピッタリです。

Real英会話の特徴や勉強法について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

→「Real英会話」の特徴、勉強法~隙間時間もアプリで学習~

おすすめ② 自分で勝手に英作文

これは頭の中に浮かんだ独り言を英文にしてみる、という方法です。

例えば、「あー、お腹減ったなー」とか、「今日は20時までにクリーニング取りにいかなきゃ」とか、日々の生活の中で、みんな頭の中で独り言をつぶやいています。

それをスマホのメモ帳か何かに英文化してみる、という方法です。

特にテキストも不要ですし、独り言の一文だけを英文にするなら、単語を調べたとしても15分もかからないはずです。

始めるにあたって重要なのは、正しい英文かどうかはいったん気にしない、ということです。

それが正しい英文かどうかまで調べると、それはそれで時間がかかります。

なので、時間がない場合は、まずは自分の独り言を英文化してみてスマホか何かに保存することを繰り返し、後で見直すという方法をおすすめします。

おすすめ③ 口だけパクパク動かす(口パク)

こちらは、特に通勤時間が長めの人に対しておすすめの方法です。

通勤時間が長めの人は、その間に英語を聞いたり、英文を読んだり、文法を調べたりされている方が多いと思います。

ただ、これだけでは話す能力が伸びないので、何とかならんものか・・・と考えた結果、私が考えた方法が、この「口パク」です。

やり方は、ご想像の通り、声に出したい英文を、声に出さず口だけ動かすというものです。

「それ意味あんの?」という声が聞こえてきそうですが(笑)、語学は筋トレですので、口の筋肉を動かすことも重要です。

→話す訓練ー「筋トレ」と同じー

そういう意味で、この口パクは、口だけは動かせるという利点があります。

また、感覚的な意見で申し訳ないですが、口だけでも動かしていると、脳も話している気になり、何もしないよりは話すトレーニングになるのではないかと思っています。科学的根拠はないでので、あくまで私見ですが・・・。

ただ、最初は周囲の人の目線がとても気になりますし、下手したら変な人扱いされるリスクもあります・・・。

私の場合は、田舎の沿線での通勤なので人も少なく特に誰からも見られませんが、首都圏ではアブないかもしれません。

ということで、この口パクは積極的におすすめはしないものの、個人的にはそれなりに効果があるとは思っています。

気になる方はトライしてみてください・・・。

まずは時間を作ることから

いくつか時間がない人向けの勉強法をご紹介しましたが、やはり重要なのは、「勉強時間を作ること」にあります。

「日々の継続が大事」ということは何にでもあてはまりますが、こと繰り返しの訓練が必要な語学学習においては、この日々の継続は本当に大事です。

10分でも構いません。「英語に浸す」時間を毎日作っていければ、ゆっくりではあっても、着実に脳と口と耳は英語に慣れていきます。

時間がない中でも、是非、毎日の学習を続けてみてください。

きっと効果は出ます!










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