最初は効果を感じてもだんだん効果を感じなくなる化粧品もある？

見本品やトライアルセットを使用して、「この化粧品なら長く使っていけそう。」と言うくらいの効果に満足して本格的な購入に踏み切る方は多いでしょう。

ところが、実際に使用してみると、最初は大きな効果を実感できたはずなのに、使用していくうちにだんだんと効果を発揮しなくなるなんて言うことはありませんか。気のせいだと思ってスルーする方もいるかも知れませんが、使用するうちに効果が落ちることは決して気のせいではありません。

では、こんなことにならないためには、一体どのように化粧品を選択したら良いのでしょうか。

化粧品の成分を確認

まずは、化粧品の成分をよく確認してみましょう。化学成分は配合されていませんか。

例えば、クレンジングなら合成界面活性剤、化粧水なら石油系ミネラル、美容クリームなら合成ポリマーが使用されていることがあります。いずれの化学成分も目的を果たすための成分として使われているものの、実際には肌を刺激することがあります。こんな化粧品を長期間使用し続けていては、どんどん肌はボロボロになって最終的には肌荒れを引き起こす可能性があります。

もちろん、化学成分の使われている化粧品が、全くもって良くないと言う訳ではありません。正しい使用方法を心掛けること、使用頻度を考えることなど賢く利用するのがベストです。

生理周期の影響

それから、化粧品の効果が感じられなくなるのは、もしかしたら生理周期が関係しているのかも知れません。生理がスタートしてから排卵日までの２週間はエストロゲンが多く分泌されて、比較的肌のバランスを保ちやすい時期です。

そして、排卵日から生理がスタートするまでの２週間はプロゲステロンが多く分泌されて、肌のバランスを崩しやすい時期です。ホルモンバランスによっては、プロゲステロンの影響が肌に表れやすくなる方もいます。特に寝不足や偏食で生活が乱れていたり、ストレスや疲労が溜まっていたりする方は、十分に気を付けて方が良いでしょう。少しでも刺激の少ない化粧品を選ぶだけではなく、生活自体も見直すべきです。

落ちにくいメイクについて

この他、最近はウォータープルーフや落ちにくいメイクが人気ですよね。ただ、落ちにくいと言うことは、夜寝る前の洗顔の際にメイクの成分を残した状態になってしまう可能性があることも理解しておかなければいけません。１日のメイクをその日のうちに落とせないでいると、なんと１０日間も肌が老けてしまうそうです。出来るだけナチュラルメイクを心掛けること、メイクにあったクレンジングや洗顔料を使用しましょう。